#127 とはずがたりの夜(2021.04.29)
春ですね。うららー、うららー、うらうららーです。
4月初めは「う~まだ寒い…」と毛布に包まっていたい日もありましたが、近頃はあまりそれも感じることなく普通に過ごせています。これから暑くなるのか。虫も飛んでくるのか。おういやだいやだ。
それ以外については…2021年度を迎えても状況は相変わらず、といったところです。緊急事態宣言がまた出ちゃったしね。
そんな具合に過ごしていたら、おやnoteからお知らせが。うわのそらもよう、もう4周年だそうで。
マズイな。毎年何かしら言及していたのに、今年はメールが来るまで全然意識してなかった。特にコメントすることもないし。あたしゃ何にも用意していないよ。そんなわけで、今月も通常運行で「とはずがたりの夜」。やっていきましょう。
今回のテーマは「すっげぇ今更なんだけど」。
いやそれ今回と言わずいつも通りじゃねえか、とは思っても言わないで。
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今更ですがSING LIKE TALKINGの新シングル『春雷 feat.露崎春女』。皆さんは聴きましたか? ミュージックビデオも公開されましたね。
今回はカップリング曲『No Reason』と『春雷』のアレンジver.も収録されていますが、先入観無しで聴いた時の感想としては、実は『No Reason』の方がサウンド・リリックの双方で好みだったりします。つってもちゃんとA面B面、ワンセットで聴いています。共通するもの、対比するもの。今回はやけにその辺りを意識させられるので、ひと繋ぎで聴くのがオススメです。
なんだかんだ現在も物理メディアを求めている私ですが、最近は(という程でもないが)Spotifyなどのストリーミングサービスも使っています。最大の恩恵は、今となっては入手しづらい過去のシングルにアクセスできる点。『Hello』とかどこに行っても見つからないからね。B面の『Money~It's Loaded~』はここでしか聴けない。曲自体はこの時期(『METABOLISM』~『RENESCENCE』)の実験的な作風が顕著に出ています。竹善の声も若いぜ。
そうなるとなー。我儘承知で言うなら、2002年以前のシングルについても配信して欲しいと思うのです。SING LIKE TALKINGのシングルは基本的に「アルバムでも聴ける曲」あるいは「西村智彦のインスト曲」であることが多いのだけれど、シングルでしか聴けない曲も少数ながら存在します。
有名(?)なところで言うと、1994年の『風に抱かれて』のカップリング曲である『愛を止められない』。カラオケにも入ってないし。歌詞検索サイトでも漏れてるし。2015年のセレクションアルバム『Anthology』にも収録されなかったし。ライブ限定の幻の曲『Utopia』が『89番目の星座』の限定版に(勿論ライブ音源だけど)収録された今となっては、『愛を止められない』がぶっちぎりで知名度低い楽曲トップに躍り出ているような気もする。
Amazonで検索したら見事にノーヒット。純粋に聴きたいなと思うのだけれど、配信による救済に期待、というのも厳しいのかなぁ。なんせBMGファンハウス時代の作品。今はユニバーサルミュージックじゃーんなので、権利的な事情が少なからず影響しているのかもしれません。アリオラジャパンだったらワンチャンあったかもしれない。
まあでもそのうち、ライブで聴ける機会がやってくるかもね。
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そんなSLTをもっと多くの人に知ってほしいというコメントを「はじまりは『DISCOVERY』」で頂いたのです(ありがとうございます)が、寧ろ今がチャンスかもしれませんね。
SING LIKE TALKINGの代表曲のひとつと言えば『Spirit Of Love』。
Spirit Of Loveと言えば天才ジョッキーの武豊。
武豊といえば『ウマ娘 プリティーダービー』でございます。
いやね。これまでに他記事でウマ娘のことを採りあげてきた癖に、そのことをネタにせんでどうするよ、お前の2ヶ月間は一体何だったんだとセルフツッコミしていました。
あっちの記事でも書いていたし、ご存知の方も多いとは思いますが、『Spirit Of Love』は1995年の武豊と佐野量子の結婚披露宴にあたり制作されたという経緯があります。SLTのシングル曲でもあるのですが、リリース日は同年に発売されたアルバム『DISCOVERY』よりも後。翌々年のアルバム『Welcome To Another World』では、ゴスペルクワイアをフィーチャーした"Sanctified Version"が収録されています。
前節の話にも繋がるのだけれど、となるとシングルバージョンはどうだったんだろうな、というのが気になるところ。『風に抱かれて』が空振ったので大して期待せずにAmazonで調べてみたところ…あ、ある! 少ないけど新品もある! っぽい!
