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〜新海誠に囚われています〜 2025/02/12

 今更ながら、映画『すずめの戸締まり』を観ました。

 君の名は。、天気の子に続く新海誠の作品として公開当時は大ヒットしてたと記憶している。「観たいなぁ」とうっすら思いながら過ごしていたのですが、今更観てみました。

 面白かった。面白かったけど、それ以上に「どゆこと???」っていう所が多くて十分に楽しめなかった。考える余地があるとか、結末を観客に委ねてるとか、そういうことじゃなくて、色々説明がないまま物語が進んでいって頭の中ははてなマークだらけ。

 結局ダイジンは何がしたいの!? 急に出てきたウダイシンって何者!? なんで子供の頃のすずめに会えたの!? 結局地震の意味は? なんで宮城の扉は開けっぱなし? すぐ恋仲になりすぎじゃない??

 などなど、観終わってほぼ一日経ってもいまだに疑問が絶えません。

 こういう作品に出会った時、どういう解釈をすればいいのか悩む。

 理解できないのは自分の理解力が足りないからなのか、それともこの作品が説明不足なのか、その説明不足は意図したものなのか、それとも意図していないのか、意図していたとしたらこうやって色々と疑問を抱くところまでを作品として楽しめばいいのか。

 一体どういう解釈をすればいいのか、悩む。悩むというか、困る。

 パンフレットとか設定資料集を見れば疑問も解決されるのかもしれないけど、設定資料集は設定の一部であって物語ではないし、設定資料集を見なきゃ理解できないならそれは物語として破綻しているのでは……?とも思うからそこの線引きが難しい。

 すずめの戸締まりは、映画だけで理解できる作品なのか、それとも設定を理解してから観ないと理解できないのは作品なのか、誰かに教えて欲しい。

 すずめの戸締まりを観た人たちは、自分のように初見で疑問を持たなかったのか、純粋に楽しめたのか、聞きたい、全人類に、聞きたい。

 僕は、新海誠ワールドに囚われています。


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『藻野菜/@Moroheiya0225』

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