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darmoshark m3 proをレビュー

今回はFinalmouse Air58クローンとして話題になったDarmoshark M3、その後継機としてリリースされたM3 Proについてレビューしていきます。
M3 ProはM3で寄せられた改善点を元に、センサーやサイドボタンの位置を若干変更しているようなので、そちらの比較も行っていきます。

外観

グリップテープ貼ったままでゴメン

底面には電源スイッチ、DPI変更ボタン、ポーリングレート変更ボタン、レシーバー収納ポケットがついています。
ソールはm3 4kから変更され、上下に弧を描くようなソールが2つ。
エッジの処理がされていて、滑りは少し速く感じました。

こちらはm3 4kの底面画像、三角状のソールが端に4つ取り付けられている。

自分は他マウスではあまり見ない、ヒヤシンスパープルというカラーを購入しましたが、他にもホワイト、ブラックといった一般的なカラーも発売されています。

以下の画像がM3 4Kとの比較となります。

センサー位置がかなり前によっていることがわかります。
サイドボタンの位置は若干真ん中寄りでかつ、下に移動している程度の変更ですが、実際に使ってみるとかなり使いやすくなっています。

自分的不満は、ホイールだけもう少し奥側でもう少し出っ張っていれば押しやすかったところです。

付属品

付属品は、
・TypeC-TypeAケーブル
・TypeC to Aアダプター
・グリップテープ
・交換用ソール 1set

日本代理店(ハルヒ電冷)で購入すると4kドングルが付属するようです。

付属のグリップテープは以前までのDarmoshark製品に付属していたものから変更され、張り付き感が強く感じられるとともに、表面の凹凸が深くなり、グリップ力が向上していました。

M3 Pro付属のグリップテープ
M3, M3 4Kに付属のグリップテープ

スペック&価格

センサーは、すっかり当たり前になったPAW3395
MCUは、これまた聞き慣れたNordic 52840
バッテリーは500mAhで連続使用140時間が謳われています。
肝心の重量は55g。大サイズのマウスで50g台。
そして4khz対応です。

こんなスペック盛り盛りでお値段なんと5500円。(アリエク)
4kドングルは2000円で購入できます。

日本代理店さんで購入すると、4kドングル同梱に加えて保証もしっかりしていて、9780円

マウス本体

形状はAir58クローンと呼ばれている通り、ほぼ同じ形状。

サイズは縦130mmと大型。
高さは低めで、高さのピークが本体中央よりやや後ろ。微妙に寄っているだけなので、最近流行りのケツデカマウスとは言えません。
シェルに圧をかけても軋み、たわみは無く、ビルドクオリティは良好です。(言ってみたかった)
コーティングはM3 4Kのツルツル&少しサラサラした感じから変更されて、サラサラとしたマットな感じになっています。主に湿ったときにグリップ力が増します。
GPX<<M3 Pro<<<zowieといった感じのコーティング。
私は冬の期間、手が乾燥して全くグリップしてくれないのでグリップテープを貼っていますが、夏であればいらないかなといったところ。

形状について

高さのピーク部からサイド側へは緩やかに高さが下がっていってます

高さのピーク部の横幅は広めに取られているので、より手の平でのグリップ感は強めな印象を受けました。
サイドはほぼ絶壁ですが、センサーより奥側は緩やかに逆ハの字になっていっており、小指薬指を伸ばして持つ場合などには恩恵が受けられます。
また、絶壁に加えて幅66mmなため、かなり幅広なマウスに感じます。

かぶせ寄り、つまみ寄りの2種のつかみ持ち、つまみ持ちに良く合います。
高さが低いため、自分はかぶせ持ちだと合いませんでした。
形状自体はM3, M3 4Kとは変わりありません。

クリック感など

左右MBはTTC Goldで、普通~少し重め程度のハッキリとしたクリック感。
サイドボタンのクリック感もハッキリとしていて、位置やボタンの薄さも相まって誤爆等の問題はありません。
ホイールはTTC Gold Wheel エンコーダー。軽くてノッチ感がハッキリしています。Apex、Valorantどちらでも特に不満なく使用できました。
ホイールクリックは普通~軽め。
個人的にdarmosharkのマウスは、ホイールのゴムがかなり強くグリップしてくれるところが好き。

実際に使ってみて

M3 Proが届く直前、ワクワクでM3 4K(4khz運用)を使用して、
届いた直後から付属の1kレシーバーで使ってみたところ、M3 4Kとの動作にあまり違いが感じられませんでした。体感ですが、遅延面等でも改良が加えられているのかと思います。

また4Kドングルを導入し4khzで使用してみたところ、こちらもあまり違いは感じられませんでした。
1k→4kは感じられなかったものの、4k→1kは違いを体感できたので、4kドングルを購入する価値はあると思います。
(自分自身、他マウスでの4khzは全て体感できていましたが、今回は正直わかりませんでした。)

ソフトウェア

ソフトウェアはハルヒ電冷さんの商品ページからダウンロードすることができます。
・ボタン割り当ての変更
・マクロ設定
・DPI、ポーリングレートの変更
・ホイール部分のRGBライトの変更
・リフトオフディスタンス、Motion Sync、デバウンスタイム、スリープモード、E-sportsモード等

の設定が可能です。

終わりに

M3 proを使ってみて、
センサー位置が中央~ややフロント気味の位置に変更されたこと、
サイドボタンが中央によって、奥側にも指が届きやすくなったこと、
単純な触り心地、質感、他のマウスでは見ないカラー、価格、
これらを考えて前作のM3, M3 4Kからの買い替えをオススメします。
また、前作のM3形状を気に入ったものの、サイドボタン、センサー等の位置で使用を断念した方も多いと思います。そのような方も一度試して欲しいものになっていると思いました。

一切この系統を触ったことがない人に関しては、
手長が平均よりも大きい人、大きめかつ、軽いマウスが好きな人は間違いなく試す価値があるものだと思います。新しく買う人には絶対にこちらのM3 Proの購入をオススメします。

https://twitter.com/moyashi_device

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