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3Dプリンタで赤道儀をDIY – その7(外観デザイン)
サイクロイドドライブの目処がたったので、赤道儀としてのデザインを考えはじめました。カウンターウエイトはいらないはずなので、自由度が高いです。
にゃあさんのブログで、新しいハーモニック赤道儀が紹介されていましたが、中に入れるものはほとんど同じなので、シンプルにすればするほど、デザインは似てしまいます。また、プラスチック(PETG)で作るので、金属よりは剛性が劣ります。低重心のデザインを考えなければならないと思います。また剛性を出すためにケースに厚みが必要になります。
まずは低重心で、RA軸が1:180のハイパワー、DEC軸が1:45のデザイン。小型ハイパワー赤道儀。
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後ろから見るとこんな感じ。DEC軸のステッパーモーターは、28mm厚の一回り小さいのでも行けるかも。そうすれば後ろに電子機器の収納スペースに余裕が生まれる。
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3Dプリンターに優しいデザインです。上手く分割するとサポートなしで印刷できます。ギア比が1:180なので、すごいパワーになると思います。
次のデザインはRA軸をステッパーモーターから直接インプットするタイプです。RA軸の減速比は1:45となります。先日のトルクテストでは十分なパワーだったので、行けるでしょう。そんなに重い鏡筒持ってないし・・・
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/73073315/picture_pc_5a44ecfd7efc2467fbe3ddec92fb5825.png?width=1200)
家に余っているPETGの色を想定してカラーリング。ちょっと気持ち悪い。
ちょっと重心が高くなるので剛性を考えて壁厚を考えなければなりません。また3Dプリンタ泣かせの形です。分割すればなんとかなりますが、剛性を考えると一度に印刷したい気分です。DEC軸の後ろにまとまったスペースがあるので、Arduinoなどの電子機器を収納しやすいと思います。
ギアボックスを独立させたので、両方作ってみたいと思います。
onStep(制御プログラム)の知識ゼロだから、勉強しないと。