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【アンバサダーズ活動報告】原澤幸希さんと小宮山柚子さんがラジオ番組に出演!アンバサダーズでの活動を発表しました!

 ふたりが出演(しゅつえん)したのは、FM yokohama 84.7の11月20日㊐の朝に放送された「SHONAN by the Sea」という番組の「ハートフル鎌倉(かまくら)」というコーナーです。当日は、鎌倉市が取り組む「鎌倉市SDGs推進会(すいしんかい)」がテーマでした。そこに、マイクロプラスチック・ストーリー アンバサダーズのメンバーでもある、原澤幸希(はらさわゆき)さんと小宮山柚子(こみやまゆず)さんが出演しました。
 鎌倉市SDGs推進隊は、鎌倉市の未来を担う小中学生がSDGsを学び、行動し、発信していくことを目指して、鎌倉市内の小・中学生を対象に2020年から活動を行っているそうです。
今回は、その番組内で、ふたりがどんなことをスピーチしたのかを、ダイジェストでご紹介(しょうかい)します。番組DJの秀島史香(ひでしまふみか)さんとFM yokohama 84.7さんのご厚意(こうい)で、スタジオでの写真を掲載(けいさい)します。

左から、原澤幸希さん、小宮山柚子さん、番組DJの秀島史香さん

◆鎌倉市SDGs推進隊に参加しようと思ったきっかけは?

幸希さん: 私は3年生の時にスイスのダボス会議でバリ島の姉妹が発表した「バイバイプラスティックバッグ」を見て、私にも何かできないかと思いました。そこで、プラスチックゴミ削減(さくげん)のために給食(きゅうしょく)の牛乳(ぎゅうにゅう)のストローを使わないという活動を始めました。ちょうどその活動を始めた鎌倉市SDGs推進隊の応募(おうぼ)が始まり、手紙を書き、参加させていただきました。

柚子さん: 3年生のときに海洋プラスチックについて幸希さんから教えてもらったのがきっかけです。具体的には、ウミガメがクラゲと間違えてレジ袋を食べてしまうということです。私は動物が好きなので、人間が海の動物を苦しめてしまっていることにすごくショックを受けて悲しくなりました。海洋プラスチック問題を調べるうちに、SDGsというものがあることを知りました。

◆日頃学校ではどんな活動をしているんですか?

幸希さん: 学校では給食のストローを削減する活動を3年生の頃から続けています。最初は柚子さんや協力してくれるお友だち数人と始めていましたが、しだいに活動が広まって、今では4000万近く削減することができました。春休みには鎌倉市教育長さんとお会いし、企画書(きかくしょ)の提出(ていしゅつ)と活動報告(ほうこく)をしました。
 他には登下校中にゴミ拾いをしたり、環境(かんきょう)問題のポスターやクイズを作って学校の教室や廊下(ろうか)などに掲示(けいじ)しています。多くの人に知って欲しくて、夏休みには柚子さんが中心となり、鎌倉市の全部の小・中学校に作ったポスターを配布(はいふ)しました。

柚子さん: 環境セミナーやイベントに参加していろいろな環境活動家の方の話を聞いて学んでいます。アメリカの小学生がプラスチックを減らすための取り組みをしたマイクロプラスチックストーリーというドキュメンタリー映画があります。その映画を作った佐竹監督がプラスチック削減に取り組む仲間を集めたアンバサダーチームがあって、そこにも参加しています。
 映画と同じように、ランチタイムにプラスチックをゼロにする「プラスティックフリーデイ」が11月2日にアメリカで実施(じっし)されたそうです。日本でも11月に1ヶ月間、「プラスチックゼロ昼食の日」のキャンペーンに取り組むため、先日チームでポスターを作ったところです。

◆昨年、SDGsに関連する作品で、受賞(じゅしょう)したとのことですね?

幸希さん: リビエラSDGs作品大賞で、「私が給食のストローを使わなくなった理由」というレポートで大賞を受賞させていただきました。そのレポートには私の活動や、ヨットで東京湾(わん)のマイクロプラスチック調査に行ったこと、参加したセミナーや本で学んだことをまとめました。柚子さんも4コマ漫画(まんが)でプラスチックのせいで苦しんでいる様子を描(か)き、ノルウェー賞を受賞していっしょに表彰(ひょうしょう)式に出席しました。いっしょに賞をいただけてとてもうれしかったです。

柚子さん: 私の描(か)いた4コマ漫画(まんが)は、私が最初に知ったウミガメがクラゲとレジ袋(ぶくろ)を間違えて食べてしまうこととか、魚が網(あみ)にからまってしまうゴーストフィッシングなどのことを、そして最後の一コマに「助けて!」っていう海の動物たちの何か叫(さけ)びみたいなのを描きました。

◆これからこの鎌倉市SDGs推進隊のメンバーとして、どんな活動をしていきたいですか?

幸希さん: 学校では考え方の違(ちが)いもあってなかなか広めることができずにいますが、外部の講演(こうえん)で大人の方々がいろんな質問や思いをしてくださり、私達の活動を認めてもらえたようでいつもうれしくなります。自分たちのような子どもが鎌倉市SDGs推進隊のメンバーとして発信することで、この問題は難(むずか)しく考えるのではなく、身近に感じて、小さな一歩でも踏(ふ)み出すきっかけになればと思っています。

柚子さん: 私は推進隊には入ったばかりですが、いろいろな学校の人たちがいるので、一緒にSDGsの課題(かだい)に取り組んでいきたいと思っています。まずは、使い捨てプラスチックを減らすための取り組みを頑張(がんば)りたいと思います。

<資料いろいろ>

SHONAN by the Sea HEARTFUL 鎌倉
https://www.fmyokohama.co.jp/program/shonanbythesea

鎌倉市SDGs推進隊の活動紹介
https://www.city.kamakura.kanagawa.jp/keiki/sdgssuisinntai.html

第2回 リビエラSDGs作品・マンガ大賞
https://www.riviera.co.jp/sustainability/event/sdgsfesconcours_02/
※おふたりの受賞作品も紹介されています。


マイクロプラスチック・ストーリー アンバサダーズ
https://www.mps-aj.jp/

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