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LEAP HIGH! 〜日プGirlsの躍進〜

こんにちは、アイドルオーディション番組「PRODUCE 101 JAPAN THE GIRLS」通称日プ女子がきっかけで、おじさまアイドルSuperJuniorにどハマりした奇特なタイプのKPOP初心者こと、いのりと申します。

日プ女子がきっかけでKPOPに興味を持った方は少なくないと思いますが、私のようなハマり方をした人間はあまりいないのではないかと自負しております。もしいたらTwitter等でお声がけください。友達になりましょう。

紅白初出場、レコード大賞新人賞、数々の音楽番組、ライブ・フェスへの出演など、昨年大躍進を遂げたME:Iですが、その他の日プGirlsも、ME:Iの後を追うように、華々しいデビューを飾っています。

今回は、日プGirlsを擁するアイドルグループについて書き連ねていこうと思います!

IS:SUE  〜歌にダンスになんでもござれの四美神〜

所属日プGirls:会田凛、剱持菜乃、坂口梨乃、田中優希

日プ女子をきっかけにデビューしたアイドルを語るにあたって、このグループは外せません!

オーディション上位メンバーによって構成され、ME:I同様LAPONE GIRLSに所属する、いわゆる「派生グループ」のIS:SUEは、その圧倒的なビジュアル、ダンススキル、歌唱力で、ME:Iに負けず劣らずの存在感を放っています。

彼女たちは単なるアイドルではありません。もはや女神です。

他のアイドルグループのダンスカバー動画を積極的に発信していて、特にf(x)の『4Walls』のダンスカバーは必見です。

オーディション時の葛藤と再起を歌ったデビュー曲の『CONNECT』はシリアスで大人っぽい雰囲気ですが、続く『THE FLASH GIRL』では「居場所がないなら自分で見つけるわ」と少しお茶目な雰囲気も覗かせていて、これから彼女らがどんな色を見せてくれるのか非常に楽しみです。

韓国のアイドルで例えるなら、aespaのように少数精鋭の実力派アイドルとして、スターダムを駆け上っていく予感がします。


CUTIE STREET  〜成功したもちもち・ぱるたん〜

所属日プGirls:桜庭遥花

約90名の日プGirlsの中で、かの有名な歌唱コンテンツ「THE FIRST TAKE」に一番乗りで出演を果たした少女がいます。彼女こそが、ぱるたんこと、桜庭遥花さんです。

ぱるたんは、『わたしの一番かわいいところ』や『NEW KAWII』で大人気を博したアイドルグループFRUITS ZIPPERの妹分CUTIE STREETの一員としてデビューを叶え、彼女自身も『かわいいだけじゃだめですか?』で、そのかわいらしさを日本全国に知らしめました。

ぱるたん=世界一成功したもちもちと言っても過言ではありません。

LAPONE GIRLSとして、KPOP風の衣装に身を包むぱるたんを見たかった気持ちもありつつ、キラキラのティアラとふわふわのピンクのドレスを纏うぱるたんを見ると、最高のグループと巡り会えたんだなぁ…と感慨に浸らずにはいられません。

ぱるたんのパフォーマンスの中でもお気に入りなのが、「THE FIRST TAKE」の動画です。最初は緊張した面持ちのぱるたんが、他メンバーとの掛け合いで無邪気な笑顔を披露する流れに、心が浄化されました。このまますくすく育って…


MADEIN  〜世界を股にかけるマンネたち〜

所属日プGirls:阿部和、斉藤芹菜

日本を飛び出して、海外に活躍の場を見出した日プGirlsもいます。

チームマンネの一人阿部和さんと、コンセプト評価「Popcorn」でセンターを務めた斉藤芹菜さんは、韓国の事務所143エンターテイメントからMADEINとしてデビューを果たしました。

MADEINは、LIMELIGHTというユニットにKep1erのマシロさん、イェソさん、日プGirlsの二人が合流する形で結成された、成り立ちが少し特殊なグループです。

長年アイドルとして活躍してきた実力派のメンバーたちに負けじと食らいつき、歌って踊る和さんと芹菜さんの姿には思わず魅入ってしまいます。

MADEINの日本人メンバーで韓国観光を楽しむコンテンツもおすすめです。いっぱい食べてすくすく育って…!

