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September

 久々に音楽の話。九月も3分の2を過ぎたあたりですが,今回は”September”を名乗る曲のについたよしなしごと。

Earth, Wind & Fire / September

 最初はこれ。Earth, Wind & Fireの”September”。個人的には映画「ナイトミュージアム」のエンディングのイメージ。ティラノサウルスの骨格標本やらが踊りだすあれです。何かと聴いたことのある人は多いはずですが,1978年ともう少しで半世紀前の曲という。

 実は歌詞自体は九月ではなく十二月に九月のことを思い返している曲という。歌いだしは

Do you remember
(覚えているかい?)
The 21th night of September?
(9月21日の夜のことを)

 ということでちょうど今日という。これは単なる偶然ですが。知名度も高いのであまり感想も言うところもないですが,やはりこのゴキゲンなファンクというものはいい。ビール片手に踊るのに適してます。

サザンオールスターズ / 湘南SEPTEMBER

 続いてはサザンの「湘南SEPTEMBER」。サザンと言えば夏真っ盛りのイメージですが,意外と夏の終わりとか冬の曲も多い。バラードは特に。

 この曲を知ったのは中学生くらいの時に買った「バラッド3」というアルバムに収録されていたからでした。言ってしまえば普通のきれいなバラードという印象。元も子もないですが。ただただ”湘南SEPTEMBER”という語呂の良さに引き込まれた気がする。

菅原圭 / September

 二週間ほど前にリリースされた菅原圭の新曲です。これについて書くために今日のテーマを引っ張り出したと言っても過言ではない。

 イントロは一瞬ユーミンの「春よ,来い」を思わせるピアノ。と,思ったけど気のせいかもしれない。とにかくどこか聞き覚えのあるイントロ。そこからは秋の曲らしくしっとり目ですが,どんどんボーカルのボルテージが上がってエモーショナルになってくのはさすがといったところ。

 やっぱり九月というのは夏が終わって,涼しくなって,ちょっと物寂しくなっていくものだから,こういうちょっと後ろ向きというか内省的な曲が沁みる。しかし菅原圭は去年ハマってからというもの新作リリースをずっと追っていますが,全くはずれがない。すごいや。

 と,いうわけで今回は”September”な曲についてでした。もう少し秋っぽくなっていくとフジファブリックとかが刺さる時期。
 それではまた。

おまけ:理芽 / 十九月 (Septemdecimber)

 こういう曲を置いておくのは礼儀だと思っている。

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