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【祝1周年】ポケモンスリープを1年間やった男【気付き】


祝☆ポケモンスリープ1周年!!!


昨年リリースされた睡眠計測アプリ『ポケモンスリープ』
みなさん、やってますか? 僕は毎日やってます。

リリース日にインストールしてから毎日欠かさずプレイ(睡眠)して、もうすぐ1年。1周年記念フェスティバルも近づいてきまして、ワクワクと期待でプレイ(睡眠)が捗ります。

今日はそんなポケモンスリープを欠かさず1年やっていた僕がポケスリで得た気付きと感想を紹介していく。ちなみに、僕は無課金勢です。


そもそもポケモンスリープとは、どんなゲームか。

ポケモンスリープは『ポケモンの寝顔を撮って、寝顔図鑑の完成を目指すゲーム』です。睡眠計測自体は目的ではなく、睡眠を行うことによって集まってきたポケモンの寝顔を撮影することが目的です。

プレイヤーが訪れた島にいるカビゴンと一緒に寝ることで、そのカビゴンの周りに集まってきたポケモンの寝顔を撮影する。やることはそれだけ。

画面中央にいるのが一緒に寝てくれるカビゴン

ちなみに、プレイヤーは『寝る』意外にもやることがあって、それは『カビゴンの育成』

この一緒に寝てくれるカビゴンが大きければ大きいほど、カビゴンの下に集まってきてくれるポケモンも増えます。なので、日中は1日3回ご飯をあげたり、きのみをあげたりしてカビゴンを大きくしてあげます。

そして、夜は一緒に寝て朝は集まってきてくれたポケモンの寝顔を撮る。

このゲーム、寝るだけじゃないのです

とは言っても、別にご飯あげ忘れたからゲームオーバーとかではないし、難しい操作もないので小学生から老人まで誰でも楽しめる。


そして、このゲーム最大の魅力が『ポケモンの可愛い寝顔』

このポケモンの寝顔がとにかく可愛い。寝顔を見れるだけでもやる価値がある。

イーブイ
ピカチュウ
タマザラシ
キュウコン

可愛すぎない!!!?

僕が特に好きなのはイーブイのげんきいっぱい寝

まず『げんきいっぱい寝』というネーミングが良い。

ポケモンスリープ特有のデザインと他では見ることができないポケモンの寝顔、これは他では見れない唯一無二。これがポケモンスリープをやる "価値" です


基本的にこの寝顔を集めていくことが目的です。
睡眠→寝顔撮影→睡眠→寝顔撮影を繰り返すことで寝顔図鑑の完成を目指します。

そう、このゲームにおいて睡眠計測というのは、手段に過ぎないのです。

「自身の睡眠の性質を理解し、より良い睡眠ができるようにしよう!」

ではなく、

「ポケモンの寝顔を集めるためにスコアの高い睡眠をしよう。スコアの高い睡眠をすれば自然により良い睡眠ができるはずだぞ!」

という印象。自身の睡眠にゲーム性がプラスされ、ゲームを効率的にクリアするためにはより良い睡眠が必要なだけ、ということに割と序盤で気付かされる。

睡眠の質向上を目的としてポケモンスリープを始める人は、もしかしたら、普通の睡眠計測アプリの方が適してるのかもしれない。


そして、このゲームでは寝顔を撮影したポケモンを捕まえることができる。ポケモンの本編と同じように、野生のポケモンを捕まえて仲間にすることができるのだ。

上にも書いた通り、ポケスリでは一緒に寝てくれるカビゴンの成長度合いによって睡眠のスコア(≒寝顔撮影できるポケモンの数)が決まるのだが、仲間にしたポケモンはこのカビゴンの育成を手伝ってくれる。

ポケモンごとにスキルや能力が決まっていて、カビゴンに食べさせる食材やきのみをたくさん持ってきてくれる子や他のポケモンの体力を回復させてくれる子など、多種多様な能力でこちらをサポートしてくれる。色んなポケモンも触れ合いながら共に眠ることができるのだ。

