メンタンピンについて 語ります。



こんにちは、ミスターです。
麻雀 ルールを覚えたら初心者 から読んで頂いてる方はどうもありがとうございます。
今回は少し、深く掘り下げた話をします。その前に復習です。


前回紹介した役は
・立直 (リーチ)
・面前自摸 (メンゼンツモ)
・役牌 (ヤクハイ)
・断幺九 (タンヤオ)
・平和 (ピンフ)

でしたね。どうでしょうか?役牌をポンしたり、聴牌してから、攻撃的に立直をするか、面前自摸を静かに待つか、

鳴きまくって断幺九で上がったり、まずは基礎、平和をやってみようかなとか、色々出来ることの幅が増えたと思います。

【麻雀は1つ1つの積み重ねが大切】なのです。


例えばの話。
断幺九で和了を目指すにしても、マンズ、ソーズ、ピンズ、最初から面子が出来ていてやり易い場面もあれば、バラバラで少しずつコツコツと集めるしかない場面など、様々です。

最初から難しい事をやれるほど、麻雀は簡単ではありませんが、1つ1つの積み重ねが、あなたの打ち筋やスタイル、戦略、思考を生み出してくれます。

【十人十色】まさに相応しい言葉ですね。


さて、前回の最後
【メンタンピンはどの役から構成されているか?】
という問題を出しました。

私ミスター、

基本は立直をしたくて、
断幺九が好きで、
順子(じゅんこ)を愛しているのですが、

4面子すべて順子で構成される役がありましたね。
そう【平和】です。

メンタンピンというのは
【立直、断幺九、平和の3つ役で構成される名称】
なのです。

立直(メン)、断幺九(タン)、平和(ピン)
です。


メンタンピンは麻雀の王道と言われたりします。
今回は、このメンタンピンについて、語ります。

画像3


【立直をすることで攻撃力が上がる】

立直をしたあとは、手牌を変えられないので、防御出来ないじゃん!となると思いますが、

立直をすることで増えるメリットがあります。そのメリットこそが攻撃力をあげる種になります。


①【翻数が増える】
例えば、メンタンピンの形でテンパイをしたとします。リーチをしなくても、断幺九、平和の確定役があるので、ツモでもロンでも和了はできます。

ツモ和了の場合
【面前自摸、断幺九、平和】計3翻

ロン和了の場合
【断幺九、平和】計2翻

これに立直があると、翻数が1増えますね。点数のことを省略しているので、細かい話はしませんが、【翻数が多いほど、和了の時の点数は高いです。】

防御出来なくなる変わりに、攻撃力が上がる。もちろん人によります。これが大正解という手段ではありません。手段の1つ、です。


②【立直をすることで裏ドラがつく】
これは運になりますが、少しの可能性でも、裏ドラがつくことに期待してもいいと思います。和了時にドラが1つあれば、翻数が増えますからね。

ただし、手元にドラがたくさんあってリーチしなくても、高い点数になる時はリーチをしないでいることもありです。これも臨機応変にですね。


③【立直は他の人へのプレッシャー】
例えば、自分が1番乗りで立直をして、他の人の手がまだ整ってなかった場合、他の人はテンパイしてる人の待ち牌を捨てないように手を作る必要があります。

普通に作るより何倍も難しくなる為、手が整ってない人は勝負の土俵にすら立てません。要はやりづらくなるということです。

上手い人はそれをかいくぐって和了する時もありますが、普通はやりづらくなるものなのです。

画像2

( ´-` ).。oO(アカギ面白いですよね。)

私が思うリーチのメリットはおよそ3つ。(他にもあると思いますが、難しい話になるため割愛)

もちろん防御をすることがメリットになる場面もありますが、和了に向かいにくくなります。そこは臨機応変に、ですね。



【断幺九と平和は相性がいい】

立直に組み合わせる、断幺九と平和。
実はこの2つの役って、【親和性が高いです。】
何故か?


断幺九は1,9、字牌(幺九牌)以外の、2~8の牌(中張牌)のみで構成します。どういうことかと言うと、5に近づけていくんです。数字が真ん中になるほど、使える牌が増えるんですね。5に近づけていくことを【内に寄せる】とも言います。

そして、平和は順子のみで4面子作ることが条件でしたね。実は順子って【作りやすいんです。】

例として
ピンズの4を刻子にしたい時
→444の組み合わせ以外ないのでピンズの4以外は使えない牌とします。

ピンズの4を順子にしたい時
→234、345、456の組み合わせがあるので、使える牌が多いですよね?


そして、内に寄せていくほど、使える牌も増える。かなり理にかなってると思いませんか?これが断幺九と平和の親和性が高い理由です。4面子すべて順子を作るなら使える牌が多い方がいいよね、という話です。


【メンタンピンの真価】

4面子すべて順子+中張牌のみで作る

構成する為により多くの牌種が必要になりますが、【多くの牌種を使うことで裏ドラが乗りやすくなる。隠れた真価】だと思ってます。

画像1

上の画像だと、12種の牌。構成する牌種が多ければ多いほど良い。

圧倒的に他の役より裏ドラが乗りやすいです。
ということは、高い点数を見込める確率が高い。

例え話ですが、
通常のドラがいつも手元にある訳では無く、もしくは幺九牌(1,9、字牌)がドラになった時。

メンタンピンは既に3翻確定してますが、裏ドラが乗りやすいということは、無理にドラを使わなくても、【高い点を出せる可能性がある】ということです。


ドラは魅力的ですが、危険でもありますので。ただし、1,9どちらかがドラで、順子や塔子として手元にあったり、テンパイ時に待ち牌にできる時もあります。そんな時は、無理に断幺九を付けなくても良いと思います。これも臨機応変にですね。


さらに言うと、平和の条件に
【両面待ちであること】がありましたね。

テンパイ時に待てる牌が多いのは、かなり有利なのです。


立直の強み
断幺九を利便性
平和の順子構成や両面待ちの優位性

変に難しい役や、変則的な役を狙うよりも、手組の基礎的な力を鍛えられるとも思っています。



ただし、好きな役なので、あえて書きます。

【メンタンピンだけに固執しないでください】ドラもない、裏ドラもつかなければ、3翻なので強いかと聞かれたら微妙ですし、麻雀を勉強していくとわかって来ると思いますが、

【メンタンピンに更に複合できる役は、そんなに多くありません。】

頭を柔らかくて、色々な可能性の中から、最善だと思う選択をし続けることに重きを置くことが、1番麻雀を学べると思います。


今回の記事は
【名も無き打ち手の主観による話】なので、
鵜呑みにしないで欲しいです。
先にも書いたように
【十人十色】これが麻雀の魅力の1つでもあります。
その中の1つの色と、思っていただけたら恐縮であります。


今回は【メンタンピンについて】
私ミスターの不完全な考えの元
この役の魅力を一生懸命語らせて頂きました。

最後まで、もし読んでいただけたのであれば、ちょびっと嬉しいです!


次回は、ちょっぴり楽しく頭を使っていただくような記事を書きたいと思っています。


閲覧いただき、ありがとうございました。

では。

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