#124 とはずがたりの夜(2021.02.28)
ここ1年近く「うわのそらもよう」というよりは「月刊とはずがたりの夜」になりつつある印象ですが、今月もここ1ヶ月の中の主な出来事を書き留めることにします。
今回はいつもに増して趣味系のお話。
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昨日「ゾンビランドサガLIVE~フランシュシュ LIVE OF THE DEAD “R”~」の公演が無事終了したわけですが、全国のゾンビィ達はバッチシ観ましたでしょうか?
私はね…。三が日の発表の時点で「ウワーッ」となっておりました。バッチシ予定が入っておりました。しかし今回は配信があるのだからアーカイブも出てくるだろう、慌てない慌てない…と自分を宥めていた矢先に緊急事態宣言が再度出されたもんだから、またもや「ウワーッ」となっておりました。
だから公演が無事に終わったと公式ツイートを見た時はホッとしました。ホントにね。アニメやってライブやって、これからどんどん勢い付けていきたかったはずなのに、足止めを余儀なくされてしまった2020年。尤もでんぱ組とのコラボ等、全くやれなかったわけではないとはいえ客観的には「持っとらん」かった1年を踏まえて、2021年はどんな展開を見せてくれるのか。
あと1ヶ月ちょいで『リベンジ』放送開始、ですか。なんだか実感が未だに湧いてこないなぁ。いやまあ、2021年以降だろうとは以前の記事で書いたけれども、そんなの別に私じゃなくても予想できることではあって。
でも思ったより早かった。夏か秋だと思ったら春だもんね。正月早々からビックリしたね。「え、あと3ヶ月で続篇観られんの!?」って。2021年春アニメ、ということは『SSSS.DYNAZENON』と同クール。すなわち今月初めにアナウンスされた『私に天使が舞い降りた!』の劇場版はそれらが終わった後の夏公開になるっていう寸法ですね、この流れは。流石に早過ぎる?
とか言いつつも、インタビュー記事や来月発売される壱期のBlu-ray BOXの特典ドラマCDの視聴動画を見ていると、迫ってきてはいるのだなという気分にはなります。開始1分ちょいで軽トラに撥ねられる展開で始まって「…凄いのが始まったな」という名状しがたい感覚に囚われてから知らず知らずのうちに嵌って、そこから2年半。
PVも公開されましたね。半分本当で半分本当じゃないんだろ、騙されんぞ。でも「そこにも踏み込むのか」という期待もほんのりあったり。
ライブのアーカイブは明日まで。円盤も出すようですが、折角用意されているならばこちらで楽しみたいです。今回の記事を書くにあたってあんまり情報は追わないようにしていたけれど、え? いきなり『佐賀事変』かましてきたの? 新曲の先出しも? 観ればきっと、否が応でも続篇がもうすぐであることを実感するんだろうなぁ。実に楽しみだ。
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サイゲ繋がりでもう一つ、『ウマ娘 プリティーダービー』なるものが配信されましたね。現在Season 2が放送中ですが、第1期から3年、最初の正式告知から数えれば4年半? なかなかの難産、しかしそれも已む無しではあるだろうなぁ。題材的に考えると、単純にゲームシステムだけの問題でここまで延びたわけではないのでしょう。
Twitter等での反応を見る限り、それだけの時間を掛けただけの出来のようで。確かに最新のPVと初期のPVでは造りがダンチ。アニメ1期の反響が大きかっただけに、生半可なモノは出せなかったというのもありそうな感じ。
そんじゃあ小時間の暇つぶしに、ちょっとやってみようか? と取り出したのは実繁。誰だよ、とツッコんだ方はこちらの記事を見てね。
そう、iPod touch(第6世代)。いやお前、推奨機種じゃない端末でやろうって無茶ぶりでしょ、とは自分でも思った。しかし仕方のないこと、本ゲームは3Dモデルにボイス付きの為か、初期の段階で結構なデータ量。もし実繁で動かせるなら、こっちでしばらくやってみようかなと思ってしまったのである。更に困ったことに、App Storeでハジかれたら大人しく断念しようとは決めていたのだが、なんと普通にインストールできてしまったのである。
しかもそのまんまチュートリアルが進められる。アレ、これはもしかしていけないこともないのでは? とちょっと期待したんだけれども――
駄目やった。
やっぱ遊べないわ、実繁だと。
うん、たづなさんが出てくるところまでは何とかなったのだが、3Dモデルがわちゃわちゃ出てくるレースで落ちてしまう。しかもレース中に負荷がかかるのではなく、その手前のローディング画面でSDキャラの動きが止まった後、敢え無く強制終了。再起動を掛けてみても同じところで躓く。