レビューを見る限り元のサウンドは変わっていなくて、アルバムレコーディング時にコーラス部分がより華やかになったっていう感じなのか。その辺りの違いは気になる。購入するにしたってメディアは時代を感じる8cmCDなのですが、もーまんたい。
横道に逸れましたが、Spirit Of Love。現在に至るまで外すことのできない名曲です。武豊&佐野量子ご両人以外にも、この曲の雰囲気や歌詞に通じるような人物、あるいはキャラクター。聴いている内に、一人二人は何となく思い浮かぶかもしれませんね。
YouTubeでは昨年の無観客公演「AP2020 Deliver You」でのライブ映像も公開されています。こちらも是非。
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で、その『ウマ娘』。最近のプレイ状況について。
リリース当時からしばらく育成方法に悩んでいたゴルシのURA。今更ですがようやく優勝しました。やったぜ。1ヶ月ほど前の話ですけどね。
勿論このためにうまぴょいのスクショもとってあんだぜ~。今こそアップロードの時だ、そしたら画像を…。
カチッ。
カチカチッ。
カチカチ………
……。
どこにうまぴょいした(困惑)?
なんとですね。ちゃんと撮った記憶があるのに、ちゃんと保存した記憶があるというのにですね。そのスクショ画像がどこを探し回っても見つかりません。
削除した? いいや、ごみ箱に移す際はちゃんと確認してるし、うまぴょいのサムネイルは分かりやすいからうっかりドラッグ&ドロップすることもないし。別のフォルダに移した? うぅむ、考えられるところは全部見て回った。ところがどこにもゴルシ様の素敵なうまぴょいが見当たらず…。
まぁ、そうさな。君をファイナルズに導くために、一時期20回以上連続して育成に挑んだ時期もあったからな。何度も何度もその度に君からドロップキックを貰ったな。
多分その所為だな。はずみで所在の記憶が吹っ飛んじゃったんだな。うん。そういうことにしよう。
…いやホントに申し訳ありませんでした。自分の過失です。恐らく。
疑っている人はいない…とは思いますが、一応その時のステータス。
他にも育成の仕方はあるでしょうが、当時はまだサポートカードも因子継承も全く充実しておらず、それでもやはり追込で勝たせたいという気持ちもあって、可能な限りパワー重視のトレーニングを進めた結果がコレ。そこそこデレてくれたおかげで、然程危なっかしくもなく最後まで目標を突破できたのを覚えています。
そろそろチーム競技場の長距離の勝率も伸び悩んできたので、また育成してみようかな。今だったらもうちょい詰められるところを詰めてステータスと評価を向上させられそうな気がします。相変わらず因子もサポカガチャも渋さ120%ですが…。
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ゲーム繋がりで、今更ながら『塊魂アンコール』に手を出しました。もともとPS2(のBest)版をプレイしていましたが、一昨年『Wattam』をプレイついでに「久々に『塊魂』もやってみようかな」と思ったら、まぁその、メモリーカードがサッパリ読み込んでくれなくなってしまって…。端子を掃除してみても反応なし。つまるところ、寿命。
仕方ないか、十数年使っていたしなぁ、よく今まで持ったなと思うと同時に、事実上データがまるまる吹っ飛んだことになったのが少なからずショックではありまして。しかし今はメモリーカードがなくても遊べる『アンコール』が発売されているじゃないか、ということに気付いてたまのリフレッシュにちょくちょくプレイしています。ちなみにSteam版。
リマスターされてキレイになっただけかな、と思ったら地味~に難易度が緩和されているのね。原作はややキツいようにも思えた制限時間が2分程度延びて、王様からの高評価ももらいやすくなったし、星座を作るステージで100%クリアも狙いやすくなった。
ただ描画性能の向上を受けてか、「オウシ座をつくる」に限ってはむしろ高評価を狙いにくくなったような気がします。小さいモノが消えるタイミングのサイズ、ここまで大きく要求されてたっけ? …って、そんなこと言ってたら、風船に吊るされた何かが塊に近づいて…ウシダー!!!
