シンヤマンガ
「本棚を見ればその人がわかる」みたいな言葉があると思うんだけど、僕もいろいろなマンガからインスピを得て形成されている部分が多いと思う。
シンヤマンからオススメされたマンガは面白い。
『サンクチュアリ』『へうげもの』『ああ播磨灘』
そのほかにも多く薦められ読んだが、どれも面白く、あえてこの3作品に絞った(『美味しんぼ』に関しては、必読書なので今回、取り上げることはしなかった)。
『サンクチュアリ』は政界と裏社会の話だ。
僕は渡海さんに痺れた。
痺れ過ぎて、あの頃「刺せオラ〜〜〜!」や「股ぁ広げて待ってらあ」と言っていた(35歳にしてマンガの台詞を嬉々として喋るの、どうよ)。
当時、ぶんくん(ビヨンドコーヒー)とコーヒー豆やチョコのやり取りをする際に納品していたのだが、続き見たさに納品の頻度が高くなり、1冊ずつでは満足いかないという催促が来るほどだったし、取材がきた冊子の裏表紙にサンクチュアリがチョイスされる程、好きなマンガだ。
『へうげもの』は一笑とワビサビをテーマにした数寄者の戦国絵巻だ。
織田、豊臣、徳川の時代を駆け抜けた古田織部の物語。
コミカルかつ豪快に数寄や美徳を主軸に戦乱の世が絶妙なバランスで描かれた爽快な歴史漫画。
僕は、泣いたね。
ネタバレになるからどこでとは言わないけど。
自分が読みたくて、僕はシンヤマンの誕生日に全巻プレゼントした(そして、本人が読む前に1番に借りた下衆)。
『ああ播磨灘』は圧倒的に強い横綱が題材の相撲漫画だ。
弱い人が強くなっていくスポーツ漫画が王道だとして、播磨灘は敵無し状態の横綱の話、まさに邪道。「負けたら相撲を辞める」そんな展開なんだけど、いやあ、その圧倒的強さが痛快で、ワクワクする。
強さっていいよね。
何を隠そう、播磨地方は僕の出身地でもあり播磨灘が播磨弁を使うのも、僕にとってプラス要素だね(「ダボ〜〜〜」とか「ちゃうんけ」とか、まあ汚い言葉って言われているんだけど播磨灘にぴったり、誇らしい気持ちになった)。
ウシチョコの控え室には漫画が並んでいる。
そして歯抜けになった巻があれば大抵やっさんが犯人にされていた。
僕のオススメは
『ピアノの森』『答えは3つ』『超獣ギーガー』
『ピアノの森』はみんなから絶賛され(オライビアイさんも好きらしく「アツシと同じ趣味なのは嫌だから好きって言うのやめる!」って言われた)。
『答えは3つ』はシンヤマンにハマらず嬉々として貸して3年くらい貸したままに。
『ギーガー』は店に置いていて「めっちゃ気に入った」という人がいたのであげた(高校時代から持っていた漫画、なんかノリであげちゃったよ)。
やっさんは結構、裏社会的な漫画が好きで当時から『ファブル』面白いって言っていた。難しい系のやつも、面白いのを教えてくれた。
まころんはオールジャンルいける、だから「イチバンを教えてくれ!」と期待していて全巻揃えてくれたのが『花の慶次』。
これが、とにかく誰にもハマらなかった。『サンクチュアリ』とは逆で、ページをめくる手が止まっちゃうのでなかなか巻が進まない。
「どこまで読んだ?」「ごめん、まだ、ここ」
こんなやり取りが幾度となく繰り広げられ、ある種、話題になった。
1話だけ、めちゃくちゃ面白い回があるんだけど、それがどの回かわかる人がいれば、お話ししたいと思うが、今から、わざわざ読まなくていいよ。
読んで欲しい漫画、いっぱいあるから。
「本棚を見ればその人がわかる」
まころんだけは、謎が深まっただけだった。
最近、映画を本棚に本を並べられるサイトを見つけて、楽しんでいる。
Filmarks(フィルマークス)というサイト。
ミスターピエロ でユーザー登録しているので、是非チェックして欲しい(現在フォロワーゼロだよ)。
https://filmarks.com/users/mr_p_ero
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