Review-#000 はじめに
『よもやま To-Review-To』にようこそ!
『うわのそらもよう』開設1周年を記念して始めたこのマガジンも、2019年になって一部(ホントに一部)リニューアルしたこともあり、せっかくなので抜本的にここの文章を書き直すことにした。
『よもやま To-Review-To』は近頃観たり聴いたりとかしたものについて、私個人の観点から感想を書き留めておくコーナーである。
「そら書き備忘録」というサブタイトルが示すように、その時何を感じたかとか、そもそもこれはどういう感じだったっけというのを後から見返せるようにするという目的で書いているところもあるので、少なくとも一般的なレビューサイトのような厳密性というのは、このマガジンではあまり考えずにやっている。
あくまでも一個人の感想であるため参考にしてくれる分にはありがたいのだが、あまり真に受けずに読んでくれるのが一番かなぁと思う。気になっているものがあれば、他人に流されずに自分の目で確かめて欲しい。
取り上げる対象は、一応「何でも」としておく。最近はめっちゃ偏りが激しいが、私にとって記事にあげられそうなものであれば取り上げるようにはしている。できれば「これいいな」と思えたものを中心に紹介していきたいところだが、イマイチだと感じた作品も記事にするということはままあるだろう。
あとものぐさな性格ということもあって、記事にするのが遅くなることもよくある。今更なものを取り上げることもよくある。
例外としては、シリーズものの続編。最初から取り上げているものはともかく、途中から記事にするのって…何か気持ち悪くない? という勝手な気持ちもあって、「それまでの作品を知っていないと把握できない要素が多め」であるような続編に関しては、最初から紹介していないもの以外はなるべくここのマガジンには載せないようにしている。
ただ、「結果的に続編みたいな扱いにはなっているけれど、そこから入っても問題はない」と思える作品については紹介することもある。要はガバガバである。あまり気にするな、ということである。
さて、各記事の後ろには評価とレビュー対象のポイントを記した画像が貼られている。評価は6段階判定。点数にすると配点の根拠を示せないのでこういう形にしている。なので点数にしたら○○点という換算もしない。
「自分がどのぐらい楽しめたか」ということと「自分がこれを誰かに紹介するときにどのぐらい薦められるのか」ということの2つの観点から評価を行うようにしている(どちらの方が配分が大きいかというのは考えていない)。それぞれの評価はこんな感じである。
・AMAZING (なにこれ凄い)
…最高評価。すごく楽しめたし、前向きに薦めたくなる。好みが分かれそうな部分もあるかもしれないけれど、それを差し引いてもレベルの高いものにはこの評価が贈られると思う。
・GREAT (よきかなよきかな)
…べた褒めとまではいかなくても、良い所がいっぱいある。十分お薦めできる。触れるハードルが低くなおかつ楽しめるものでもここに入るし、一部のコンセプトやデザインがずば抜けて良いと思える場合でも入るかもしれない。
・GOOD (なかなか)
…一番厳しいような、甘いような評価。良い所も悪い所もなかなかにある。
「より良い評価を付けられる可能性はあったが、一部の要素がハードルを上げて邪魔している」とも考えられるし、「引っかかる部分があるものの、楽しめる要素もある」とも考えられる。つまり人によってはこれ以上の評価にも、これ以下の評価にも成り得る。ただ、魅力は確かにあるし、そこに関して言えばGREATやAMAZING評価のものにも劣らないことだってある。
気になったら自分で確かめて欲しいと思える評価。
・MEDIOCRE (平凡)
…一番話のタネにしづらい。特別悪いとも良いとも言えない。例えば色んなメディアで展開されている作品を取り上げるとき、「ここから入ってもいいかもしれないけれど、どうせならあっちから入った方がもっと楽しめる」ようなものであるとMEDIOCREになると思う。この作品ならでは、といった魅力に欠ける「他に替えが利く」作品も入るかもしれない。
ここに関しては自分がファンであるかそうでないか、どれぐらい関連作品を知っているかに因り生まれる私情も入っているとは思う。
・POOR (もう一歩以上足りない)
…お薦めできる余地はこれよりも下のBADよりかはあるかもしれないが、基本的に出来が良くなかったりするとここに入る。もう少し何か魅力があればMEDIOCREぐらいにはなったかもしれないもの。
・BAD (残念)
…少なくとも、私の好みではない。全くない。
勿論BADとしたものを気に入っている人はいるだろうし、もしかしたらそのテの愛好家とかにはお薦めできるかもしれない。ただ、私の方からお薦めすることは多分ない、と思えるようなものについてはここに入る。
できることならこんな評価を付けたくなるようなものには出会いたくないが、既に出会っちゃったんだよね。以前。
ポイントについては、「自分が楽しめたもの」や「注目してもらいたいと感じたもの」をCHARM!(+)、「自分が引っかかりを覚えたもの」や「好みが分かれそうなもの」をWEAK...(-)として取り上げている。WEAK...の「好みが分かれそうなもの」は、すなわちそこが自分の感性にハマればCHARM!に化ける可能性があるということである。そういう意味では「注目してもらいたい」部分でもあると言えよう。
あと悪いクセでネタも少々入っている。共感できるかもしれないし、できないかもしれない。
『うわそら』も大概だが、この『よもやま』の更新ペースはかなり不定期である。アニメの感想は割とまとまった時期にまとめて記事にしやすいから、下手したら3ヶ月に1度集中投稿ということにもなるかもしれない。
まぁ、何か「(出来はともかく)記事にしたら楽しそうかも」と思えるものに触れたら更新していくスタイルで。「あ、何かまたレビュー書いてる」という感じで見ていただければ。
こんな感じで、引き続きよろしくお願いいたします。