魔法少女を思わせる可憐なスタイリング、キレキレのダンス、繊細な歌声の調和が美しいMADEINの更なる躍進が楽しみです。


cosmosy  〜JPOP?KPOP?異世界に誘う新機軸のハーモニー〜

所属日プGirls:神尾彩乃、吉田花夏

高貴な猫を思わせるビジュアルの神尾彩乃さんと、低音で観客を魅了した吉田花夏さんは、それぞれカミオン、ディハナと名を改め、docomo発のガールズグループ・cosmosyの一員としてデビューを果たしました。

aespaやLE SSERAFIMなどに関わったクリエイターが関与しているということで、デビュー直前からcosmosyのことは気になっていたのですが、彼女たちのパフォーマンスは想像を良い意味で華麗に裏切るものでした。

cosmosyのデビュー曲『zigy=zigy』は、この一曲だけでnote記事を数本書けそうなくらい魅力に満ちています。

韓国語・日本語・英語が混在する歌詞、通りゃんせなどのわらべ歌を想起させるメロディライン、東洋の舞踊にも似たアイソレーションが多用される振り付けなど、近年デビューしたKPOPにインスパイアされたガールズグループの楽曲とは一線を画す一曲です。

特に注目したいのは、MVの世界観です。校舎を闊歩する武器を持った謎の少女、怪しげな召喚の儀式など、謎に満ちたストーリーが繰り広げられていて、その薄暗さは『狙われた学園』などの往年の角川映画を思い起こさせます。

まだデビューしたばかりなのに、cosmosyが次の曲でどんなストーリー展開を見せてくれるのか、期待してしまっている自分がいます。毎秒曲出してくれないかな…

MYERA  〜言葉遊びとダンスで魅せる技巧派〜

所属日プGirls:安藤佑唯、田中琴

国民プロデューサーから「コトユイ」の愛称で親しまれた、安藤佑唯さん、田中琴さんの二人は、「STAY REAL」というコンセプトのもと結成されたガールズグループ・MYERAの一員としてデビューを果たしました。

MYERAが気になった方は、とりあえず何も言わずにデビューシングル『Lie ライ Lie ライ』のMVを見てください、かっこいいので。

まずはMVの映像美とラテンを思わせるリズムの響きを楽しみ、次に字幕付きで歌詞の洒脱な言葉遊びを楽しみ、そしてDance Practice動画でメンバーのダイナミックなパフォーマンスを楽しみましょう。

彼女らの力強いダンスと歌声は、今はまだ癌には効きませんがそのうち効くようになります。まさしく疲れた心への特効薬として機能するパワフルな一曲です。MYERAがこれからどんな新時代を見せてくれるのか、目が離せません。


Real Romantic  〜マンネの夢が花開く〜

所属日プGirls:内山凛、高橋妃那、田邊果凜

チームマンネ、応援していたんです。『Habit』のパフォーマンス映像を擦り切れるほど見ていたんです。

それゆえに、高橋妃那さんが『Fiesta』を思わせる真紅のジャケットでデビューしたMVを見て、神に感謝しました。『LOVE DIVE』で当時15歳とは思えない気迫を発揮していた内山凛さん、サビ前のキメで瞳を奪われた田邊果凜さんも一緒にデビューしたと知り、神にもっと感謝しました。神、見る目あるね。

Real Romanticのデビュー曲『BLOOMING』は、第三世代のヨジャドルを思わせるキュートさを兼ね備えたダンサブルな一曲です。相変わらず、高橋妃那さんのブレス多めの繊細な歌声が輝いています。

かなりアクティブな振り付けにも関わらず、デビューステージでは生歌パフォーマンスを徹底していて、チャレンジ精神を感じました。

ひとつ驚いたのは、『BLOOMING』のMVの映像編集に声優の武内駿輔さんが関わっていたことです。

……なんで???

