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作曲は型から作れ!構成とコードから考える重要性

今回は作曲をする際に実践しておきたいことについての話をしていきます!

作曲と一口にいってもセッションやライブ用で演奏するために譜面に書き起こすものや、はたまたDTMにてDAWを使用して音源制作までやるようなものまでさまざまです。

そして本記事で取り上げる内容はそのどれにも共通するような話なので特に初心者作曲家の方はご参考としていただければ幸いです。

それではいきましょう!

1.まずは曲の構成を決めよ!

曲を作り始めるとき、最初に全体の構成を決めてしまいましょう!

なぜ最初に構成を決めるかというと、
どのくらいの尺にコードやメロディをあてはめるのかを把握するためです。

構成は作曲や編曲の途中で変更しても全然問題ですが、とりあえず仮でもいいので先に全体の尺を決めてしまいましょう!

例えば

イントロ→Aメロ→Bメロ→サビ→2番繰り返し→間奏→Cメロ→落ちサビ→ラスサビ→アウトロ

のように書き出してみてそれらを何小節ずつにするかも考えてメモしておきましょう!

先に構成を決めることによって無駄のないまとまりのある楽曲を作りやすくなります。

それに応募用などで再生時間の制限がある場合はその制限から計算して小節数や曲のテンポも決めやすくなるので構成から考えることをオススメします!

2.メロより先にコード進行から考えろ!

大体の構成が決まったらDAWで音源を制作する場合はMIDIキーボードやギターで仮のフレーズを作っていきましょう!

フレーズを作る際、特に初心者の方であればまずはコード進行から考えましょう。

コード進行から考えるのは構成を考えるのと同等で無駄のないまとまりのある楽曲を作りやすくなります。
なんなら構成とコード進行は同時並行で考えてもいいくらいですね。

よく一部人たちは「メロディから考えろ!」って方もいますが、
まぁ確かにそれができるならその方が楽曲にバリエーションを持たせることもできますしいいでしょう。

しかしメロ先で作曲してうまく曲を作れるのは相当長い間努力を積み重ねた人か才能のある人しかできません。

もしこの記事を読んでいる方に

いや、自分はメロディから曲作った方がうまくいくし

と、おっしゃるのならばそれは才能なのでよっぽどすごいことです。

ちなみに考えたコード進行にメロディあてはめる場合、
コードの構成音を利用してメロディを考えるとコードトーンに寄り添ったスマートなメロディが作れてコードに対する理解も深まりますのでオススメです!

3.コード進行を考える際の注意点

コード進行を考える際に注意したいことが一つあります。

それはパターン化してしまうということです。

例えば教則本に載っている練習パターンのような可もなく不可もないコード進行をついついオリジナル曲に取り入れてしまうという状態はよくないですね。

ではこういったことを防ぐために必要なこととは、
それはつまり、既存曲のコード進行を参考にするということです。

特にプロが作っているような曲のコードスケールやコード進行は既に完成された楽曲として成立しているものなのでめちゃくちゃ参考になります。

しかしただマネするだけでなくコード理論もしっかり勉強した上で自身でも試行錯誤を繰り返してください。

マネするだけでは気づきは得られません。
曲を作るのであれば基礎学習もセットで行いましょう!

プロの曲をまねる→自己学習→自己流に崩す→オリジナリティ

という風になっていきますので、
オリジナリティの素材はマネごとと勉強だということを念頭におきましょう!

4.まとめ

今回は作曲をするならば構成やコードなどの型作りから作り始めることをオススメした記事を書きました。

メロディから曲を作るのは至難の業です。

ただコードに関しての理解が深まればだんだんメロディラインから曲を作れるようにもなってきますので、まずはコード理論をしっかり勉強しましょう。

よく天才作曲家たちは

メロディが降ってくるんだよね…

なんていいますが、
これはつまり頭の中にあるさまざまな既存のメロやコードが組み合わさって、いわゆる音楽的なモンタージュとなっているためです。

そう考えると、いかに多くの楽曲構成を熟知しているかが重要なのはよく分かりますね。

作曲をするのならばしっかり型作りをして、コードも使いこなせるように日々勉強して成長していきましょう!

では今回はこの辺で。

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