メンズ美容男子Yotubeポジショニングマップ
動画時代の到来だ。という時代になってきた。5G技術に伴いインターネットが高速化し、私たちが普段目にしている情報が全て動画という映像に変わる時代が目の前に来ている。Youtuebeという動画メディアプラットフォームはその中にいるわけですが、Youtubeもジャンル別によっては、レッドオーシャンであったりブルーオーシャンであったり様々。
今日はブルーオーシャン市場にあるメンズ美容市場のYoutuberをトレースしていきます。
動画広告市場全体感
まず、動画広告市場全体感については、2020年度に市場規模2000億円を越えます。
(引用)
Youtube市場全体感
次に、若年層マーケティング事業を手掛けるCA Young Labが実施した、国内YouTuber市場動向調査によると以下の様な統計が出ている。
動画広告市場の成長と共に当然ながらYoutube市場も成功しているわけですが、Youtuebe市場については、国内と国外では比べ物にならないくらいの市場規模の差があります。
世界の共通言語は英語なので当たり前ですが、国内Youtuberと国外Youtuberの規模を比べるとこんな感じです。
2017年度時点で、チャンネル登録者1万人以上のチャンネルは4,063数。
毎年凄い勢いで成長していますが、1万人以上のチャンネルは成長率の推移でみると、2019年の現在地点で4,000人はいそうですね。
これに対して、海外はどうなのか。Youtubeの生みの親アメリカを比較してみます。
こちらはアメリカのYoutuber チャンネル登録者数で分別している資料ですが、(こちらより引用)1万人以上の登録者のみで7,441人います。
明らかに違いますが、これはYoutubeのアルゴリズム上そのようになるそうです。
YouTubeでは動画内の音声を認識し、日本語と認識された場合には海外の関連動画上にほとんど出てきません。したがって、多言語化もしくは無言語化された海外向けコンテンツが増えていけば、既存の上位チャンネルが海外でも視聴されるようになり、より再生回数を伸ばすということが可能になるでしょうし、はじめから海外を狙ったチャンネルが再生回数を伸ばすというパターンもあるかもしれません。
(こちらより引用)
Youtubeの全体市況感はこの辺にして本題に入ります。
メンズ美容市場概要
日本のメンズ美容の市場規模は約1,360億円ほどです。明確な内訳はありませんが、スキンケアやヘアケア製品が市場全体の多くを占めています。
メンズメイク市場概要
メンズ美容の中の、メンズメイクアップ市場規模だけで40億円~50億円程ですが、男性は女性の化粧品も使うため、総合的には300億円ほどのメンズメイク市場規模を想定しています。
まだまだ市場規模は小さいですがメンズメイク市場のYoutuber達のポジショニング解説をしていきます。
メンズメイク系チャンネルポジショニングマップ
メンズメイクYoutuberで有名且つマネタイズできている方々は僭越ながらこれ程じゃないんでしょうか。
大きくセグメントを分別するとこのような感じですが、
美容系チャンネルは乱雑になっているのも現実。
宮永えいとさんは、万人のビジネスマンがイメージしやすいナチュラルメイク動画で、高橋さんはがっつりメイクで攻めている。髪西さんは、ファッションやヘア系からメイクに派生したので、メイクチャンネルというほどのメイクに力を入れているわけではないが、初心者の方でもなじみやすいチャンネル。
いずれにせよ、メンズメイク系統のチャンネルでこのブルーオーシャン市場を攻略するのには、圧倒的な権威性を持っているか、長くからこの市場に参入していて歴が信頼性をもっているか。おそらくこの両天秤で決まると思います。
では、新規参入者はこのブルーオーシャン市場を狙えないのか。
いや、狙えます。
ポジショニング×ジャンル×コンテンツ×時間リソースで決まります。
メンズメイク市場全条件ががら空きだと考えます。
恐らくこれからメンズメイクに何のゆかりも無い人たちが、
新規参入しては上記の4つの掛け合わせで市場参入してくることでしょう。
最後に
メンズメイク、メンズ美容に関してご質問はある方はなんでも答えさせて頂きます。