軸に贈る
碧月はる。
彼女の文章に惹かれる。文章だけでなく彼女自身に惹かれる。
なぜこんなにも強く彼女に惹かれるのだろう。
身を削るように書かれた言葉。渕の底から掬い上げ、あらゆる距離から言葉の力を感じ選び、削ぎ落し紡がれる言葉が、軸へ響く。
本物だと感じる。表現者として。
言葉の力を信じ魂を込めた彼女自身の言葉は、一語ずつ力を宿し私を強く惹きつける。
良く見せる思考ではなく、読み手の負荷と自身が伝えたい芯を考慮した嘘のない言葉。本物の言葉の力は強い。軸で読むことができるから、思考より深い部分へ降りていく。
彼女の見ているもの。伝えようとしていることに共鳴する。
同じだと感じる目的へ一緒に進みたいと思い会いに行き、はるさんの文章が好きだという事、一緒に仕事がしたいという事、自分の現状を伝えた。
夏には仕事としてご依頼しますと約束して、先月から私の写真に言葉を添えて頂いています。
こちらのポストカードは撮影依頼をして下さった方、私がアルバムを贈りたい方へ、アルバムと一緒に贈らせて頂いています。
六月は湖畔、七月はアジサイのポストカードを制作いたしました。
ホームページに work と、astrofengia のページを新しく作りましたので見て頂けたら幸いです。
碧月はるさんの力のある言葉も、私が写真で切り取る被写体や言葉も、消費するように価値をつけ、発信や提供することは致しません。
力のある言葉を添えて頂き、感謝と対価を贈り、軸へ響く言葉と写真をお贈りしていきます。
*こちらのコラボ制作は2024年5月をもって終了いたしました。
自分で撮った写真ではなく、人が撮った写真に詩を添えるという難しいご依頼を、引き受けてくださりありがとうございました。
はるさんの益々のご発展を心よりお祈りいたします。