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〜トレンチコートマフィアとバッタを倒しにアフリカへ〜 2024/12/15

『バッタを倒しにアフリカへ』という本を読み終わった。

バッタの研究者がアフリカに行って蝗害の原因となるサバクトビバッタの研究をするという体験記だ。体験記なのでもちろんノンフィクション。

今、「ノンフィクション」という言葉を使って改めてこれがノンフィクションであるということを思い出した。それくらい現実離れしてる壮絶な話。おすすめ。

特にラストがとても盛り上がった。実在する人の体験記なのにこんなにクライマックスが熱いことあるんだって思った。おすすめ。

次は何の本を読もうかな。ドキュメンタリーを読んだので次は小説がいい。積読の中から小説を選ぼう。

本の中でも一回読んで満足するものと何回も読みたくなるものがある。本の面白さとかではなく、ジャンルとして『何回も読みたい物』『一回で満足する物』というのがある気がする。

例えば終盤でどんでん返しがあるミステリーなんかは一回で満足する物だと思う。一度目の衝撃を超えることはできないというのが理由だと思ってる。

今回読んだ本は何回も読みたくなる本だ。これを読んだ後は色々頑張れる気がする。

このジャンルは音楽にもあると思う。メッセージ性の強い曲はふとした瞬間に改めて聴きたくなる。

最近聴き直した曲だとCreepy Nutsの『トレンチコートマフィア』という曲はたまに聴きたくなる曲だ。Creepy NutsやHIPHOPに詳しいわけではないけれど、歌詞の内容や言っていることが他に類を見ないものだと思う。

トレンチコートマフィアにはトレンチコートマフィアにしか得られない栄養素があるような感じだ。

そういう本や曲をたくさん知っていると人にお勧めしやすいし自分の機嫌を取るために有効だと思う。これからの人生で頑張りたい時や自分に負けそうな時はバッタを倒しにアフリカへとトレンチコートマフィアを思い出して頑張ろう。

この二つが今の俺のトレンドだ。ちなみに、前までのトレンドは『君の膵臓をたべたい』だった。もう7回読んで7回泣いてる。人生で1番心に残ってる小説だし、俺が本を読むようになったきっかけだ。

キミスイがトレンドに入ることはもう無いだろう。もうレジェンド枠、殿堂入りしてしまっている。

これからもどんどん自分の中の殿堂入りを増やしていきたい。そしていつかトリコのフルコースみたいに、俺の人生の"殿堂"を作りたい。


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『藻野菜/@Moroheiya0225』

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