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buchi
2020年5月24日 20:34
私たちは生活の中で数々の写真を目にする。写真を見る行為は、その像を記憶へ投射する過程で、自分の感性も刺激する。すぐに忘却してしまうものもあれば、見た瞬間に小さな火種を生み、それが年月を経過しても消えずに燻っていたり、あることをきっかけに再燃し、気づけばどんどん大きくなっていたりする。そして、ある点まで到達すると、パンッと弾けて、気がついたら旅に出ている、なんてことがある。こうして訪
2021年4月12日 22:18
旅をしていると、必ず意識を向ける時間帯がある。日常だと意にも介さないが、日出と日没だ。美しい風景が、より一層美しく照らされる瞬間を眺めたい、収めたいという気持ちはもちろんあるが、それだけじゃないことに気づく。日昇と日没は地球が生きていることの証だ。私たちは、大きな生命の流れの中に生きている。日常では忘れてしまいがちだけど、たまには全開にした感受性で、それを感じたい。だから、旅に出た