〜予定が苦手で世界はモノクロ〜　2025/01/27

　明日はとうとう面接というものがある。苦労して色々準備しても刹那的なやり取りとその日の雰囲気で全てを決められるあの行事だ。本当に嫌すぎる。

　しかも明日は寒い中遠くに行かなければならない。早起きをして電車に揺られ自分を評価されにいくなんて、一体ここは何という地獄ですか。

　この面接のせいでここ1週間はずっと憂鬱だった。昔からそうだ。嫌な予定や大事なが入るとその前日、もしくはその前から気が滅入ってしまう。時には吐き気もするしご飯を食べたくなくなる。よく眠れなくなることもある。

　昔から計画性はある方だし、友達とお出かけする時は積極的に予定を立てる方だ。予定を立てるのは得意、でも予定そのものは苦手だなんだ。

　たとえその予定が楽しいものだったとしても、近づくにつれ所要時間は合っているだろうか、俺の計画は無理がないだろうか、と漠然とした不安に襲われる。前日になると、当日体調不良にならないだろうかという不安が芽生え、その不安によって体調不良になりそうになる。

　楽しくない・嫌な予定だった場合、その症状は顕著だ。1週間から陰鬱とした気分になり、いつも楽しい事が楽しくなくなる。いつもその予定のことが頭の片隅にあり、自我があると常にそのことを考えてしまう。楽しい嬉しい悲しいといった感情が不安に塗りつぶされ、世界から色がなくなったような生活を送ることになる。

　そんなわけだから、嫌で大事な予定の日は基本的な体調は優れない。その分色々な準備はしているけれど、緊張しいでもあるので実力が発揮できる見込みなどない。

　そんなことが分かりながら不安な気持ちになりながら、明日向かわなければならない。相変わらず世界はモノクロだが、今日は少しでも眠れることを祈るしかない。

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