〜贅沢な一日〜　2025/01/26

　日曜日、早起きし、ご飯洗顔一通り済ませてから、今日は晴れていたので布団を干した。

　掛け布団のカバーとシーツと枕カバーを洗い、敷布団と掛け布団と枕を干し、洗い終わったものたちを干す。10時半くらいに一度ひっくり返し、13時には取り込んだ。

　布団って干した後1.5倍の厚さになってふわふわ度は2倍になってる気がする。毎日干したての布団で寝たいけど、それは流石なめんどくさい。多分布団の劣化も早くなってしまう気がする。

　1ヶ月に一度、苦労の後に訪れる幸せ。

　今日は晴れてる日曜なので、勉強らしいことはやめて趣味の時間を確保した。

　読みかけの本やネットの小説を読んだ。自分で小説を書いてみたりもした。前々から書きかけだったものに、自分の頭の中の妄想を足して、話を進める。

　今もそうだけれど、自分の頭の中にあるものを出すのはとても気持ちいいと感じる。出したいと思っても出せない時もあるけれど、どんどん出てくる時は何にも変え難い気持ちよさがある。絶頂とはまた違う、自分の頭がどんどん掃除されクリアになっていくような気持ちよさだ。

　不定期に訪れる幸せ。

　冷蔵庫に昨日の残りの牛タンがあったため、牛スネ肉とデミグラスソースを買い足し贅沢にビーフシチューを作った。

　計3時間近く煮込み、丁寧にアクを取り、肉をほろほろにしていく。

　最後に味を見て少し砂糖を加えて味を整え、最後に生クリームを足しちゃったりして。

　いい感じに仕上がった。濃さもちょうどよく具材も柔らかい。じっくりと丁寧に仕上げ、こまめに味の調整をしたおかげだ。

　牛タンのシチューなんて初めて作ったけど、やはりせっかく牛タンがあるのならそのまま焼いて食べたいと思った。でも、ビーフシチューも悪くないとも思った。

　人生で初めて訪れた幸せ。

　時間をかけて部屋を清め、欲を満たし、料理をする。贅沢な時間の使い方だ。

　こんな贅沢が毎日できたらいいのに。現実はそうもいかない。

　明日からは雨らしいし、明後日には憂鬱な予定がある。

　今日寝てしまえば贅沢な時間が終わってしまう。嗚呼、時間の流れと現実はいつだって非情。

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