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読書記録「もう内向型は組織で働かなくてもいい」読書メモを公開します

内向型コンサルタントをされている堤ゆかりさんの著書「もう内向型は組織で働かなくてもいい」を読み、心がとても救われたので読書記録を書きます。

■この本を読んで良かったこと3つ

①自分が内向型だということに気づいた
②内向型であることをネガティブにとらえなくてもいいと気づいた
③やり始めたことの方向性が間違っていないと思えた

以下に本の感想と、最後に「内向型を武器にしたい私の行動プラン」を公開します。

ちなみに、この本には最初に「内向型診断テスト」があるのですが、私は○印の数が22個(28個中)の内向型ACタイプでした。

詳しく知りたい方は本を読んでみてください。

■この本を読む前の私について

本の感想の前に、この本を手に取った私の状況はこんな感じです。

・今の会社で働き続けることに疑問を感じている
・でも、決定的な不満があるわけではない
・特別やりたいことがないから転職には踏ん切りがつかない

・今の会社で働き続けることに疑問を感じている

最近の私は、今の会社で働き続けてもいいのかなという疑問が大きくなっています。

その原因をざっくりと言うと『人間関係40%、仕事内容40%、仕事の環境20%』みたいな感じです。

・決定的な不満があるわけではない

上記のような理由で、このまま働き続けてもいいのか疑問を感じている一方で、転職などの具体的な行動に踏み切れない理由は、主に3つです。

①収入はそこそこ良く、安定している
②ブラックではない(残業は月に20時間ほど、休日出勤はほとんどなし)
③転職や退職をするとしても、特別やりたいことがない

「絶対に辞めたい!」というほどの決定的な不満は今のところないけれど、このままこの状態を続けていていいのかなぁとモヤモヤした気持ちを抱えています。

そんなわけで、収入源をもうひとつ作れたら何かが変わるのではないかと思い、最近Webライターの副業を始めました。

そんな時に手に取ったのがこの本「もう内向型は組織で働かなくてもいい」です。

■本を読んで自己分析してみた

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この本には随所にワークがあり、自分の強みや理想の働き方について掘り下げて考えることができます。

さっそく、私の内向的な特徴について自己分析をしてみると、いろいろな発見がありました。

・やる気がなさそうに見られる

これは学生時代のアルバイトで気がついたのですが、私はどうやらやる気がなさそうに見えるらしいです。

もちろん頑張ろうと思っているし、頭の中では必死に考えて心も消耗していますが、それが表面には出てこないんですね。

著者の堤さん曰く、内向型の人はやる気がないと思われてしまう傾向があるそうです。

私は、自分は他人からやる気がなさそうに見えるということを自覚してからは、それを踏まえた行動をとるように気を付けてきました。

例えば、やる気があるということを行動で示すために仕事はきっちり丁寧にしようと心がけています。

そうすることで、始めは消極的に見られたとしても少しずつ信頼を積み重ねることができ、今ではむしろミスが少ないことや仕事の速さで褒めてもらえることもあります

ただ、やる気がなさそうに見えることの根本的な解決にはなっていないので、初対面の人には悪い印象を与えてしまうんじゃないかと内心びくびくしています。

・行動力がなさそうに見られる

私は、大人しくてあまり思い切った行動をしないタイプに見えるようです。

確かに慎重派な自覚はあるので間違いではないのですが、改めて振り返ってみると「行動力がない」とは少し違うんじゃないかと思います。

例えば、今私はWebライターの副業をしています。収入源を増やしたいと思い立ち、Webライターという仕事の存在を知ったその日のうちにクラウドソーシングに登録して仕事に応募しました。

