これで音楽力を鍛えよ!写譜の練習方法3選
「難しくて楽譜が読めないぃぃぃぃ!!」
と、ハ○キルーペのCMばりにお叫びのあなた。
写譜の練習をしませんか?
写譜とは作曲者や編曲者が書いた譜面をまた別の作家や奏者が見やすくなるように書き直すことです。
写譜って結構音楽の勉強になるんですよね!
そこで今回はこの写譜について私なりの練習方法がありますので、それを書いていきます。
それではいきましょう!
1.定番曲を手書きでさらえ!
定番曲と言えばジャズやボサノバが多いですね。
特にジャズスタンダードであれば黒本などがありますのでそういった正規の譜面を買って持っておくと良いです。
写譜する曲は「枯葉」や「Blue Bossa」などは扱いやすいので、慣れないうちはこのような比較的シンプルな曲から着手しましょう!
写譜を手書きでやる場合は五線譜が印刷されているルーズリーフやノート、またはネットでも「五線譜 ダウンロード」などで検索すればたくさん出てきますので好きなものを選んで印刷すればOKです!
写譜の方法はYouTubeで検索すると良質な分かりやすい解説動画がありますので参考にできます。
コツとしてはただ書き写すのではなく、
今自分が書き写しているところの音階やコードがどのような組み合わせで構成されているかや転調などがある場合は調号もしっかりと意識して写譜に取り組みましょう!
一日一曲でも良いのでなるべく毎日やると習慣化はしやすいです。
まぁ別に習慣化はする必要はないですが、写譜のスキルはある程度身につくとセッションの現場やライブで役に立ちますので必要に応じて練習してみてください!
2.DAWを使って打ち込み写譜
次にDAWを使ってデジタルに写譜をする方法です!
DAWだと打ち込んだ音が再生できますし、手書きより早いので量産できます!
打ち込み方法はステップ入力でポチポチやるのも良いですが、MIDIキーボードを使えばリアルタイムで入力になりますので慣れている方はこっちの方が早いですよね!
参考譜面は何でも良いですが、
どうせ打ち込むなら簡単にミックスなどして音源化したものに簡単な動画を付けてYouTubeにアップするなどしても良いでしょう。
手書きより楽ですが、
写譜の練習としては劣りますので一長一短。
自分のやりたい方法で行うのが一番ですけどね!
また、本格的に楽譜を作成して印刷などもしたいなら「Finale NotePad」を使用すると綺麗に譜面の作成ができますので、こちらフリーDLが可能なので試しに調べてみてください。
ちゃんとコードの入力などもできますので写譜の練習に不足はないでしょう。
3.メロは耳コピ、コードは検索!
さて、最後は前述した手書きや打ち込みの写譜を応用してちょっと練習の難易度を上げましょう。
ネットで好きな曲を検索すればコードが出てきますよね。
その検索した曲のコードをとりあえず譜面に起こしましょう!
そうすると小節とコードだけが書かれた状態になりますが、こちらに自分でメロディを耳コピして書いていこう!というものです。
これはただただ写譜をするというだけでなく、同時に耳コピ力を鍛えることができます。
耳コピするのはメロディだけでいいので楽ですよね!
しかもある程度音楽理論が達者な方であればノンコードトーンやアボイドノートをコードトーンから推測できますのでパズル感覚で耳コピ&写譜が楽しめます。
言うなれば、塗り絵をやるような感覚ですね!
小節やコードと言う名の線画はすで書き写している状態なので。
4.まとめ
今回は写譜の練習方法とプラスで耳コピ練習についての記事を書いてみました。
写譜スキルはあるとないとでは音楽力が全く違いますので気が向いたときにでもやってみてはいかがでしょうか。
しっかり調号やコード、譜割りなどを意識しながら写譜の練習をすれば自ずと楽譜が読めるようになっていきます!
まさに「読める!読めるぞ!」状態です(笑)
言語学習をするときも書き写しの練習をすることもあるようにこれと同じ感覚で音楽言語を覚えていければ成長につながるので是非とも練習してください!
では今回はこの辺で。