2022年を生きた
いやー色々ありましたよ。
フリーターで相変わらず同じバイト先だけど。
区切りっていうか、一つの実りみたいなものを感じた1年に感じました。
これこのままやってけば行けんちゃう?
あーやっぱり自分ってダメダメだ、、、。
の繰り返しで不安定で気持ちの浮き沈みは激しかったけど、
一年のうちに一回でもやってて良かったなと思えるタイミングがあれば
儲けもんだと思います。
これは日記というか、
いつか未来の自分が読んで
あの頃、割と頑張ってたんじゃね?
って思えるように2022の軌跡を残そうと思います。
文章から思考、行動の2022アーカイブってやつですね。
それでは振り返っていこう。
いきなり裏切って2021年の話をすると
2021年の9月ごろだったか
高校の友人の結婚報告を聞いた。
結婚報告は結婚報告だけに収まらず、
結婚式のオープニング、エンディング映像を作ってもらいたいとのこと。
そう、僕は映像をしっかり続けていたんですね。
NewSchoolの動画プロデュース講座を取って色々と人に迷惑をかけながらも
映像を本格的に始める良いきっかけになったと思います。
(自己分析1000本ノックで自分に閉じこもりすぎて躁鬱になりかけたけど、、)
しかし動画の依頼はこれが初めてだったので嬉しさと不安が半々くらい。
とりあえず式までの期間は半年以上あったので
頼ってくれたのも嬉しいし、二つ返事でOKしました。
結婚式自体人生で出席したことなかったから何も想像できなかった。
結婚式 何する でネットで検索したくらい。
この依頼が2021年9月で
同年11月くらい?その新郎の妹さんが務めている会社から
Youtubeに投稿する動画の編集案件を頂いた。
とりあえずやってみたい分野だったし、むしろYoutubeこそ自分の庭や!
と思って報酬の話とか後回しで引き受けた。
これはね、素材動画もらって1週間くらいで納品っていう
なかなかのハードスケジュールで吐きそうでしたね(笑)
元動画が確か40分くらい。
しかもその元動画も動画初心者の方たちが撮影したもので、
固定の画角じゃなくて色々動いてたり、雑音凄かったり、動画が途中で切れていたり、、、マジで大変だた。
その1週間はバイト終わって~の23時から3時までPC作業がルーティン。
当然40分のままの動画なんて見ないので10分くらいに収めるために色々と試行錯誤したのを覚えています。
結局納品した時の動画の長さは15分くらいだったよ。
初のYoutuber的な編集を経験してYoutuberの人たちの努力すげ~ってなりましたね。
そのハードさとは裏腹に報酬は1万円。
報酬はないものだと思って引き受けていたから貰えるだけで嬉しかったけど
ネットで相場とか調べると、、ねぇ?
とにかく経験が欲しい状態だったので結果的には良かったんですけどね!
そこの企業さんとはこの案件がきっかけで今は定期的にお仕事を頂けるようになりました。
リスクとかマイナス度返しでなんでも引き受けるのって結構重要だと思うんです。
よく動画編集やってるよ~とか友達にいうと真っ先に
「いくらもらえるの?」「そんなもんなんだ」
とか聞かれるけど
そういう基準でやってるんじゃないんですよね。
お金という尺度で簡単に測れるような作業じゃないというか。
ただ楽しい、やってみたい、からやっているんです。
お金儲けが趣味の人はいいけど、稼ぎたいから○○やる、って人はだいたい続かないと思う。
とまぁ2021年はそんな感じの色々な種を発見していったんです。
路上で弾き語りやってる友達見に行って、写真とか映像撮ったり。
周りに映像や写真、デザインができることを認知させていきました。
ここからやっと2022年のおはなし。
そんなこんなで結婚式オープニング、エンディング映像の素材を
長期間集めながら、路上の仲間を撮ったりしてました。
そしたら路上の繋がりも増えていき、
自分の撮る写真を好きだと言ってくれる人と出会えたり、
群馬の歌神様GFREAKSの茂木さんと出会えたりと色んなドラマが生まれました。
2022年2月下旬。
先ほど話したYoutubeの案件を下さった企業のリピート依頼。
今回も撮影には携われなかったが、前回の反省点や改善点を洗い出して
かなり編集のしやすい動画素材が録れて、編集もスムーズにいきました。
やっぱりPDCAって大事なんだなって。
経験を経験で完結させず、データとして残して振り返って、
次に活かして検証、この流れってなんにでも役に立つ。
ここで重要なのが次の場があるということを前提に考えること。
続けるという意思と続ける気持ちが大切なんだと思います。
辞めなければ永遠と成功に向かって歩ける。
この案件で嬉しかったこともあった。
それは動画の反響があったことと、Youtubeのコメント欄で編集が面白いと
書かれていたこと。
Youtubeにコメントを書き込むという行動はエネルギーが必要なことだし書き込む人は少数派。
それをわざわざコメントに残してくれたことは感謝でしかなかったです。
たった一人のコメントでも僕はその一言に救われて、頑張ろうって思えました。
ありがとう。
