【翻訳】生得本能の9つの分類 by Russ Hudson（前半-基本編）

2025年2月1日 23:54

ラス・ハドソンの生得本能ツイートについて有志がまとめたものを生成AIに翻訳してもらいました。https://www.reddit.com/r/Enneagram/comments/o7huc5/russ_hudson_on_the_instincts_subtypes/
多少意訳されてます。note向けに見出しも追加しています。

概要【生得本能の9つのゾーン】
自己保存（SP）: 1）健康 2）リソース 3）家庭
セクシャル（SX）：1）魅力 2）探求 3）融合
ソーシャル（SO）：1）人を読む 2）繋がり 3）貢献

後半部分はこちら（タイプ詳細について）

1. エニアグラムにおける生得本能

定義

誰もが3つすべての本能/サブタイプを持っています。どれか1つが欠けているということはありません。
したがって、ここで有益な質問は「私はどれか？」ではなく、「それぞれの本能と自分はどのような関係にあるのか？」です。
後者の質問は、あなたの人生における真のバランスを見つけるための足がかりとなります。

エニアグラムを扱う上での課題の1つは、自分に当てはまる、あるいは「共感できる」説明を使って、自分の自己概念を強化してしまう傾向があることです。時にはネガティブなものでさえ強化してしまいます。エニアグラムの本来の目的は、自己概念を通して、自分自身についてのより深い真実を見ることです。

これは本能について考えるとき、さらに厄介になります。生得本能はより根源的なものであり、生得本能によって引き起こされる行動は、エニアグラムのタイプパターンよりもさらに明白です。しかし、奇妙なことに、客観的に見ることはより困難です。多くの場合、自分よりも、愛する人の方がそれらを明確に理解しています。

これは、生得本能が生存欲求と密接に関連しているため、より防御的になるからでしょう。また、生得本能は、私たちが動物界に近い、他の生き物と共通する側面を意識させるものです。生得本能について話すことは、大人同士の会話なのです。

私たちが自分の体と心に注意を向け、特に自分の体で感じていることに意識を向けている時、本能はうまく働き、私たちが地球上で生き残り、さらには繁栄するのを助けてくれます。お腹が空いたら食べる。疲れたら休む。本能はバランスが取れている状態になりやすく、必要以上に何かを求めることもありません。

私たちが「今、ここ」に存在していない時（不健全なとき）、本能は恐怖やエニアグラムのタイプに由来する情熱によって歪められてしまいます。
「サブタイプ」とは、情熱が生得本能とどのように混ざり合うかということです。サブタイプを理解するには、情熱を深く理解することが役立ちます。

（サブタイプ：エニアグラムの9つのタイプと生得本能の組み合わせのこと）

本能を本能として理解することが必要です。つまり、生得本能がタイプパターンと混ざり合っていない時に、どのように機能するかを知ることです。そうしなければ、この情報を活用してバランスを改善し、本能的な知性をエゴの問題から解放する方法がわかりません。

本能は、私たちの一部であり、自然の一部です。それが本能であるならば、あなたはそれをオンラインやテレビの様々な自然番組で見ることができるでしょう。人間には本能があり、すべての伝統的な精神的な道は、本能と付き合う方法を見つけようとしてきました。彼らは、これがいかに重要であるかを理解していたのです。

時には、彼らは単に生得本能を否定し、快適さと安全の放棄（自己保存）、禁欲（セクシャル）、世俗的な野心の放棄、隠遁生活（ソーシャル）といった修行を行いました。エニアグラムのワークでは、身体化された意識をもたらすことによって、それらを統合することを目指しています。

そのため、自分の本能的な生活を、親密かつ個人的な方法で知ることは有益です。これは多くの自己概念に挑戦することになりますが、人生で繰り返し起こる問題の原因となる、いくつかの不均衡を打ち破る強力な方法にもなるでしょう。

