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帰ってきたぞ ドラえもん

今日は『宇宙刑事ギャバン』の放送開始からちょうど40周年記念日。
特撮ヒーロー史において、この番組がどれほど斬新で衝撃的だったか。そしてそれに伴うちょっとした問題について書こうと思ったのですが。
それよりも今日は、ギャバンと同じ、かつて金曜夜19時台にテレビ朝日系で放送されていた番組について話したいと思いました。
ちょっと無理な話のつなげ方だな。

『ドラえもん』です。
映画ドラえもんシリーズが、Amazonプライムビデオに帰ってきました。
長い沈黙を経て、とうとう帰ってきました。
ありがたいことです。
ただ、全部確認したわけではありませんが、画面サイズがちょっと違うような。
本来スタンダードサイズで製作されていたはずの初期作品もワイドサイズで配信されているみたいですね。
前回はスタンダードサイズでの配信だったような。
画面サイズなんか、あまり気にすることでもありませんが。
それより、やはり「のび太の魔界大冒険」はオリジナル版のエンディングになっていますね。

このごろ、ときどき土曜夕方の『ドラえもん』を見るのですが。
今日は「ドンジャラ村のホイ」というエピソードが放送されていました。
小人族(しょうじんぞく)のホイという少年が登場し、エリマキ状の「万能手綱」を動物につけて操ったりします。
これ、エリマキトカゲが流行したころのエピソードです。たぶん、1984年とかそのあたり。
今日の放送作品では、スネ夫とジャイアンがエリマキトカゲの存在について軽く触れていました。今どきの子どもが、よく知ってるな(彼らを今どきの子どもと表現するのも、そこはかとない違和感がありますが)。
現在のメイン視聴者たる児童たちは、エリマキトカゲなんか知らなくても、気にすることなく楽しんでいただければいいのですが。

そういえば少し前に、少し前といっても去年ですが、「ハリーのしっぽ」というエピソードが放送されました。
これは、1986年のハレー彗星接近のころのエピソードです。いや、原作ではこの年だったかどうか不確かですが、テレビアニメでは86年のことだったと思います。
それを2021年に再アニメ化するというのに驚きました。ハレー彗星とは縁もゆかりもないこの時期に。
このエピソードの主な舞台は1910年の日本ですが、原作ではのび太のひいおじいさんが登場するところ、2021年版ではひいひいじいさんになっていました。時代も変わったものだと思いましたよ。世代一つ分の年月が経過しているので、妥当な変更点ですが。

ちょっと前に、パーマンが登場するエピソードもありましたね。今の子どもはパーマンを知らんだろう、でもおれは知ってるぜと、優越感に浸りながら見ていましたよ。
嫌な大人だな。子どもたちにマウントをとってどうする。

何年か前にはドラえもんとのび太がテレビでドラマ『相棒』を見ており、画面に映る特命係の2人(もちろんアニメ絵)を水谷豊と反町隆史が声を当てているという事態が起こりました。
それを見ていたのび太くん、「ドラえもん、ぼくも相棒が欲しい!」だそうです。
ドラえもんはのび太の相棒じゃないのかよ、なんて思いましたが。
そこでドラえもんが取り出したのが「あい棒」というひみつ道具だったりします。

そういえば、これを言っても重度のネタバレにはならないと思いますが、1992年の映画「のび太と雲の王国」では、先述のホイくんが再登場します。万能手綱も使います。
ちょっと驚く唐突な再登場。
しかも、ホイくんがテレビに登場してから何年もたっています。
当時のメイン視聴者たる子どもたちは、ホイくんがわからなかったのではないでしょうか。原作の漫画を読み込んでいる子でもない限り。
当時高校生だったわたしでさえ、「ああ、思い出した。なんかエリマキトカゲもどきが出てくる話、あった気がする!」と、おぼろげな記憶をよみがえらせた程度。
もちろん、「今の子どもたちはわかるまい。でもおれは知ってるぜ」と優越感に浸ったのは言うまでもありません。本当に性格悪いな。
「雲の王国」には、もうお一方、何年も前にテレビアニメで見かけたキャラクターが再登場しているのですが、こっちはけっこうなネタバレになるので、それが誰なのかはここでは言いません。

またドラえもんについて語ってしまった。
ギャバンについては、機会があったらまた改めて。
ドラえもんファンの同志諸君、アマプラで楽しみましょう。

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