iPhoneが第3四半期(Q3)に過去最高の出荷台数を達成
Apple(NASDAQ: AAPL)のiPhoneは、2024年第3四半期において、Counterpoint Researchのデータによれば、スマートフォン競合各社を抑えて総収益でトップとなりました。
クパチーノに本拠を置くこのテック大手は、暦年ベースでの第3四半期において、出荷台数・収益・平均販売価格(ASP)すべてで過去最高を記録しました。
一方で、Samsung(OTCPK: SSNLF)は、世界のスマートフォン市場におけるシェア19%を維持し、依然として首位を堅持しました。Appleは17%のシェアで2位となりました。2023年同期はSamsungが世界市場の20%、Appleが16%を占めていました。
中国のXiaomi(OTCPK: XIACY)は、2024年第3四半期に世界のシェア14%を記録し、これは1年前と同水準でした。
同じく中国企業のOPPOとVivoはそれぞれ9%を占め、残りの「その他」カテゴリーが32%となりました。
スマートフォン全体の出荷台数と総収益はいずれも前年同期比で増加しています。
「グローバルのスマートフォン出荷台数は、2024年第3四半期に前年比(YoY)で2%増加しました」とCounterpointは述べています。「グローバルのスマートフォン収益は前年同期比で10%増加し、ASP(平均販売価格)は7%上昇しました。収益とASPはいずれも、Q3としては過去最高レベルに達しています」。
地域別に見ると、市場シェアには大きな差が見られます。たとえば、北米ではAppleが53%で圧倒的1位を占め、Samsungは23%で2位、Motorola(NYSE: MSI)が14%、Google(NASDAQ: GOOG)(NASDAQ: GOOGL)のPixelが4%となっています。
欧州ではSamsungが32%を獲得し、Appleが24%で2位に続きました。ラテンアメリカにおいては、Samsungが32%で首位、Motorolaが21%で2位につけています。中東・アフリカ地域もSamsungが23%で1位、2位は中国のスマートフォンメーカーであるTecno Mobile(20%)です。
アジア太平洋地域では、シェアが拮抗しています。Vivoが16%、Xiaomiが15%、OPPOが14%、Appleが12%、Samsungが11%という構図です。
2025年のApple株への影響・定量的な考察
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