意地でオウシ様を巻き込んで、高評価をいただきましたよ。その為だけに何回リトライしたことやら(初代同様リトライの手間がかかる)…。
キーボードでも遊べるようですが、コイツ全然直感的じゃないな。「イツモノ操作」は単にゲームパッドの操作をキーボードに割り当てたって感じで、全然最適化されていない。スティックをガチャガチャ前後に倒して発動させる「王子ダッシュ」を、そのままキーボードの前後移動キーでやらせてどうするんだよと。PSP版の『僕の私の塊魂』の操作方法で良いじゃん。
やるのであれば「カンタン操作」にして、キーコンフィグでやりやすいように弄るのが良さそうです。まぁゲームパッドでプレイするのが一番直感的であることに変わりはないけどな!
初代の難しさって、単純に制限時間だけじゃなくて塊の機動性の低さもあるからね。そういった所も調整して欲しかったのだけれど…。
それでも、もともとあるゲームの面白さは健在。(良くも悪くも)昔遊んだ時の感覚のまま、ステキソングが流れる中ゴロゴロ転がして一気に巻き込んだ時の爽快感は何物にも代えがたいものがあります。『さくらいろの季節』は…曲は好きだよ。うん。
なんやかんやあってエンディングに到達。195ヵ国巻き込みも達成。若干転がせる時間が長くなっているような…?
ゲームとかばっかりしてないでお外で遊びなよ、デュデュデュデューンと外出しても、「あっ、あの木とか建物とか巻き込んだら気持ちよさそう」という幻覚(?)に囚われそうになります。そうなったら立派な塊魂ファンですね。
そんなファンとしては、先日国土交通省が商用可能な東京23区の3Dモデルを公開したというニュースが流れた時、「塊魂で使ったら面白そうじゃん」と考えたのは自分だけじゃないと思いたい。いやまあ、「世界観!」というツッコミが入るのは承知の上だけれど、実際にPLETEAUで新宿区の建物モデルとかを表示してみたら…「でかいサイズでここいら転がしたら、一気に建物がプチプチくっついてやかましいことになりそうだな」って。
2011年の『塊魂 ノ・ビ~タ』以降、すっかりコンシューマー向け新作が発表されなくなってしまった本シリーズ。元々のゲーム性は初代の時点で完成されているから、これ以上発展させようがないのかもしれないけれどね。
バンナムが応えてくれるかどうかは…多分無いとは思うけど、『みんな大好き塊魂』もアンコールで出してくれないかなぁ。機動性が向上して転がしやすくなったし、ステージのバリエーションが増加。初代に負けず劣らずの豪華アーティストによるステキソングだって(やや雰囲気が変わったけれど)イイ曲揃いです。
それだけにね…まだウチのPS2がメモリーカードを読み込んでくれていたらと思うと…。ちくせう。
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あっという間に5年目。だからと言って気取ることも、完全に離れて忘却してしまうこともなく、これまで通りマイペースに続けていこうと思います。
また何かネタを思いついたら書きます。それでは今回はこの辺で。