2022年3月上旬、路上の友達が上州弾語組合という団体に誘われたらしく
その一回目のイベントにカメラマンとして呼んでもらいました。
このイベントには群馬を拠点に活動する音楽家たちが多く集まり、また繋がりが増えたり、、
撮影は俗にいうライブ写真ってやつでして、普段ストリートで撮っている時とは全く異なる環境で個人的にすごく幻想的な光景に感じましたね
ライブハウスの空気感や照明って美しい
2022年4月上旬。
古着屋の友人が主催するHIPHOP系のイベントにカメラマンで呼んでもらえた。
自分が最も活躍したい現場だったので撮っているときは本当に楽しかったな。
ゴリゴリしたクラブの雰囲気は苦手だけど、そこにいる人たちはリアルだしイケてる人が多くて撮り応えがある。
自分が持ってる古いビデオカメラの色味とも相性がよく、映像も気に入ってもらえた。
2022年4月下旬。
またもや路上の仲間のイベント。
このイベントは前回のイベントとはまた別のTsurumauという音楽家が主催しているもので特に呼ばれたわけでもないが面白そうなのでカメラを持って参戦。
当日の写真を撮りつつ、当日の様子を映像としてまとめた。
そしたら喜んで貰えたみたいでまた気に入ってもらえた。
そんなこんなで読んでいる方は忘れているかもしれないが、
2022年5月上旬、迎えるのは友人の結婚式である。
オープニング、エンディング動画は問題なく期日内に納品ができ、
新婦からのサプライズであるバースデー動画も作り納品した。
3本の映像が気に入ってもらえて、結婚式当日も映像を残してくれないかと頼まれた。
自分はYes以外の言葉を知らない。引き受けた。
結婚式当日の撮影って調べたらわかるけど、めちゃくちゃ大変そうなんです。
そもそも緊張しいの自分が人生で一回しかないイベントの撮影って不安でしかなかった(笑)
なので頼りになる友人カメラマンも巻き込み、写真と映像で分担することにした。
いつか一緒に仕事をしたいと思っている尊敬する友人なので一緒に仕事ができて嬉しかったな。
想定できる場面の絵コンテ書いたり、
式場の写真見て動き方シュミレーションしたり、
できる準備はして当日を迎えた。
特に問題はなく一日は終えたけど、精神的に結構疲れたのを覚えている。
当日の撮影はなるべく引き受けないようにしよう(笑)
でも自分の作った映像をみて涙を流している親族の方を見て
引き受けてよかったなって思えたな。
人の心を動かすものを一つでも多く世界に残したい、って自分の人生の目標であり軸だったので。
理想の自分に近づけている感覚がした。
2022年5月下旬、ポートレート撮影の刺激が欲しかったのと撮影にお金が発生する写真というのはどういうものなのか知りたいと思ったので
TikTokでバズっているカメラマンに撮影の依頼をしてみた。
料金は三万円、安くない金額だ。
しかし、有名な人だったのと個性的な作風だと思っていたのでそのくらいなのかなとも思っていた。
結論はハズレ。
向こうが忙しいのもあるとは思うが、
前金で先払いしたのにドタキャンをされリスケされたり、データの納品も期日を余裕で過ぎていた。
写真も枚数的には少なく思ってたんとちゃう、みたいなことが多かったな。
まぁでもバズっている人側の貴重な意見を聞けたり、作業フローを知れたから学びは多かった。
彼を反面教師にして自分は依頼してくれた人を大切にしようと思えた。
経験に痛みはつきものである。
No pain No gainという言葉があるように、痛みの先にしかわからないことがある。
つまり痛みのある経験はとても価値のある経験なのである。
2022年は凄くそれを痛感したな。
2022年6月中旬、バンドのライブ撮影の依頼。
路上の繋がりが招いてくれた依頼だ。
自分が撮る写真の雰囲気や色味が好きだと言ってくれて
報酬ありきの依頼だった。
これは期待に応えなきゃと思ってそのバンドが扱うジャンル調べたり
そのバンドの曲を色々聞いてイメージ膨らませてたな。
ピンボケの失敗は少しあったけどトータルは期待に応えられたみたいで
良い写真が撮れた。
楽屋裏に入ったり、ステージの上で写真撮ったりと非日常の経験ができた。
6月~7月はポートレートを3~4人撮影しながら過ごしてた。
だいたいが紹介や新しい出会い、そのたびに考えたり、自分の能力の低さに打ちひしがれたり。
7月下旬、弾語組合の二回目のイベントで撮影。
この時に友人と対バンした女性のシンガーソングライターが後々嬉しい依頼をしてくれたり、、、。
8月、結婚式に一緒に仕事をした友人と都内でスタジオ撮影の練習をした。
前々からやってみたいと思っていて、人生で初めてのスタジオだったのでテンション上がったなー。
ライティングやストロボの使い方、制限のある環境のほうが工夫のしがいがることを学んだ。
不自由なほうが考える力がつくんですよね。
このスタジオ撮影の練習もなんでやったかって言うと、証明写真の撮影依頼がありまして、
弾き語り仲間の職場にバイトにきている大学生の就活用の写真。
もちろんそんなことやったことないけど、とりあえず引き受けるよね。
天性のYesマン?