3つの本能的な衝動

本能的な衝動を説明する方法はたくさんありますが、エニアグラムではそれらを3つのグループとして捉えています。

エニアグラムは、二元論ではなく、三位一体で考えることを教えてくれます。二元論的な考え方は静的であり、動きがありません。正しいか間違っているか、上か下か、白か黒か、入るか出るか、イエスかノーか、といった具合です。

三位一体で考えることは、ダイナミズムと変化をもたらし、行き詰まりから抜け出すことを助けてくれます。これは古代の世界では一般的な考え方でした。すべての主要な宗教的伝統は、統一から現れる三位一体を見ています。エニアグラムのシンボルでは、円の中の三角形です。統一から生まれる三位一体です。エニアグラムにおけるほとんどすべての意味のあることは、この三位一体の論理に従っています。

私たちは、自己保存、セクシャル、ソーシャルの3つの本能のグループを説明します。私は、各本能がそれぞれ3つのゾーン（領域）を持っていることを示します。
これは、各本能を理解する上で非常に役立ちます。

各衝動との関係性が重要なのです。
私たちがいずれかの生得本能が優位であるとき、つまりそれが私たちのサブタイプであるとき、私たちはそれを過度に強調する傾向があります。
私たちはそれに没頭し、しばしば人生の他の重要な領域を犠牲にします。私たちはそれが得意かもしれないし、そうでないかもしれません。

私は長年、本能について教えてきた後、ゾーンの概念を思いつきました。
情報を小さな塊に整理することで、人々はそれをよりよく理解し、それが自分の支配的な本能であるためには、すべてに同意する必要はないことを理解するのに役立つことがわかりました。

9つのゾーン
自己保存（SP）：1）健康 2）リソース 3）家庭
セクシャル（SX）：1）魅力 2）探求 3）融合
ソーシャル（SO）：1）人を読む 2）繋がり 3）貢献

これらの区別が、この資料を扱う上で役立つことを願っています。覚えておくべきことがいくつかあります。

たとえある本能が優勢であっても、3つのゾーンすべてで強いとは限りません。通常、1つは遅れをとっています。そして、最も弱い本能の中で少なくとも1つのゾーンが働いています。
9つのゾーンすべてを見て、それぞれのゾーンとの関係性を探求し、自分用にカスタマイズすることは有益です。

生得本能の成長

次に説明しますが、最も弱い本能、つまり「盲点」を発見することが、成長の鍵となります。最も強い本能と盲点との関係は、「私はどれか」を決めることよりも重要です。「どれも私のアイデンティティ」ではありません。

私が説明した9つのゾーンについて考えるとき、多くの時間を費やしている領域と、もう少し注意が必要な領域に気づくことができるかどうかを確認してください。
これを行う際には、支配的な本能についての考えを手放すことが役立ちます。優しさと「今、ここ」に意識を集中させることが、ここでは非常に役立ちます。

すでにこれについて知っていると思い込まない方が良いでしょう。私たちは特定のことを行うことを考えているかもしれませんが、実際に時間と注意を払っている領域は異なります。
私たちは自分自身に優しく、しかし正直になる必要があり、そうすれば、私たちの人生の習慣的なパターンの全体像が浮かび上がってきます。

私たちは、何がより全体性とバランスをもたらすかについて、実感を得るでしょう。これで私たちは取り組むことができます！私たちは、自分たちの繁栄を支え、それらを統合するためのカスタマイズされた実践を生み出すことができる、現実的な変化についての洞察を得ます。これで私たちは、エニアグラムが本当に何であるかを理解し始めるのです。

2. 生得本能の盲点

最も発達していない本能

そこで私たちは「盲点」、つまり最も発達していない本能を見たいと思います。それは大きな影響を与えます。厄介なことに、盲点は問題を引き起こし、結果として支配的な本能と間違われることさえあります。

