プログラミングを始めたい人はWebアプリケーション作成を目標に勉強したほうがいい
※この記事では技術的に深い話はしません。
プログラミング始めてみたいけど何すればいいか分からない人向けです。
Q.なんでWebアプリケーション?
A.現代的なプログラミング手法や必要な知識が自然に身につく上に、作例やQ&Aも多く、閲覧環境を選ばないから。
プログラミングで挫折する話はよく聞くけど、何故挫折するかというと「何が作れるのかイメージが湧かない」という事が大きいと思います。
大学生でC言語を学んだ人の大半がC言語を忘れてしまうのは、C言語で何ができて何が作れるのかがイメージしづらいという例です。
https://qiita.com/Tommy_/items/bedc86bfcf7926d15f0e
だからプログラミングを学習するには「学習のゴール=成果物」を意識すると効率よく学ぶ事ができる。
そこで成果物としてお勧めするのがRuby on Railsを利用したWebアプリケーション。この制作を通じて得られることは下記の通りです。
Gitを活用したバージョン管理の手法
Ruby言語によるオブジェクト指向やDRYの原則の理解
Webフレームワークの使い方
フロントエンド周りの知識
UI/UX周りへの意識
基礎的なデータベースの知識
Webセキュリティと対策
デプロイ用の設定
インフラ知識
これらの知識や技術は「ちょっとこんなサービス作ってみたい」と思った時の個人開発だったり、転職してエンジニアとして活躍する場合のスキルとしても非常に有効になります。
また、広い範囲の領域に触れるので、必然的に自分がどの分野に深い関心があるのか気付くことができ、その分野を深めていけば「強み」として活かして行くことも可能にもなります。
ここで何故RubyとRuby on Railsを勧めるかというと下記の理由からです。
Ruby言語の文法が簡素で読みやすい
Railsチュートリアルという強力な学習コンテンツ
個人、企業共に採用例が非常に多い
歴史があり、情報の蓄積が充分で詰まりにくい
特に「情報の蓄積が充分で詰まりにくい」というのは右も左も分からない初心者には心強く、挫折しにくいでしょう。
学習の順序としては、ブラウザ上で学習できるProgate
でRubyとRuby on Railsコースを学習
→Macもしくは仮想環境上のLinux(Ubuntu)で環境構築
→Railsチュートリアルと並行してWebアプリケーション作成
をお勧めします。
そして制作と並行してQiitaとはてなブックマークのテクノロジーカテゴリーで情報収集を行い、業界全体のトレンドや自分の興味を把握すると、「次にどんなことを身に付けたいか」というイメージが湧きます。
時に何度もエラーメッセージに遭遇して投げ出したくなる時も有りますが、エラーメッセージは貴方の敵ではありません。しっかりとエラーの理由を読めば貴方の味方である事がわかります。
Webアプリケーション作成の道は決して平坦ではありませんが、楽しいものです。少なくとも僕はそう思います。
参考
完全SIer脱出マニュアル
https://booth.pm/ja/items/1038004
ITエンジニアになるための具体的な方法について解説します。
https://youtube.com/watch?v=wZpRkEAhjew
Progate
Ruby on Rails チュートリアル
https://railstutorial.jp/
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