その証明写真撮影が8月下旬。
緊張している学生さんの緊張を解きながら狭いスタジオで試行錯誤。
写真のレタッチは普段と違って肌補正とか印象明るくするためのレタッチで
新しい刺激だった。
結果良いものができて、学生さんも大満足。
実際の人事担当の社会人からも高評価をもらえてgoodでした!
何でも好き嫌いせずにいったん食べてみるのって大事なんすよね。
何が自分の糧になるかなんて食べるまでわからない。
食べる前に勝手に想像して拒むのって損な気がする。
同じく8月の上旬、こんなことが起きていました。
7月に撮影した時に対バンでいた
女性シンガーソングライターの櫻井里花さんがMVを作ってもらえないかとMV制作の依頼をしてくれた。
音楽と映像の組み合わせに関しては学生時代のダンス経験とPV制作の経験があったので自信があったので引き受けた。
そこまで面識があったわけじゃないのになぜ自分に?と聞いたら
Junくんの色味とリアルな感じの映像が好きだから、と。
心のそこから嬉しかった。
今までの依頼にももちろん価値を感じてはいたが、
それは自分が「役に立つ」から依頼が来ているのだと感じていた。
自分がやることの意味はない。
他の誰かでもいいものだと。
しかし彼女は自分の個性に魅力を感じ、自分の作品を見てくれている気がした。
「役に立つ」からではなく「意味がある」から。
それが嬉しかったし、自分の作風に魅力を感じてくれる人がいるんだと心の救いになった。
だからこそ全力で応えようと。
ヒアリングを重ね、長期間に渡りライブなどに同伴しながら撮影素材を撮っていくことにした。
曲に対する思いや考え方、彼女の哲学に共感して感動した。
絶対に良いものを作る、心に誓った。
9月中旬、別のMV制作の依頼がきた。
最初のほうに話したイベントを主催するTsurumauという音楽家のMV制作。
上旬にお話を頂き、急ぎみたいだったのでポンポンと予定を決めて
結構急ぎ足で撮影と制作に取り組んだ。1週間くらいで全部やったかな?
これは正直言うと、準備不足と想定不足を感じた。
依頼者であるTsurumauの方々には満足してもらえたようだが、色々と反省点を感じた仕事だった。
自分の慢心にかなり落ち込んだが、
同じ失敗は繰り返すまいと反省点はメモに残して振り返りを残しておいた。
ここでの一番の学びは自分の想定の3倍は素材撮りが必要だということ。
そんなこんなで9~11月は櫻井里花さんのライブに同伴して写真と映像を撮りつつ、友人バンドのライブ写真など撮影する日々。
先ほど好き嫌いの話をしたがここでもそれを痛感。
櫻井里花さんは県外でもライブを行う。
そのライブについていくと色んな方たちの音楽と触れることができた。
バンジョーという楽器を演奏する渋いおじさんや男に対する感情をテーマに曲をつくるカッコいい大人な女性。
自分は意外といろんなものを避けて触れないでいるんじゃないかな、と思わされた。
街やふれあい広場などで見かけるイベントの張り紙。
見かけはするが、実際にそこへ足を運ぶことは少ない。
面白そうじゃないから、興味がないから、自分の趣味じゃないから。
上手くは言えないが、興味の外にあるものに触れると意外にも
それは面白いと感じるものが多く、何より新しい発見がある。
まだまだ世界には自分の知らない世界や空間、人がいるんだなと深く思った。
25歳超えてもまだまだ興味って広がるんだって。
そして11月上旬、櫻井里花さんの最後の撮影。
素材ってのは溜まれば溜まるほど安心するものかと思っていたが
安心と同時に
これでいいものにならなかったらどうしようというプレッシャーも感じ始めてきた。
最後の撮影は絶対にこけたくない。
何度も絵コンテ、撮影フローを見直して当日に挑んだ。
場所は使われなくなった山の中の廃線。
大自然の中で聴こえるのは草木が揺れる音と彼女の声。
天気は晴天。
生きてて良かったな、と思った。
なんとも言い表し難い不思議な空間に彼女はマッチしていた。
良いものが撮れた。
使える時間はマックスで使い切り、撮り切った。
約3~4か月撮り続けた素材はなかなかのファイル容量になり、
編集時間かかりそうだな~と思った。
11月9日に素材は取りきり、11月13日には8割方編集は終わり、
最終調整とカラコレカラグレをし、
