眠った没曲を呼び起こせ!ストックしたフレーズを再利用術
DTMにて、今までDAWを使って楽曲制作をしてきた中、曲がいい感じにならなくて没にしてしまったデータはありませんでしょうか?
私はもしかしたら提供した曲や公表した曲より、作っている途中で気に入らなくなってハードディスクの奥の方に眠らせたプロジェクトデータやMIDIデータの方が多いかも知れません(笑)
しかしその制作途中でほったらかしにしたデータ、もしかしたらとんでもないポテンシャルが潜んでいるかもなんです!
今回はそんな没曲たちを今こそ目覚めさせ、最高の楽曲を仕上げよう!という話です。
それではいきましょう!
1.行き詰まったら掘り返せ!
行き詰まったら気分転換!
と、いきたいところではありますが、
音楽活動を続けているとどうしても直ぐに仕上げなければならない場面に出くわします。
すぐに曲を作りたいけどいいアイデアが浮かばないとき、昔作りかけで眠らせたままの曲がなかったか思い出してみてください。
もし作りかけで置いてあるプロジェクトデータなどがあればすぐに引っ張り出しましょう!
そのデータをまるまるいつもの作業用のフォルダに入れましょう!
2.考えるな!試行錯誤せよ!
さて、引っ張り出してきたプロジェクトデータ…
「開いてみたはいいけれどどうすればいい具合に手を加えられるだろうか…?」
そんなことは考えずにとりあえず手を動かしてみましょう!
曲がりなりにも過去の自分が残してくれたデータ、今の自分の直感を信じてとにかく音を肉付けしていくのです。
アイデア自体は既にある状態のものに手を加えるだけ!試行錯誤を繰り返して形を作っていってください。
3.DAWの特性を活かせ!
もし没プロジェクトが複数あったり、没作品とは別に今手がけている曲があるけどいまいち気に入らないなど…
そんなときはプロジェクト内のフレーズの一部をコピペしたりしてフレーズ同士をくっつけてみましょう!
比率はそれぞれですが、
例えば今制作中の曲が9割できているけど1割(イントロやリフなど)がうまく決まらないならば、没になったフレーズを一部拝借して1割を補填してあげるとこれがピッタリ合ったりするなんてことも…!
それにDAWで打ち込んだMIDIならばテンポもキーも自由自在に変えられますし、フレーズ同士のドッキングが容易にできます!
このDAWの特性を活かして凝り固まった思考をもっと柔軟かつ、視野を広げた制作をしていくことがとても重要なわけです。
4.まとめ
今回は没になっていたプロジェクトデータやMIDIデータを改めて作品として活かしてみてはいかがでしょう的な記事でした。
特に作業に行き詰まっているわけじゃなくても、
作業の合間の息抜きとして昔に作ったけどまだ制作途中で眠っている曲を聴きなおしてみると新たな発見ができるなんてこともあります。
「昔は気に入らなかったけど、今聴いてみると案外使えそうじゃない?」
なんてことにもなるので、
逆に今作っている曲が気に入らなくなってしまっても決して削除しないでください!
それは今は使い時でないだけで将来化ける可能性のある原石になり得ることもあります。
プロジェクトデータやMIDIデータであればファイルサイズも知れていると思うので、没になった曲はいつでも取り出せる没曲用フォルダにでもまとめておきましょう!
作家にとって作品は資産そのものです!
自分が生み出したアイデアは大切に育てていきましょう。
では今回はこの辺で。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?