なんでそんなジャンルが成立するのか直感的に不可解なYouTubeの動画ジャンル

テレビという媒体からでは中々発掘されなかった人間の興味関心が、YouTubeには現れていると思う。特に「こんな動画のジャンルってあるんだ」というコンテンツに巡り合えたときは面白い。私も自分がテレビプロデューサー/YouTuberだったとして、こういう動画は視聴回数回りますよ！と果たして思えるだろうか？そういうジャンルをいくつか備忘録的に書き残しておきたいしたい。

架空のジェットコースターの乗車動画

プラネットコースターというゲームで、ジェットコースターを作る事ができるようで、その架空のジェットコースターの乗車動画というコンテンツがある。明らかに職人芸だ。これで平均的に、10数万回再生されているから面白い。なんでこういうものが流行ると思ったんだろう？　単純に流行る流行らないに関係なく好きなものを作ってるだけなんだろうか

魚を捌く動画

みなさんご存知きまぐれクックさんの魚を捌く動画。魚を捌くという動画がジャンルとして成立するのは分かるけど、驚くのはその視聴回数で、この記事に引用した上記の動画は4000万回弱の再生回数。チャンネル登録者も1000万人を超えている。魚とはいえ生き物の解体動画なんてちょっとエグくてサブカルなんじゃないかと思っていたけど、というよりわメインカルチャー、マスに刺さるコンテンツなんだというのは噛み締めると味わい深い驚きがある。

角栓取る系の動画

角栓取る系の動画。これも一大ジャンルとして確立している感。エログロナンセンスとはまたちょった違った角度だけどまああんまり気持ちの良いものではないはずのコンテンツはYouTubeならではって感じ。

海外の屋台（あまり綺麗には見えない）で大量のご飯を料理している動画

海外旅行の楽しみ方に近いのかもしれないが、こういう動画は屋台があまり綺麗じゃなさそうなのがいいし、とにかくめちゃくちゃに量が多くて豪快なのがいいし、手際が異常に良いことがいい。ぼーっと見てしまった後に、これを面白いと思うのはどういうジャンルの良さなんだろうなと考えてしまった。

適当に4つ並べてみると、共通点としては、身体・食・恐怖などより人間の動物的な側面が刺激されるコンテンツということなのだろうか。

追記

記事を見た友人がこういうのもあるよとコメントしてきたので。

給料仕分け界隈

給料を仕分けるジャンル。整理する気持ちよさがあるのだろうか。

変なYouTubeジャンル知ってる人いたらコメントしてくれると嬉しいです