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ChatGPTの新機能「canvas」を試してみた

10/4、OpenAIからChatGPTの新機能「canvas」が発表されました!

どうやら、記事やコードを書かせることに重視した機能のようです。

自身のメモがてら、
使ってみた所感などをお伝えできればと思います!


canvasを使う方法

canvasを使うには、
ChatGPTのモデル選択のところから「GPT-4o with canvas」を選択します。

canvasの機能は「ライティング」と「コーディング」の2種類があるようです。
では早速使っていきましょう!


各機能の説明(ライティングVer)

まずは「ChatGPTの歴史を記事にしてください」と指示してみます。

全画面表示になり、左側にチャット、右側に記事の内容が出てきました。

右下の鉛筆アイコンにカーソルを合わせると、いろいろと項目が出てきます。
上から順に試していこうと思います。

今回は以下の文章をサンプルとして試していきます。


Add emojis

文章に適切な絵文字をつけてくれる機能のようです。
以下のアイコンを押してみます。

after

華やかになりましたね!
(個人的にはちょっと絵文字多すぎる感がしますが…笑)

Add final polish

文章にタイトルや見出しをつけてくれる機能のようです。

かなり記事っぽくなりました。
上手く使えばnoteとかの下書きづくりにも使えそうですね!


Reading level

読む人のレベルに合わせて、
読みやすいように文章を変更してくれるようです。

上記の本のアイコンをクリックすると、
上下に動かせるスライダーのような画像が出てきます。

どうやら幼稚園レベル〜大学院レベルで設定できるようです。
今回は一番下の幼稚園レベルと、一番上の大学院レベルで試してみようと思います。

まずは一番下(幼稚園レベル)に設定してみます。

子どもにとって分かりやすい説明になりました。
次は一番上(大学院レベル)に設定してみます。

一気に賢い感じになりました。

自身のレベルに合わせて調整できるのは良いですね!

個人的には、以下の使い分けをしたら良さそうだなと思いました。
・自身があまり知らない分野→Middle school(中学生レベル)
・ある程度知ってる分野→High school (高校生レベル)

Adjust the length

文章量を調整できる機能のようです。

こちらもReading levelと同じように、
上下のスライダーで調整する形のようです。
一番上は文章量を75%増やし、一番下は文章量を75%減らすようです。

同じく一番上と一番下で試してみます。
まずは一番下(75%短くする)からやってみます。

文章量が少し短くなりました。
75%も減ってはいませんが、必要なテキストだけ残してシンプルになった感じがしますね。

続いて、一番上(75%長くする)に設定してみます。

かなり長くなりました。
説明通り、75%ぐらい増えている気がします。

Suggest edits

文章の添削をしてくれる機能のようです。

クリックすると、修正した方が良さそうな箇所がハイライトされ、
右側にその説明コメントが出てきました。

文章内のハイライト or 右側のコメントをクリックすると、
コメント内に「Apply」というボタンが表示されます。

試しにこのハイライト部分の「Apply」を押してみます。

コメントに書いてたとおり、
各バージョンの改良点を書き出してくれました。

各機能の説明(コーディングver)

「canvasを使いたいので、何かサンプルコードを書いて」と指示してみます。

Pythonで電卓のプログラムを作ってくれました。

右下のコードアイコンにカーソルを合わせると、
5個の機能が表示されます。

同じように上から順に試していきます!
サンプルとして、作ってもらった電卓プログラムを使っていきます。

Add comments

そのコードが何の処理をしているのか、コメントを記載してくれる機能のようです。

このように、
各処理で「何の処理をしているのか」とコメントを追加してくれました。

Add logs

確認用のログを追加してくれる機能のようです。

以下のようにログ用のコードを入れてくれました。

Fix bugs

コード内のバグを修正してくれる機能のようです。

最後のdivide関数について、
修正前はエラーだった場合に「エラーです」といった文字列を返答していましたが、「ValueError」の例外処理をするように修正してくれました。

Port to a lanugage

別の言語に変換してくれる機能のようです。

クリックすると、このような上下のスライダーが出てきます。

「PHP, C++, Python, JavaScript, TypeScript, Java」のいずれかに変換できるようです。
「JavaScript」を選択してみると、以下のように書き換えてくれました。


Code review

コード修正した方が良い箇所を教えてくれる機能です。

修正した方が良さそうな箇所をハイライトしてくれて、
右側にそのコメントが出ます。

ハイライト or コメントをクリックすると「Apply」ボタンが出てくるので、
そのボタンを押すとコードを修正してくれます。

修正後のコード


使ってみた感想

初期バージョンなので使い勝手はこれから向上していくと思いますが、
コーディング系はCursorエディタで十分そうだなと思いました。

ライティング系の作業はまだ私自身がAIを全然使いこなせていないので、これを機に使っていってみようかなと思います。

「こういう使い方が便利だよ!」などあればぜひコメントで教えてください🙏

良いと思った点

  • 部分編集ができる

    • 一部だけ「AをBに書き直して」といった指示もできる

  • 手入力での編集もできる

  • バージョン管理で1つ前に戻る・進むが簡単にできる

    • ただし、最初の状態に戻したいときは「最初の内容に戻して!」と指示した方が速い

惜しいと思った点

  • v0やClaudeのArtifactsのような、コードのプレビュー機能があれば…!

    • これは噂レベルですが、今後追加されるという話もあるので期待!

以上、参考になれば嬉しいです!
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