その後も「自分で情報発信をしよう」と思い立った次の日にはブログやnote、Twitterの整備をし始めていました。

他にも過去の行動を振り返ってみると「これをやる」と決めて、自分のタイミングで始めることができるものなら、むしろ行動的なのではと思ったのです。

・働くことは好き。人の役に立ちたい

これは、副業を始めてから気がついて自分でもびっくりしましたが、どうやら私は仕事が好きなようです。

仕事が好きというと、まさしく外交的でエネルギッシュな人というイメージがありましたが、勝手な先入観だったのかもしれません。

副業をしている今、フルタイムの仕事の他に、毎朝2時間ほど早起きしてライティングの仕事をしています。

仕事から帰ってきてからも、ライティングの続きをしたりブログの記事を書いたり、何かしら作業をしています。

会社が休みの日も、ライティングの仕事をできるだけ進めておきたいので、割とガッツリPCに向かっています。

ちょっと忙しいと思うこともありますが、こんな生活が楽しいと感じているのも事実です。

ライティングの仕事でクライアントからお褒めの言葉をいただくと純粋に嬉しく、もっと役に立ちたいと思えます。

会社を辞めたい理由の1つに「専門性やスキルが身につかない」というものがあるのですが、裏を返せば「もっとできるようになりたい」ということです。

私は、働きたくないのではない。

むしろ、人生をかけて取り組みたいことを見つけて、ライフワークにしたい。そして、それで誰かを幸せにしたいと思っているのだとわかりました。

■”将来こうなりたい”形が少しずつ見えてきた

私は今まで、私が持つ内向型の特徴を「克服しなければならない課題」だと捉えていました。

人前で話すのが苦手な自分や、会議で意見を求められてもすぐに答えられない自分が嫌いで、克服しなければと思っていました。

もちろん、苦手を克服しようと努力するのは素晴らしいことです。

苦手を克服することこそが「成長」だと思っていました。

でも、努力が辛いと感じるのはなぜだろう。

それは「自分が好きなことを実現するための努力」じゃないからではないでしょうか。

例えば、私が人前で話すことへの苦手意識を克服したい理由は「発表のストレスから解放されたいから」です。このような理由では、努力をするのに大きなエネルギーが必要です。

しかし、苦手を克服したい理由が「自分の好きなことをもっと多くの人に知ってもらうためにプレゼン技術を身につけたい」だとしたらどうでしょうか。

こういう努力なら、前向きに取り組めそうな気がしてきませんか?

もっと自分の適性を生かせることにエネルギーを使いたい。

苦手なことが苦手なままでも、好きなことはできるし、人の役に立てるのかもしれない。

そう思うと、少しずつ自分の可能性が見えてきました。

■内向型を武器にしたい私の行動プラン

この本を読んで、自分が楽しくできることで人の役に立ち収入を得たいという思いがより明確になりました。

そこで、これからどうしていくかという行動プランを考えてみました。

・好きなことに関する情報発信を続ける
・小さな収入源を複数作る
・安定して収入を得られるようになったら仕事のバランスを変える
・私には何もできないという考えを捨てる

以上の4つが私がこれから取り組みたい行動プランです!

・好きなことに関する情報発信を続ける

この本を読んで、最近始めたことの方向性は間違っていないと思えたので、始めたばかりのブログ運営を継続していこうと思っています。

まずは仕事にしようと考えすぎず、自分が楽しくできているかに重点を置いていきたいです。

・小さな収入源を複数作る

将来的な理想は、副業+ブログ(+オリジナルのビジネス)ですが、まずは副業のWebライターの仕事を収入源と言えるくらいまで育てたいです。

・安定して収入を得られるようになったら仕事のバランスを変える

副業やブログである程度安定した収入を得られるようになったら、次の段階として少しずつ「好きな仕事」にかける比重を大きくしたいです。

具体的には、正社員の仕事を辞めてフリーランスになる。もしくは、アルバイトなどのフルタイムではない仕事に変えるなどが考えられると思います。

・私には何もできないという考えを捨てる

最後に大切なのがこれです。

内向型である自分を否定する習慣が身についてしまっているので、そういう考えをなくしていきたいです。

最近では、否定的な考えが浮かんできたら「苦手なことが苦手なままでも、好きなことはできるし人の役に立てる」と心で唱えるようにしています。

そう言い聞かせながら前進して、成功体験を積み重ねていけば、本当の意味で内向型を受け入れられるようになるのかなと思っています。

■まとめ:内向型だからこそできることに目を向ける

外向型の人が高く評価されやすい社会のなかで、どうにか外向的になろうと頑張っている内向型の人はたくさんいると思います。

私も、今はまだそのうちの一人であると言わざるを得ません。

でも、外向型になろうと努力するせいで、本来持つ内向型の特性を必要以上にネガティブにとらえ、長所を発揮できなくなってしまうのは悲しいことです。

ありのままの自分で、楽しく働けるようになりたいですね。


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