2023/6/1木　バイト話　倉庫

過去のバイトの内容をたまに書いていこうと思う。

いままで結構な数のバイトをしてきたが、葛西臨海公園近くの倉庫で作業をする日雇いのバイトをしていた。内容はさまざまでトラックの荷物下ろしたり積んだり、パネルをひたすら拭いたり、倉庫内の片付けなどがメインだった。その日によってメンバーも変わるので仲の良い人など全くいなく休憩時間はほぼ誰とも話していない。

仕事は慣れれば簡単な作業ではあるが、この現場にはやっかいな奴がいてそいつと同じ日に当たると最悪だった。年齢は50歳くらいのジジイで中年太りでハゲ散らかしている。コイツからは何故か嫌われているのか自分だけめちゃくちゃ怒られる。力仕事系の現場に良くいるタイプの奴でミスして怒るだけでなく、周り見て動けとかそれはこうやってと言われその通りにやっていたが、遅いからもういい俺がやるとか言ってくる。

こうゆうタイプの人間は昔、上司から同じように教わってイライラしていたにも関わらず、自分が上の立場になったら後輩にそのまま同じようにやる馬鹿だなとずっと思っていた。ブチギレて辞めてやろうと何回も思ったが稼がないとどうしようもない時期だったので我慢するしかなかった。

ただ自分はこうゆう時の対策が1つある。
それは腰低く愛想良くその人に近づく事。ミス多くてすいません。出来ない事多いと思いますけど、色々教えてください！のような感じで可愛がられるように持っていく。下からこんな事言われたらどんな人でも嬉しいと思うし、この子には優しくしてやろうとなるはず。こうやって敵を減らしていくのはバイトにとって大事な事だ。

もちろんそいつにもこの戦法を使った
まず喫煙所に行って、隙を見つけて話しかけてみた。
かなり無愛想だったけど話していくと笑顔も増えてきて
休憩時間にコンビニの弁当も奢ってくれた。よし、これで仕事で怒られる事はないだろう。作戦は大成功だ。
そして午後から仕事再開してもう安心だと思っていたらバチクソにキレられた。何だコイツどうゆう神経してんだと思いながらヘコヘコしてたら更にグチグチ言ってくる始末。結局失敗だった。

荷物持つ時にはお前力入れてるか？
できる人なら先を読んで行動するぞ。
待ち時間立ってたら、何してんの？仕事は見つけるもんだろ。と嫌な事ばかり言われて本当にぶっ殺してやろうかと思ったがその日の給料もらえないのはキツいので堪えた。コイツとは相性最悪なんだという事は知れたのでその現場には入らないようになった。

帰り際そいつの靴を踏みつけて帰った。
おわり