印象操作はできる?無意識を制すマーケティング心理学part3
『印象操作』はできます。
あなたは何か決断をしたとき
「よく考えたら一緒だった」
なんて経験ないですか?
好きか嫌いか。
難しいか簡単か。
良いか悪いか。
ちょっとした一言が
あなたの脳内を
ジャックします。
今回紹介するマーケティング心理学
part3を知れば、
あなたがお客さんの立場なら
立ち止まって冷静に考え選択でき
売り手の立場であれば
より魅力的に商品を伝えられます。
◆印象操作のマーケティング心理学3選
・シャルパンティエ効果
大きさ・重さ・数字の錯覚とも呼ばれ、
身近なイメージを使って例えられると
心理的錯覚を起こす効果のこと。
ビジネスでは
イメージしやすい表現や
お得感の演出で使われることが
多いです。
ビタミンC『2000mg配合』
よりも『レモン100個分』のほうが
多そうに感じませんか?
ですが、内容はすべて同じです。
お得感の演出では
1,000円と980円を比較すると
980円の方がお得に感じますよね。
実際はたった20円しか変わりません。
・A:40%オフ。更にレジにて25%オフ!
・B:55%オフ!
実は、AとBの割引率は同じなんです。
Aは2回に分けて割引することで
よりお得感を演出できていますね。
少しの違いですが
与える印象は変わります。
・フレーミング効果
どこを強調するかによって
与える印象を変え、意思決定に
影響を及ぼす心理現象です。
利益もしくは損失に
フォーカスした表現を行うことで、
意図的に受け取り手の感じ方を
コントロールすることができます。
①利点を強調
【A】購入者の90%が効果を実感しています
【B】購入者の10%は効果を実感できません
ポジティブワードで安心感。
②リスクを強調
A:500人中200人が助かります
B:500人中300人が死亡します
ネガティブワードで危機感。
③数値の大きさを強調
A:ビタミンC『2g配合』
B:ビタミンC『2000mg配合』
単位や数字を変える。
④お得さを強調
A:50%OFF
B:1着購入でもう1着無料
半額よりも「無料」が最強。
同じものを指していても、
表現の角度が変わることで
印象が全く変わるのです。
物は言いようですね。
・ストループ効果
文字と色との整合性が
取れていないと
認識に時間がかかる現象です。
赤と書かれた文字に青色。
青と書かれた文字に赤色。
これだけでも矛盾が生じます。
情報処理に時間がかかり、
ストレスや不快感を感じさせます。
リンク表示は青色の認識が多く、
赤色に変えると気づかれないことが
あるかもしれません。
発信したいメッセージ(情報)と、
与えたいイメージ(色彩など)が
ぴったりとかみ合っているか
重視するようにしましょう。
◆まとめ
人の受け取る印象は
表現や切り取り方で
誘導できることが
わかりましたね!
お客さんを欺くような使い方は
厳禁です。
商品やサービスの必要性を伝えるために
ビジネスに活かしてみてください。
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