大山哲夫

小説家志望の40代です。小説や創作に関することがらや、マニアックなことなどを書いていきます。よろしくお願いします。

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最近の記事

人をバカにする奴ってのは

おれのほうが、こいつよりも上だ。 それを示したい。こいつにも、わからせたい。 ……そんなふうに思ったことはないだろうか。 ちなみにぼくは、よくあります。 たぶん、多かれ少なかれ、誰の中にもあると思うよ。そういう気持ちは。 そういう気持ちを持っていること自体は、普通のことなんじゃないか。まあ仕方ないよ。 ただ、そんなのを向けられるほうは、たまったもんじゃないよな。 こう考えてみよう。 100点満点のテストで5点をとったクラスメイトがいるとする。 あなたは、そのクラスメイトに

    • 才能が乏しいぼくたちは

      小説家を目指す同志諸君に伺いたい。 きみには才能があるかい? おそらく日本人であれば、「才能がある」と答えられる人は、そんなに多くないのではないか。欧米なら違うだろうけど。 ちなみにぼくは、あまり才能がないと思っている。 おっと、才能がないなんて言ったら、世間様から非難轟々だから、才能が乏しいという言い方にしておこう。 ありがたい世間様は、「自信を持たなきゃダメだ!」とか寄ってたかって言ってくるけど、気にする必要はない。あいつらは、条件反射で言っているようなものだ。考えも

      • こんなガンダムは嫌だ

        YouTubeは本当におもしろい。若い人たちがテレビなんか見ないわけだ。 女優の水野美紀もYouTubeをやっていて、特撮の話なんかしていて、なかなかおもしろい。 水野美紀のYouTubeで、「こんなガンダムは嫌だ」というネタが披露されていた。 わたしもそれを模倣して、「こんなガンダムは嫌だ」というのをいくつか考えてみましたぞ。 ・主人公がガンダムに乗って母艦から脱走する。 ・主人公が、名前をからかわれただけでエリート軍人に殴りかかる。 ・主人公がガンダムに乗って、MPにバ

        • 今回もまた去年読んだ本をさらす

          あけましておめでとうございます。 今回も、恒例の「昨年1年間で読んだ本をさらす」という企画を行います。 ●アニメ・漫画関係 ・『小説 映画ドラえもん のび太の宇宙小戦争2021』 福島直浩  またドラえもんかよ、という話ですが。そして小説版を読みつつも、映画はまだ見ていないという謎。人間とは、必ずしも合理的な行動はとらないものですね。 ・『キン肉マン 四次元殺法殺人事件』 ゆでたまご おぎぬまX  ミステリーです。『キン肉マン』でミステリーという無茶な企画。しかもこれがきち

          同窓生が劇に出演しました

          この前、演劇を見に行きました。 それは、専門学校時代の同窓生が出演している劇です。演技関係の勉強をしていました。 卒業してからもう20年近く経過しようとしているけど、今年、同窓会が開かれたこともあり、今回の出演の連絡を受けて、観劇させていただいたわけです。 演技は、わたしは早々に諦めてしまいました。 しかし彼は、あれからずっと続けています。 わたしは尊敬しています。 劇は、とてもおもしろかったです。 わたしは彼らの演技については、何か言える立場でもありません。 演技につい

          同窓生が劇に出演しました

          どうしてそんなに思い込んでしまうのかねえ

          先日、とあるYouTuberさんの動画を見ていたときのこと。 そのYouTuberさんはオタクで陰キャを自称しているのだが、ときどきコメント欄に、このようなことを書かれることがあるという。 「なんで自分を陰キャと卑下するの? そんな気持ちだから陽キャに相手にされないんじゃないか?」 これに対し、YouTuberさんは動画の中で次のようなことを答えていた。 「卑下はしていないし、陽キャが上だとも思ってない。むしろオタク・陰キャであることは誇りにしている。世間一般では自虐と取られ

          どうしてそんなに思い込んでしまうのかねえ

          頭のいい人ってどんな人?

          昔のロボットアニメにはよくあったけどね。 「博士」と呼ばれるおじさん(もしくは、おじいさん)が登場。彼は古代の資料を研究し、敵の襲来を確信。ロボットを開発してそれに備える。さらに、ロボットをバックアップする基地のトップにおさまり、作戦指揮を行う。 ……いや、あんたの専門は何? 考古学なの? ロボット工学なの? さらには、軍人としての資質も持っているの? まあわからんでもないのだ。だっておれも、子どものころはこういうアニメを見て何の疑問も抱かなかった。 だって、「博士」という

          頭のいい人ってどんな人?

          今日は休みだったので、プレイステーションの「ナムコミュージアム」を引っ張り出して、久々に「ドルアーガの塔」をプレイした。25年くらい前はクリアに3~4時間かかっていた下手なおれだが、今日は珍しく2時間ちょっとでクリアに至った。59階で20回、いや30回くらいコンティニューしたよ。

          今日は休みだったので、プレイステーションの「ナムコミュージアム」を引っ張り出して、久々に「ドルアーガの塔」をプレイした。25年くらい前はクリアに3~4時間かかっていた下手なおれだが、今日は珍しく2時間ちょっとでクリアに至った。59階で20回、いや30回くらいコンティニューしたよ。