私は、支配的な本能が常にトップのままであるかどうかは完全には確信していません。多くの人が、1番目と2番目の本能が入れ替わることがあると報告しています。
しかし、私は盲点は動かないことを確認しています。私たちはそれに取り組むことを学ぶことはできますが、それを無視する習慣は残ります。

盲点からくる自己攻撃

支配的な本能と同様に、盲点の症状を見ることができます。1つは、それが最も継続的で痛みを伴うネガティブな自己概念のいくつかを生み出すことです。私たちの内なる批判者は、これらの古い恐怖を私たちが本能的な方向性と習慣を変えようとするたびに、持ち出してきます。

3つの盲点はすべて、ネガティブなセルフトークの形をとっており、「古いやり方」を維持する機能を果たします。
これらのパターンは幼少期に形成され、当時の精神的な幸福のために必要であった可能性が高いです。しかし、パターンは私たちが成長したことを知りません。

これらの自己攻撃は、必ずしも声として聞こえるわけではないことを付け加えておくべきでしょう。それらは、エネルギーの喪失、シャットダウン、不安感などとして現れることがあります。
これらは、私たちがエゴの防衛に近づいている兆候である可能性があります。その場合、私たちは特別な優しさと、時には他者からのサポートを必要とします。

生得本能のバランスをとる方法

3つの盲点すべてに共通しているのは、ネガティブな声はどれも真実ではないということです。しかし、それらは私たちを怖がらせたり、恥をかかせたりして、新しい行動を試すことを妨げます。私たちが無視してきた人生のこれらの部分に注意を向けると、一般的に気分が良くなり、バランスが取れるようになります。私たちは、支配的な本能について、それほど強迫的ではなくなります。

本能について長年取り組んできて、生徒たちに何が役立ったかを見てきた私が学んだことは、支配的な本能を「やらないようにする」ことは、実際にはうまくいかないということです。「何をするにしても、青い色を考えないでください」と言うようなものです。私たちを心理的なプレッツェルに変えてしまうだけです！
（※何かをしないようにと強く意識しすぎると、かえってそのことばかり考えてしまい、身動きが取れなくなってしまう状態）

実際に役立つと思われるのは、盲点にもっと思いやりを持って注意を向けることです。これは全体的なバランスを回復する傾向があり、最初の抵抗と慣性を乗り越えると、私たちは自分自身についてずっと良い気分になる傾向があります。それは、支配的な本能へのプレッシャーを取り除くようです。

これは、盲点が支配的な本能である人々の習慣を真似することを意味するものではありません。多くの場合、彼らはそれをやりすぎており、私たちにはそれが必要ありません。
楽しみと創造性の一部は、これらのニーズに対処するための自分なりの方法を見つけることです。通常、新しい方法を学ぶ上でサポートを得ることは役立ちます。

盲点の見つけ方

盲点を見つけるための1つの手がかりがあります。
自分の盲点が支配的な本能である人が、その本能を「過剰に」行っているときに、引き金を引かれる傾向があります。
それは、私たちが気づいていない自分自身についての何かを明白にする、影の材料であるため、私たちを引き金を引くのです。

自己保存（SP）が盲点である場合、人々が自己保存の問題について大騒ぎしているのを見ると、私たちはイライラします。
「体温調節を放っておいてくれ。なぜ彼らは人生を謳歌できないのか？1年分の荷造りをしているのか？」

セクシャル（SX）が盲点である場合、私たちはセクシャルが支配的な人々を過剰だと感じる傾向があります。
「目立ちたがり屋、下品、さっさと部屋を取れよ」

ソーシャル（SO）が盲点である場合、私たちはソーシャルが支配的な人々を、浅薄で、「社交」に時間を無駄にしていると感じます。
「彼らは偽物で、本当は気にかけていない。誰も深い話をしていない」

手がかりは、他の人が同じ反応をしていないことです。
人々は神経症的なことをしているかもしれませんが、私たちが引き金を引かれているのです。