調べてみると、Real Romanticのプロデュースには、アニメ関連の音楽を手掛けるブシロードミュージックも関わっているとのことだったので、そちらの縁で関与されたのかもしれません。アイマスの武内Pが現実のアイドルのプロデュースに関わるようになるとは…!


RIRYDAY  〜どこか懐かしい青春の一場面〜

所属日プGirls:岡部望々花、北爪さくら、細井彩加

日プ女子では、ポケプリとして溌剌とTWICEの楽曲を披露した岡部望々花さん、北爪さくらさん、細井彩加さんは、ガールズグループのRIRYDAYの一員としてデビューを果たしました。

「全ての女の子を肯定するようなものを作りたい」というプロデューサーの願いのもと結成されたRIRYDAYは、天真爛漫な雰囲気のスタイリングと少し切なげな曲調の楽曲が絶妙な調和を見せているガールズグループです。

RIRYDAYのデビュー曲『about cha』、とても良い曲・素敵なMVなので百万回くらい聴いてください。

ゆったりとした楽曲を背景に少しセピアがかった映像の中で駆け回る少女たちの姿に、自分の学生時代を思い出して、少し切ない気持ちになりました。

メンバーの相次ぐ脱退のニュースに、デビューしたからといって安泰ではないのだと、芸能界の厳しさを感じたりもしましたが、さくちーたちが溌剌とした笑顔のまま、アイドル街道を走り続けられることを願ってやみません。


VIGU   〜攻撃的で、病的で、魅力的〜

所属日プGirls:黒川穂香、藤本彩花

日プ本編では、(G)I-DLEの楽曲で「強い女」の魅力を見せつけた黒川穂香さん、藤本彩花さんは、RIRYDAYも所属する「MY HERO PROJECT」のガールズグループVIGUの一員としてデビューを果たしました。

「Violet ill girl friend you」のイニシャルから名付けられたVIGUは、ユニット名に違わず、強くて媚びない女性の魅力を全面に押し出しています。

刑務所やマグショットを想起させるセットの中で力強く踊るVIGUの四人の姿を見ると、自分も周囲の目を気にせず背筋を伸ばして生きていきたいな、と思わされます。

日本人で構成されたガールクラッシュのユニットは近年あまり見かけない気がするので、VIGUが日本のガールクラッシュジャンルを牽引していくのかも、と思うとワクワクしますね。


UN1CON  〜覚醒したダンススキルで世界へ〜

所属日プGirls:荒牧深愛

自分にはまったくできないジャンルだからこそ、魅入られてしまうものってありますよね。私にとって、日プ女子本編での荒牧深愛さんのダンスパフォーマンスがそれでした。『RUN RUN』での鬼気迫るパフォーマンスは、今でも繰り返し見てしまいます。

そんな荒牧深愛さんが加入したのは、Wanna OneやMONSTA Xなどの楽曲を手がけた有名プロデューサーROYDOを筆頭に、日韓の有名クリエイターが制作に携わるガールズグループUN1CONです。

デビュー曲の『A.R.T』では、深愛さんのダンススキルが遺憾無く発揮されています。深愛さんのかっこよさに魅入られたり、カラフルなMVの映像に、コンセプト評価の『Popcorn』を思い出して懐かしくなったりして、感情がジェットコースターになりました。

『A.R.T』の曲調で歌われるように、深愛さんの才能が枠にはめられることなく、のびのびと発揮されることを祈っています。

終わりに

こうやってnoteに書き出してみると、日プ女子をきっかけにME:I含めて10個のガールズグループがデビューしていて、オーディション番組の影響の強さを感じます。

どのオーディション番組でも「派生グループ」はつきものですが、今回取り上げたグループは、ただオーディション経験者を集めるのではなく、明確なコンセプトのもとにグループを作っていて、日プGirlsそれぞれが輝ける居場所になる気がしています。

「No No Girls」などのオーディションに挑戦している人や、モデル、Youtuberとして活躍している人、新たな道を見つけた人、全ての日プGirlsが幸せな未来を謳歌できますように。そんなことを祈りながら、私も毎日を頑張って過ごしていこうと思います。

皆様も、良き推し活ライフをお過ごしください。

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