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〜趣味との付き合い〜 2024/12/3

『異次元の少子化対策』という小説を投稿しました。なろうカクヨムで。

異次元の少子化対策という言葉を聞いた時から面白い言葉だなぁとは思っていて、話が思いついたので書いてみた。書くのに2日ほどかかって見直し含めた投稿するのに3日くらいかかってしまった。その間他のことを疎かにしてしまった。

だけど、やっぱり小説を書くのは楽しい。自分の頭の中にあるものを厳選して脚色して出力するのは他に変え難い楽しさがある。

まだ自分の書いたものが評価されたり多くの人に読んでもらったりした経験は少ないけど、そのうちたくさんの人に読まれたらいいと思う。

趣味をどこまで突き詰めるか、どこまでこだわってやるのかっていうのは割と難しい問題だと思う。

例えば、小説の執筆だったら最初は誰にも見せずに1人で書いて、その次にどこかのサイトに投稿してみたりして、更にその次には賞に応募して……みたいな感じで突き詰めたりこだわったりすることができる。

でも、突き詰めれば突き詰めるだけ楽しくなるというわけではない。それが難しいところだ。

最初は自分で書いた小説をいくつかのサイトに投稿していたけれど、少し前に賞に応募してみようと思い立って、いくつかの賞に応募したことがある。結果が出たもののまだのものもあるけれど、しっかりと賞金が付いているような賞はそう簡単に取れるものではない。

応募したほぼ全ての賞で落選してしまうことだろう。そうなれば送った作品は誰の目にも触れることなく俺のパソコンの奥深くにしまわれるだろう。

できることならいつかは何かの賞をとってみたいけど、今はそこまでのこだわりはない。物語を考えて、小説を書き上げること自体が楽しいから目に見える形で身を結ばなくても自分にとってはプラスだ。

そう思ってはいるけれど、「賞に応募しよう」と決めてから応募用の小説を書き上げるまで、少し苦しかった。

応募の締め切りまでに書き上げなきゃいけないのに、中々続きが思いつかなかったりして、今まで楽しく書いていたはずなのにタイムリミットが設定された途端「急がなきゃ」という気持ちが先行していってしまった。

書くことは楽しかったけど、賞に応募しようと考える前の方が楽しかった気がする。

そうなってから、きっと自分には賞に応募するという趣味の楽しみ方は向いていないのだろうなと思った。今まで通りどこかのサイトに投稿していた方が純粋に楽しめる。

こういう風に趣味はどこまでこだわるかによって楽しさが変わると思う。その基準は人によって千差万別で趣味によっても多種多様だ。

他にも趣味でコーヒーのハンドドリップをする時があるけれど、そんなにコーヒーの勉強とかはしていない。こだわりすぎて知識を詰め込み始めるとコーヒーを楽しむことが疎かになりそうだからだ。

趣味で野鳥を観察することもあるけれど、野鳥の勉強はたまにしている。野鳥の姿や鳴き声を覚えると、遠目から見た時に「あれはオナガかな」とか、鳴き声を聞いた時に「これはジョウビタキかな」とか分かったりして楽しい。

突き詰めたりこだわったりすることによって楽しさが増す趣味もあるのだ。

どの趣味とどう付き合うか。人によるし趣味によるし、意外と難しい問題だと思う。


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