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乳がんかも、と言われたらチェックしたい血液検査項目

私が乳がんに罹患したことをSNSでカミングアウトしてから、「私も乳がん経験者です」や「実は今まさに乳がんと診断されました」というご連絡をちらほらいただきます。
また、検診で精密検査を受け否定されたものの、不安な気持ちが残っている方も。私も最初そこからスタートだったので、ものすごく分かります。

いろいろパニックになり、あれこれ調べる気持ちも分かります。
一旦気持ちが落ち着いたら、ぜひ確認してほしい血液検査の項目があります。

1.ビタミンD


国立癌研究センターのHPには、乳がん患者は血中のビタミンD濃度が低いことが示されています。 
もれなく私も数値が23と低く、ビタミンD摂ろう!と思っていた矢先の乳がん発覚でした。

ビタミンDは強力な抗がん作用がありますが、理想値になったからといってがんが治るということはありません。あくまで、炎症を抑制したり、免疫の調整 をはかったり、がん細胞の成長を阻害したりする体質を維持するために充足が必要です。

2.白血球/好中球/リンパ球

白血球は免疫を司る自衛隊のような役割。そして、好中球やリンパ球はその中でも特殊部隊で、がん細胞を退治する重要な役割を持ちます。
これらが低かったり、逆に炎症で増加していたり、バランスが崩れているとうまく免疫が機能していないことを意味します。

3.アルブミン

アルブミンのおもな働きは、①栄養成分や薬効成分を組織に運ぶ、②血液中の水分を一定に保つ、ことです。また、カラダが低栄養状態になると、アルブミンは低下します。
がんの方は共通して、このアルブミン値が低い(3.9未満)です。理由はおもに炎症です。
病院のがん患者さんの数値を見ていると軒並み低い!!
私も低めだったので、ここを上げていくことに集中しました。

基本的にビタミンDは一般的な採血項目になくオプションになるので、病院にお願いするか栄養療法のクリニックでぜひ調べていただきたいと思います。

乳がんが確定しても疑いのままでも、主にここを重点的にバランスが取れるような食事やサプリメントを摂るようにしていけば、治療や治癒の大きな土台ができます。
土台の自衛隊がしっかりしていれば、抗がん作用のある成分は攻撃に集中できるのです。攻めるだけではダメで、しっかり守るためのバランスを整えることが大切。他にもいろいろ見るべき部分はありますが、細かい血液検査は私がみてアドバイスするので安心してください。

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