3Dモデル自体は負荷を軽減する造りになっているようだが、それでも第6世代にはキツいようだ。てなワケで、iPod touchでどうにか遊びたいと考えているそこの貴方。素直に諦めましょう。ある程度のスペックが無ければゲートにも入らせてくれないぞ。
…あ。でも、ひょっとしたらチュートリアルで上手く行かないってだけで、そこを飛ばせばどうにかプレイできないこともないのでは? と考えて、フランチェスカ(SO-01L)の方でチュートリアルを終えた後にデータを同期させてみた。のだが――
やっぱ駄目だーっ。
全く同じところで躓く。タイトル画面からタップしてローディング画面まで進められたのだが、ホーム画面に辿り着く前にやっぱり強制終了。再起動してみても、データ修復を試みても結果は同じ。
ホーム画面には複数のウマ娘が配置されているので、流石にチュートリアルのたづなさんのようには行かないようだ。てなワケで、それでもiPod touchでどうにか遊びたいと考えているそこの貴方。素直に諦めましょう。ある程度のスペックが無ければ推しのウマ娘ともご対面できないぞ。
そういうことで素直に諦めてフランチェスカで遊んでみることにしました。3月10日にはDMM版の配信も始まるということで、スマホでやるのはちょっと気が引ける方も、(推奨スペックに準じた)パソコンがあればプレイできますよ。私もDMM版が出たらそっちでやろうかな。
で、肝心のゲーム内容はいわゆる『パワプロ』や『シャニマス』を思い浮かべると分かり易いか。私はPS4を持ってこそいるけれど『ウイニングポスト』は全然プレイしたことがなく、精々昔使ってたガラケーにプリインストールされていた『ダービースタリオン』をやってたぐらい。
あの頃はホントに雰囲気でやってたね。とりあえず武豊氏を騎手に構えればそこそこ戦績を残していたような記憶が。多分そういうゲームではない。
で、先に挙げた2タイトルも全然明るくない。つまりは現在もやっぱり雰囲気でプレイしています。だがこのゲーム、テキトーにやっててクリアできるほど甘くは作られていない。ステータスが足りなければ普通に勝てない。
展開の問題ってケースもあるので、コンティニューするアイテムを使って仕切り直すとアッサリ勝てたことも何度かあるけれど、何度でもやり直せるわけではないし何よりアイテムが現状かなり貴重。実力不足ならスッパリ諦めてしまうぐらいの判断をしなければアッという間に底を尽きてしまう。
ストイックなゲームバランスではあるが、それだけに多方で話題になっているサクラバクシンオーの存在が有難いですね。トレーニングもサポートカードもスピードと逃げに全振り、それだけでもどうにか勝てる(勿論運の要素は無くならないため、場合によっては勝てないこともままある)彼女に、グッと注目するようになったトレーナーも多いのでは。
私もひたすらにバクシンし続けてうまぴょいさせました。2回も。
2回目の最終的なステータスはこんな感じ。こんな極端なステータスでもスキルと適性の組み合わせでなんとかなってしまった。流石学級委員長。
バクシンオーに続いて他のウマ娘も優勝に導きたい、と何度も何度も試行錯誤してはいるのだけれど、今のところなかなか実現できていません。惜しかったのはウオッカぐらいで、他はみんな育成目標を完遂できないまま終了。逃げ・先行の作戦が使えるように継承やトレーニングを組んでみてもどこかしらで壁が立ちふさがる。特にゴールドシップがなぁ…。何度か話題のドロップキックを喰らってはいるのだけれど、春天で止まっちゃうので何か別の対策を講じなくては。
いやはや、長いこと掛かったというか、掛けたと言うべきか。予想以上に良く作り込まれている。3Dモデルによるレースもその後のウイニングライブもかなり手が込んでいる。欲を言うと熱いレースのリプレイを後から見返せるよう保存出来たりしないかなーとか思うのだけれど、間違いなく容量が死ぬ。
それ以上に誤算だったのがこのゲーム、小時間の暇つぶしに全然向いてない。TP(スタミナ)の回復時間が1TPあたり10分(上限が100TP)と遅いのも納得なぐらい、1回の育成にえらく時間がかかる。数字と状況を見てじっくり行動を決めないと途中で脱落してしまうので、イベントをスキップしながら進めても最低30分ぐらいはかかる。
進行状況を保存して中断できるとはいえ、ソシャゲにしては結構なガッツリなプレイスタイルを要求されるのね。うーむ…。これはのめり込みに注意したい。まぁ、のんびり進めていければ。
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という具合で今月分はおしまい。サイゲの回しもんかよ、みたいな記事になっちゃいましたね。ていうかこのギリギリ具合、いい加減どうにかしたい。