          小説を書くのが下手な我々は

          (こんなタイトルですけど、しかも画像はだいぶ前の『相棒』のDVDパッケージですけど、内容は大半がガンダムに関する話です。ご注意を) わたしは、「近ごろの若いもんは」とか、「昔はよかったよな」とか、そんなことを口癖のように言ってもいいような年齢なんだけど。 なるべく新しいものを偏見なく受け入れようと思っている。 近年のドラマもアニメも特撮も、おもしろいと思う。 ただ、『相棒』シリーズとガンダムシリーズに関しては、この限りではなかった。 とはいえ、『相棒』のこの前のシーズンは

          小説を書くのが下手な我々は

          同窓会に行ってきたぜ

          前の記事で書いた、専門学校時代のみんなとの同窓会に行ってきた。 実はわたしは、専門学校では2学科に通っていた。 一つは物語を作るほう。 もう一つは、演技関係だ。 その、演技を学んだ仲間たちとの同窓会であった。 何年振りかな。 もう15年くらい会っていなかったんじゃないだろうか。 この長い間に、みんな年齢を重ねて、いろいろと変わったみたいだ。 結婚した人。 仕事で成功している人。 ダイエットに大成功した人。 演劇活動を続けている人。 みんな、それぞれ輝いて見えた。 この長い間

          同窓会に行ってきたぜ

          いよいよ『機動戦士ガンダム 水星の魔女Season2』が始まります。今日は夜から『鬼滅の刃 刀鍛冶の里編』も開始。かつて夕方に『宇宙戦艦ヤマト2199』を、夜に『進撃の巨人(第1期)』を同日に見ていたころを思い出す。あれはちょうど10年前の春期の日曜日だった。

          いよいよ『機動戦士ガンダム 水星の魔女Season2』が始まります。今日は夜から『鬼滅の刃 刀鍛冶の里編』も開始。かつて夕方に『宇宙戦艦ヤマト2199』を、夜に『進撃の巨人(第1期)』を同日に見ていたころを思い出す。あれはちょうど10年前の春期の日曜日だった。

          思い出のFC版ドラゴンクエストⅡ 第3回 そして勇者たちは行く

           さてさて、『ドラゴンクエストⅡ 悪霊の神々』について、王子たちご一行の旅路のお話は今回でラストだ。  長々とごめんね。でも今回も長いんだ。  それでは、参りましょう。 ドラクエ界最高のトラウマメイカー! ロンダルキアへの挑戦!!  数々の苦難を越えてきた勇者たちに、容赦なく新たな試練が襲いかかる。それこそが、ドラクエ界における「もう二度と行きたくないダンジョン」というアンケートでぶっちぎりで第1位に輝く、ロンダルキアへの洞窟である!  ああ、いかん。この名前を聞くだけで

          思い出のFC版ドラゴンクエストⅡ 第3回 そして勇者たちは行く

          思い出のFC版ドラゴンクエストⅡ 第2回 果てしなき旅路

           前回に続き、ファミリーコンピュータ版『ドラゴンクエストⅡ 悪霊の神々』の思い出を語っていきたいと思う。  前回は、ローレシアの王子(ローレ)・サマルトリアの王子(サマル)・ムーンブルクの王女(ムーン)の3人がそろったところまでお話しした。  それでは、その後の3人の眼前に立ちふさがる試練の数々を、ご紹介していこう。ネタバレ全開なのはご了承くださいませ。 「ゲームは1日1時間」の時代なのに、安易な中断は許しません  晴れて3人パーティーとなった彼らは、次の目的地へと進む。

          思い出のFC版ドラゴンクエストⅡ 第2回 果てしなき旅路

          思い出のFC版ドラゴンクエストⅡ 第1回 遥かなる旅立ち

           かつてファミリーコンピュータというゲーム機があってだな。  それまでシンプルなゲームしかなかったこの時代。1986年に『ドラゴンクエスト』が登場してから、日本のゲーム界は変わった。  わたしが個人的に思い入れのある2作目『ドラゴンクエストⅡ 悪霊の神々』について語っていきたいと思う。それも、リメイクではなくファミリーコンピュータ版だ。ここで記述するのはファミコン版のことであって、リメイク版でのさまざまな変更点については基本、無視している。  ちなみに、記事の性質上、ネタバレ

          思い出のFC版ドラゴンクエストⅡ 第1回 遥かなる旅立ち

          今日、また一つのソーシャルゲームのサービス終了を見送った。ソシャゲは終わっちゃうからなあ。このところ、サ終のゲームが続いて寂しくなっている。皆さんも、ゲーム内アイテムはしっかり使って、ストーリーもきちんと見て、後悔のないように。初めから感情移入しすぎないのも手だけどね。

          今日、また一つのソーシャルゲームのサービス終了を見送った。ソシャゲは終わっちゃうからなあ。このところ、サ終のゲームが続いて寂しくなっている。皆さんも、ゲーム内アイテムはしっかり使って、ストーリーもきちんと見て、後悔のないように。初めから感情移入しすぎないのも手だけどね。

          帰ってきたウルトラマン・郷秀樹に黙祷を

          ここ数ヶ月で追悼記事が続いている気がするが。 かつて『帰ってきたウルトラマン』で主人公の郷秀樹を演じた団時朗氏が亡くなられた。まだ74歳だった。昭和のウルトラシリーズの主演者では若手のほうである。 一昨年から去年にかけて、わたしは円谷サブスクで『帰ってきたウルトラマン』を、放送50周年を勝手に記念して全話視聴したものだ。 団氏はやたらと背が高く、日米ハーフで顔もくっきりした感じで、ほかの出演者たちとはずいぶん印象が違っていた。『帰マン』出演以前はモデルだったらしい。そして『

          帰ってきたウルトラマン・郷秀樹に黙祷を