え?ギターのFコードが押さえられない?いらんいらんw
今回はギターの話をします!
限りなく凡人な私でも今では日本語で会話するのと同じくらいでギターのコードは押さえられます!
知り合いとかから昔ギターをかじったとよくきくのですが、
「Fのコード難しくて挫折しちゃった!」とか「コード押さえても音が出なくて…」とかなって結局ギターやめちゃったみたいな話が出ます。
結局のところFコードっていうのは6弦ルートのFメジャーのバレーコードが押さえられない!と嘆いているワケなんですが、
いや、こんなことでギターやめるなんて…
もったいなすぎるでしょ!
車乗りたいけどミラーの調整とかシートの調整がうまくいかなくて運転を挫折しちゃった!といっているようなもんです。
そんなものはドライブとかで慣れていくうちにちょうどいい角度や調整位置がわかってくるものなので。
だからギターも同じでセーハでバレーコードを押さえるなんて今の時点でできることをやっていくうちに自然とできていくようになるものなので、のぼれない壁があるなら一旦引き返して緩い坂道を進んでいる間に気づいたら行き詰まった壁より高いところにいるのでご心配なく!
何より一番大事なのは “継続は力なり” が全てだということです!
では具体的にどんなことをすればいいのか。
この記事で解説していきますのでお悩みの方はどうぞお付き合いください。
それではいきましょう!
1.もうさ、初心者はパワーコードでよくね?
私自身ギターをはじめたての約半年か一年くらいの間はどの曲を弾くのも全てパワーコードでした(笑)
クラシックギターやフォークギターも触っていましたが、それすらもパワーコードで弾くという超絶荒技プレイをしていたものですw
もともとロック好きだったので当時ギターのセーハが苦手だった私はパワーコードでコードバッキングをするという状態で日々練習(?)をしていた頃があります。
パワーコードって要するに2音(ルート音と5度の音)のみが鳴っているものを指すのですが、これでも十分っちゃ十分です!
音楽をやるのに最初から難しいことをしようとせず、とりあえず「音が鳴っていて楽しい!」と思えば大勝利です!
私はギター(アコギ)を初めて触ったときにコードの概念すら分からず開放弦だけを一週間くらい鳴らして遊んでいましたが、それでも十分楽しめました(笑)
パワーコードは指2本が使えれば弾けますが、
もっと音に厚みを出したいなら人差し指と薬指に加えて、小指で1オクターブ上のルート音を押さえるとルート音、5度、オク上のルート音と合計3音鳴るので若干厚みが加わります!
ちなみに楽譜とかで “Omit3” と表記されていることがあります。
これが俗に言うパワーコードです。
コードをトライアドで考えたときに1度(ルート音)、3度、5度のうち3度の音がないよって意味なのでこう考えると分かりやすいですね。
2.音数的には3弦までなってればOK!
パワーコードに慣れてきたらちょっと難易度を上げてみましょう!
でもこの時点でまだセーハとかできなくていいです。
トライアドで3度の音を鳴らしたいだけならバレーコードは必要じゃありません。
例えばFコードなら、
6弦の1フレット(ルート音)を人差し指
5弦の3フレット(完全5度)を薬指
4弦の3フレット(オク上のルート音)を小指
3弦の2フレット(長3度)を中指
でそれぞれ押さえればトライアドの音が全て押さえられる状態になります!
バレーコードは1、2弦まで人差し指をセーハしますが、
上記の方法だと人差し指は指先で6弦を押さえるだけです。
極端に言えば指を立てていても押さえられます(笑)
これを応用して5弦ルートでも他のコードを押さえてみて下さい!
5弦ルートで上記の指使いだとマイナーコード(暗いコード)になるのでメジャーコード(明るいコード)にするなら薬指で2、3、4弦をセーハしなければならないのですが、これが難しいならメジャーコードは6弦ルート、マイナーコードは5弦ルートと最初のうちは分けてもいいです。
それと並行して6弦ルートでマイナーコードを押さえる練習と5弦ルートでメジャーコードを押さえる練習をしましょう!
ちなみに6弦ルートでマイナーコードを押さえるには3弦を人差し指の第2関節辺りで押さえなければならないので比較的に難易度は高めです。
どうしても押さえたいなら割と根気はいるので頑張って練習しましょう!
3.味が足りないなら簡易コードで代替せよ!
「6弦ルートだとCD音源やアンサンブルのときに音が埋もれちゃう!」って思うならバレーコードより簡単な簡易コードで代替しましょう!
Fコードでいうなら、
5弦の3フレット(完全5度)を薬指
4弦の3フレット(ルート音)を小指
3弦の2フレット(長3度)を中指
2弦の1フレット(完全5度)を人差し指
でそれぞれ押さえればこれもトライアドなのでコード成分としては十分ですね。
しかも押さえるのがとても簡単です。
いうなればCのメジャーコードを押さえるのと同じくらい簡単です!
厳密にいうとこの押さえ方は一番低い音がCになるのでF/Cというコードになりますが、これは予備知識なので覚えたい人は覚えてください。
上記の押さえ方なら2弦から5弦の音がなっているのでアンサンブルなどで他の楽器が入っても音が埋もれにくいです!
最大のメリットはベースギターと音がぶつかりにくいところですかね。
4.バレーコード押下のコツは人差し指を曲げろ!
さて、今までのことになれたなら最終局面としてバレーコードを練習してみましょう!
ぶっちゃけ慣れてしまえばバレーコードを押さえるなんて屁でもないです!
ていうかローコードのB7とかディミニッシュコードとか強敵もいるのでギターを上達させたいならバレーコードで挫折している場合ではありませんよ!
バレーコードを押さえるコツですが、
人差し指は曲げて押さえましょう!
バレーコードは6弦ルートなら6弦、2弦、1弦がしっかりと押さえられていればいいのでこれを意識しましょう!
バレーコードが難しいっていっている人は大抵人差し指で頑張って全部の弦を押さえようとしていますが、これ物理的につらいですよ!
ていうか、下手したら指を痛めます。
なので再度6弦ルートのFメジャーコードを例にあげますが、
5弦、4弦、3弦はそれぞれ薬指、小指、中指で押さえますので人差し指の役目は指先と第1関節の間で6弦、第2関節と第3関節の辺りで2弦と1弦を押さえられれば全部の音が鳴りますので人差し指は曲げた方が楽です。
自分なりにどのくらいの角度で曲げればうまく押さえられるかを分析してみると綺麗に素早くコードを押さえることができるでしょう。
5.まとめ
以上でバレーコードが押さえられなくてもギターを弾く方法、
はたまたバレーコードを押さえるコツについて解説していきました。
今回は主に6弦ルートのメジャーのバレーコードについて細かく分析しました。
他にもマイナーコードを押さえるコツや5弦ルートや4弦ルートでのコードの押さえ方のコツなどもいろいろありますが、とてつもなく長くなりそうだったのでまた別の記事でより込み入った話も書いてみます!
今記事は取り急ぎ初心者さんが挫折しそうな箇所に焦点を絞って書いてみたので最初にして壁が高いと思われるところをピックアップしました。
また他にもいろいろ思いついた音楽や音響関連の話を書きますのでその際はよろしくお願いします!
では今回はこの辺で。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?