櫻井里花の誕生日である11月16日にはYoutubeで公開することができた。
とりあえずの締め切りが11月終わるまでに~とのことだったのだが、
自分も予想外の編集の進みだった。
なにより楽しくて体感的にはトータルの編集時間は6時間くらい。
かなりの早いスパンで完成したMVは決して適当に作ったわけではない。
パズルのピースのように素材に合う場所がカチカチとハマっていったので
全く頭を抱えることがなかったのだ。
動画や映像編集は準備が8割と聞いたことがあったが本当のようだ。
自分はAfter Effectsという編集ソフトには慣れがあったが、
Premier Proというソフトは使いにくくて嫌いだった。
でも長時間の編集や複数クリップの動画編集はPrのほうが適している。
企業の案件もイベントのまとめ動画も使ったソフトはPr。
この1年を通してPrを使うことにストレスを感じなくなり、ある程度使いこなせるようになった。
櫻井里花のMV制作はその成果物たちの集大成のように感じて
1年の成長を感じることができた。
色々やってきて良かったな。
あ、あと書き忘れてたことあった。
自分が持つWastedMaterealというブランドについて。
かなり前にTシャツを数枚作ったきり、
Tシャツくんなどで中途半端にも色々作ったりしていたが、
しっかり作りたいと思っていた。
自分がホントに欲しいもの。タグもデザインしてしっかりしたやつ。
と長らく思っていたので作りましたよ。
ヘビーオンスのパーカー、スウェット。
日よけアウトドア用のキャップ。リフレクターワッペン。
4種類くらい作れたかな。
特に19オンスのパーカーは最高。
とても気に入っていて仕事に行くときに着たり、今も着てたり。
友達の誕プレにあげたり、欲しいと言ってくれる友達がいたり。
デザインを考えるときも基本英語で考えるのだが、
その時も英語表現の成長みたいなの感じて嬉しかったな。
映画や本、曲で興味ある英語表現だけ勉強し続けている。
勉強というより、癖がついてきたって感じ。
まだ海外行くの諦めてないから!!
許さんからなCovid-19!円安!
いつか海外の生活をnoteに書く日がくるだろう。←伏線
さて現在これを書いているのは2022年12月9日。
2022年のテーマは飛躍だった。
達成できただろうか。
何でもいい。
行動している限り、経験として自分に蓄積されていくのだから。
来年はどんな年になるかな。
普通の人や本当に現場で働いてる人からしたら
なにちんたら進んでんだよ。
そんなの全く現場の作業フローと違う。
と思われる気がする。
確かにやりたければそういう業界に就職して学ぶのが早い。
でも自分は一から全て自分でやりたい、考えたい。
一人でやるのは無理があるのは分かってる。
でもまだ無理になってないからとりあえず無理になるまでやるよ。
全部自分でやりたいのはとても傲慢でかなりのひねくれ独りよがり野郎だろう。
知らん。
やりたいからやる。
関係なし。
2022年に意識していたことが一つある。
それは好きと向き合うこと。
自分は刺激が好きだ。
新しいものに触れることや、何かに気づくこと。
そんなことを意識して月に一回は東京に足を運ぶようにしていた。
好きなアーティストのライブに行って、
演出やカメラマンの撮り方を見たり、
機材は何を使っているか、ライトはどこから当てているかとか
自分の目標や夢に近い場所が目の前にある。
そんな環境に身を置くことはとても重要に思えた。
ライブで曲を聴いて涙を流すのも好きだったな。
やりたいことは言葉にして外に出す。
メモに書いてもいいし、人に話すのでもいい。
それだけでできる確率が何割か上がるそうだ。
自分はやりたいと思っていたことが達成でき始めている。
これからもやりたいことを認識して達成していくだろう。
できる。
できない、やらない理由がない。
自分がやりたいと思っているのだから。
後先なんか考えてたら人生終わっちゃうよ。
日本や世界になんか期待するな。
期待に応えられるのは自分自身だけ。
コントロールできるのも自分自身だけ。
いつ最後がきても良いように今日も生きていく。
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