
無料DAWを使い続けるのはNG!?製品版で受けられる恩恵
今回はDTMにて楽曲制作をする上で欠かせないDAWソフトについての記事を書きます。
もちろん無料のDAWか製品版のDAWどちらがいいかというと間違いなく後者なんですが、
DTMはじめたての方や資金に余裕がないって方はなかなか手が出せないものです。
しかしこの先もずっとDTMを続けていくのであれば製品版DAWを購入した方がベストですよと私はいいたいのです。
なので本記事で製品版DAWソフトを使うとどういった恩恵があるのかを個人の所感ではありますが解説していきますのでご参考としていただければ幸いです。
それではいきましょう!
1.プロのクオリティが出せる
至極当然ですが、
製品版は開発費や人件費がかかっているため高品質です。企業努力の結晶といえます。
なので無料のものよりは機能が充実していて使いやすいし、もちろんプロクオリティの曲を作ることだって可能です。
「いや、でもプロになろうとは思ってないし!趣味でやりたいだけだし!」
と思っているのであれば非常にもったいないですね。
なぜなら今の時代、別にプロでなくても楽曲制作でお金が稼げるからです!
まぁクラウドソーシングが一番良い例ですね。
例えば私の話で恐縮ですが、
SONARというCakewalk開発のDAWを使っているんですが、こちらの最上位のもので価格が8万円程度です。
私は大学時代にアカデミック版を購入したので6万円弱ほどでしたが。
そしてクラウドなどの楽曲提供の相場が大体一曲2万円ほどなんですが、
これいってしまえば3〜4件ほど売れればもう元が取れるんですよね!で、5件目以降は儲けです。
ここで考えたいのは、クライアントが案件を発注する際に求めているのは作編曲自体のクオリティだけではなく、音質や音圧などの音源そのものの品質も含めているということです。
つまりMIDI音源やミックス、マスタリングにもある程度こだわる必要があるんですが、
これ無料だと結構厳しいんですよね。
しかし製品版DAWであれば高品質で収録されたVST音源などが数十〜数百種類も使えますし、エフェクト類も充実しています。
例え音色選びに迷ってもプリセットも用意されているのでそのまま使ってもプロの作る音源となんら遜色ありません。
いくら楽曲のクオリティが高くともMIDIや音源自体の質が安っぽければ恐らく売れません。
実際私がDTMをはじめたての頃、無料DAWで曲を作り続けていた期間は全く見向きもされませんでした。
「いや、曲を売る気はないから!」
と清い心をお持ちのDTMerさんでも、
本当に心の底から音楽が好きなのであれば自身の成長のために投資だと思って製品版のDAWソフトを購入することをオススメします!
2.サポートが充実している
主にカスタマーサポートですね。
製品版だと製品の品質向上や販売促進のために用意されている顧客サービスですが、
こちら無料のDAWソフトだと開発者も管理していない可能性もあるので何かあっても自分で解決しなければなりません。
自分でやればいいじゃん!ってなるかもですが、
そもそも自ら試行錯誤するより分からないことは問い合わせた方がすぐに解決する可能性が高いです。
これはつまり製品版を購入することで自分の時間を無駄にしなくて良くなるっていう話にもなります。人的資本は大事ですよ。
それに製品版だと説明書なども付属しているので読めば解決することも多いです。無駄な機能を触る必要はありません。
無料ではここまでの恩恵はありません。
全ての機能を触りながらやれば理解できるでしょうが、果たしてDAWの機能を全て網羅することに意味はあるのでしょうか。
3.質の高い情報が多い
ネットの記事にしても書籍にしても圧倒的に情報が多いのは製品版のDAWソフトです。
しかもブログにしても製品版ならプロが直々に書いてくれているような記事もあります。
書籍も数千円はしますが、投資だと思えば安いものです。
ミックスやマスタリングのハウツー本にしても大体がCubaseやLogic Pro、またはPro ToolsやWaves Audioなどの製品版DAWを使っての内容なので、無料DAWの限られた機能ではとても再現はできません。
こういった面でも製品版の有益さは見込まれているわけです。
4.まとめ
今回は製品版DAWソフトを購入、使用することで得られる恩恵について話をしました。
無料DAWソフトを使うのが悪いことだとはいいませんが、ずっと使い続けるのはオススメしません。
「もっと曲のクオリティを上げたい!」
「自分の曲を売って稼ぎたい!」
てな向上心のある方やお金に余裕のある方は是非とも必要に応じて製品版のDAWソフトを購入、またはアップグレードなどもしましょう!
では今回はこの辺で。