〜被庇護欲を理解、歯医者にて〜 2024/07/25
今日は1年ぶりぐらいに歯医者に行った。しばらく検診をしてなかったから虫歯がないことを祈り、戦々恐々としながら行った。
結果は虫歯0! でも、睡眠状食いしばりが酷いらしくてマウスピースを作ってくださいって言われちゃった。前まではそんなこと言われたことなかったんだけど、最近の不眠気味な体調が原因なのかな、と思ったり。今日はマウスピースの型取りだけ済ませて、次回お掃除とマウスピースの受け取りをする。
今日は歯医者に行って思ったことを書く。
歯医者にいる歯科助手さんが可愛いというのはかなり下手なあるあるだと思う。確かに昔から可愛い人が多いなと思ってた。あれはなんでなんだろう。マスクをしてるのは他の病院でも一緒だけど、何故か歯医者にいる人が可愛く見える。不思議だ。
そんな歯医者で今日は主に歯科助手さんが検査をしてくれた。歯科医師の人ははじめにちょっと来ただけで、レントゲン撮影から歯の状態のチェックからマウスピースの型取りまで、同じ女性の歯科助手さんがやってくれた。
その時、僕の口元を歯科助手さんが拭いてくれるという時間があったのだけど、その時に「あぁ、なんか良いな」と思った。別に欲情するとか性欲が満たされるとかそういう類のものではないけど、大人になってから「口元を拭かれる」という経験が無かったから今まで抱いたことない感情を抱いた。
これはある欲求が満たされている感覚なのではないかと思う。『被庇護欲』とでも言おうか、庇護欲は誰かを守りたいという欲求だけど、その逆、「誰かに守ってほしい」とか「誰かな世話をしてほしい」という欲求のこと。
例えばの話だけど、俗な例えをすると、世の中には『赤ちゃんプレイ』というものがある。自分を赤ちゃんのように扱ってもらったりするやつだ。赤ちゃんプレイを好む人もいるけど、感覚としてはそれに近いのかもしれない。
今までそんなこと思ったことなかったけど、自分にもその欲求があって、その欲求を満たそうとしてる人はこういう感覚なのだと初めて知った。意外な発見だ。
この感覚が「可愛い女性にやってもらったから」なのか、「女性にやってもらったから」なのか、「大人にやってもらったから」なのかは定かではないけど、とにかく自分の感性を刺激される者があったのは確かだ。これからも誰かにやってもらいたいとかは思わないけど、これが好きな人がいるんだろうなぁと思う。
被庇護欲は誰もが持ってることなのだろうか、それは分からないが持っていてもおかしくはない。人は疲れ消耗する生き物だ。それを癒してくれるものを欲するのはごく自然なこと。自分の世話を自分でしなくていいのならどれだけ楽になれるか。それを求めるのは自然なことだ。
被庇護欲を誰かに押し付けるのは良くないが、自分がそういう欲を持ってると理解するのは大事だと思う。自分への理解は人生を楽にすると思うから。
口元を拭いてもらうという行為で、こんなに考えることになるとは思わなかった。口元を拭かれ、自己理解が進むなんて人生は分からない。
今日からは食いしばりに気をつけながら眠らなければ。布団の中で考え事をするのは良くないらしいから、毎日のnoteも今は椅子の上で書いている。食いしばり、根本から治したいなぁ。
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