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韓国ドラマ感想文 パンダさんとハリネズミ

こんばんは、カムバックに伴うD&Eの供給過多で狂喜乱舞しているタイプのKPOP初心者こと、いのりです。

唐突に、演技してるドンヘ氏が見たくなったので、配信サービスでドラマ『パンダさんとハリネズミ』を一気見してしまいました。

🐼『パンダさんとハリネズミ』あらすじ🦔

↓あらすじはこんな感じ↓
主人公は、金貸しが副業のケーキ店のパティシエ、コ・スンジ。スンジは、お世話になっている店主の娘が戻ってくることを知り、前科者の自分は邪魔になってしまうと考え、新たな雇い先を探していました。

時を同じくして、亡くなった両親から引き継いだパンダカフェを存続させようと奔走するもう1人の主人公、女性記者のパン・ダヤンは、腕前がいまいちなおじさんパティシエに愛想を尽かし、新しいパティシエを募集しようとします。

ダヤンの求人に絶好のチャンス!と飛びついたスンジですが、そこにアメリカから帰ってきた高級ケーキ店の御曹司チェ・ウォニルが現れ、幼馴染のダヤンをそこらの男に任せられないとケーキ勝負を挑みます(ちなみに、戦うのはウォニル本人ではなく従兄弟のギョヌさん)。

共に働くうちに、惹かれあっていくダヤンとスンジ、幼い頃からの想いを忘れられないウォニルの三角関係と、徐々に明かされていくスンジの過去が見どころのピュアなラブストーリーです。

🐼見どころ①美しき祖父孫愛🦔

ドラマの見どころの一つは、スンジとケーキ店の店主のおじいさんとの心温まるやりとりです。刑務所で製菓衛生師の資格を取ったスンジは、おじいさんに弟子入りし、実の子供のように可愛がられています。パンダカフェに雇われることになった後も、ダヤンとの仲が悪化する度に、家に転がり込んでは相談するのですが、そのシーンのスンジが非常に愛らしいです。悩み相談のシーンでは、だいたい酔っ払っているか、寝ぼけているのですが、「ハルベ(じいちゃん)サランへ〜」と力いっぱいおじいさんに抱きつきます。おじいさんも、「何するんだ、放しなさい」と口では言うものの、ニコニコです。普段は、「うるせえ、じじい!」と言わんばかりの反抗期全開なスンジですが、おじいさんに甘えるシーンはドンヘ氏の素に近くてかわいいです。

🐼見どころ②呉越同舟?ライバル関係から生まれる友情🦔

また、ラブストーリーにも関わらず、ストーリー後半ではダヤンとの恋愛もそこそこに、ライバルのウォニルとの友情がフィーチャーされていくのも見どころです。初めは金に物を言わせてダヤンを守ろうとするおぼっちゃまのウォニルを電信柱呼ばわりし、目の敵にするスンジですが、ウォニルの父が共通の敵であることを知り、徐々に気にかけるようになっていきます。どちらがダヤンを振り向かせられるかのバトル中にも関わらず、2人してカフェの客の美人女優に鼻の下を伸ばすシーンは、定番ネタだけど笑いが止まりませんでした。

三角関係に決着がついた後も、時に反目し合い、気にかけ合い、と絶妙な距離感でやりとりする2人の友情はとても美しいです。

🐼見どころ③単なるラブストーリーじゃない!?怒涛の伏線回収🦔

さらに、ドラマ後半のスンジの過去解明パートは、複雑すぎて頭がパーンとなりましたが、これも見どころです。この怒涛の展開によって、単なる三角関係のラブストーリーだけではない魅力が生まれています。ダヤンの初恋の秘密、行方不明になったおじいさんの孫、記憶喪失のスンジの両親の行方など、様々な謎が重なり合ってラストにつながっていくのですが、誰がどの事実をどこまで知っているのか整理できず、メモに書きながら見ていました。

実は、視聴者目線では、割と早い段階で真実がわかります。しかし、登場人物同士はお互いに部分的にしか真実を開示しないため、真相に辿り着くまで、実に10話ほど要していました。ドラマあるあるかもしれませんが、早めにこれ話してたら解決するだろ…!というもたつきもありつつ、感動のラストを迎えます。

ちなみに、全16話中、7・8話の段階でメインテーマであるラブストーリーは早々に佳境を迎えます。ダヤンがスンジかウォニルか選びきれないまま話を引っ張るのかと思っていたので、この割り切りの良さは逆に爽快でした。

🐼まとめ ドンへ=天才作曲家=実力派俳優🦔

急に思い立って見始めたドラマでしたが、全16話のストーリーで、ドンへ氏の演技の魅力をこれでもかと体感することができました。

海外のドラマになると、途端に演技が上手いか下手かわからなくなってしまうのですが、ドンへ氏の演技はたぶん上手いんだと思います。バラエティでよく見ているぽやぽやドンへ氏と、めちゃめちゃ悪態つくし、すぐ手が出そうになるし、尊大な態度のコ・スンジがまるで一致しません。

強いていうなら、スンジを見るとSuper Juniorのメンバー、ヒチョル氏を連想します。演じるにあたって、どんな役作りをしたのかな…?ヒニムを見習ってみようと思ってたりしたらかわいいな…とオタク特有の飛躍した妄想をしてしまいました。あるいは、練習生時代やデビュー直後のドンへ氏、プライベートでのドンへ氏はスンジくらい傍若無人だったりするのかもしれません。

バラエティ番組やインタビューではテンポを重視して大人しくしていることも多い印象のドンへ氏ですが、演技というフィールドでは、普段見られない一面も見ることができて、大満足の数時間でした。

このままleminoで『男と女の7年間』とか『オー!ヨンシム』見ちゃおうかな…。機会があればシウォン氏のドラマも見たいな…とそわそわしています。1日が72時間ないと足りないぜ…。

それでは、自分はドンへ氏のドラマの出演情報を漁る旅に出ようと思います。皆様も良き推し活ライフをお過ごしください👋

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