SNSは自然災害なので、Xの怨霊を祀る神社を建立するべき

SNSやYouTubeのアルゴリズムの仕組みや、そこから生み出されるエコチェンバー・フィルターバブルは、自然災害として捉えた方が良い。災害という言葉がよくなければ、祟り・怨霊・妖怪と考えた方がいい。陰謀論者は怨霊に憑かれた人だし、炎上は山火事である。

そもそもSNSプラットフォームの構造は、動物としての人間の生態系である資本主義の中で、人間の興味関心の惹起の方法という生物的観点から規定されているものである。

なのでSNSで起こる事件は、人としての人間が起こす事件というより動物としての人間が起こす獣害であり、イナゴの大量発生や、熊の暴走と同じ事件として考えなくてはいけない。

あいつが裏で操作してるとか、あいつが黒幕だという犯人探しをしてもしょうがない。地震の犯人はなまずだというようなものだ。

また、「取り憑かれてしまった」人に、コミュニケーションを取って説得しようとしても無理がある。悪霊退散に必要なのは対話でも説得でもなくお祓いである。

敵は人間ではなくて自然だ。人間は個人であり、集団となったホモ・サピエンスは動物である。

自然災害なので、人為で防ぐのは限界がある。私たちはXやYouTubeの怨霊を祀り鎮める神社を建立するべきではないだろうか。

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