しかし、その多種多様さが悲しい現実を生んでしまう。

『格差』である。ゲームにおいてキャラや能力が増えれば必然的に『外れキャラ・弱いキャラ』が生み出されてしまう。それは宿命だ。

このポケモンスリープというゲームも類に漏れず弱いキャラというのが存在する。個人的な意見だが、上の画像のリオルはポケモンスリープの中でも屈指の弱いキャラだ。

「強いポケモン弱いポケモン、そんなの人の勝手」
という名言があるが、運やプレイスキルの要素がほぼないポケモンスリープにおいては『弱いポケモン』というのは確実に存在する。悲しい現実だ。


でも、安心して欲しい。決して弱いポケモンだから使うことができないわけではない。

例えば、これが対戦ゲームだったら弱いポケモンを使うことは不可能だろう。弱いポケモンばかり使っていたら勝つことができない。

でも、これはただポケモンと一緒に睡眠をするだけのゲーム。好きなポケモンを使っているからクリアできない、なんていうことはない。

もちろん、強いポケモンを使えば攻略は早まるが、

「リオルが好きだからパーティに入れたい!」
「ピカチュウが好きだからライチュウに進化させたくない!」

というこだわりはいくらでも通すことができる。

ポケモン好きにとってこれ以上嬉しいことはない。


このゲームは自身の睡眠と向き合うゲームなので、基本的に他人が介入する余地はない。一応フレンド機能はあるが、別にフレンドがいなくても十分成立するゲームだ。

しかし、「より良く、より強くありたい」というのは人の性。ポケモンスリープをやっていれば誰しも『強さ・攻略』というものを考え始める。

そうなると、ネットで強いポケモンや効率的な動きを調べるようになる。そうなると、自然と自分より高いスコアを出してる人、強いポケモンを持ってる人が目に入る。

「より早く、より強い睡眠を……!!」

こうなってしまってはお終いである。こんなことを考えながら良い睡眠なんて取れるはずがない。

これはマジで思う。ポケモンスリープにおいて自分と他人を比べること程愚かな行為はない。

他人と比べてしまうと、自分のポケモンに満足いかなくなり、思ったような睡眠ができない・スコアが伸びないこと自体がストレスになる。睡眠の質を測るアプリでストレスが溜まるとか意味が分からなすぎる。

もちろん、強いポケモンを求めて厳選したり、より効率的な動きを調べること自体は何も悪いことじゃない。苦労して捕まえたポケモンには愛着が湧くものだし、なによりゲームは攻略するものだから。

でも、このポケモンスリープは他人ではなく自分と向き合うゲーム。自分の好きなポケモンと健康的な睡眠ができればそれは100点満点だ。スコアが低くても100点だ。

それを肝に銘じてプレイした方がいい。そういうゲームだと思ってる。


自身と向き合い、ポケモンと出会い、可愛いポケモンたちと一緒におねんねする。

ポケモン好きにとっては今まで見ることができなかったポケモンの新たな一面を見ることができ、ポケモンを知らない人にとっては毎日毎朝、新鮮で新たな出会いが待っている日々を送ることができる。

とても素晴らしいゲームだと思います。僕はこれからもポケモンスリープを楽しんでいきます!

改めて、少し早いですが

ポケモンスリープ1周年おめでとう!!!



その他の気付き

ただの睡眠計測アプリと侮るなかれ。ポケモンごとの個体値(才能的なもの、同じポケモンでも個体値の差で能力に差がでる)が本編並みに細かく設定されていて、いくらでも強さを追い求めることができる。その反面、高いスコアを出したかったら時間をかけて厳選しなきゃいけないのでめんどくさいかも……


今まであまり注目されず人気もなかったポケモンも、ポケモンスリープでは強いことがある。今までスポットが当たらなかったポケモンが注目されるのは嬉しいね


通常、ポケモンスリープで睡眠計測する時はスマホで行うけど、一晩中充電しながらスマホの電源をつけっぱなしにしなければいけないので絶対にスマホの寿命が縮む。僕もスマホで計測してる時は朝起きた時スマホがアチアチになってた。ポケモンGO Plus+というデバイスを使えばスマホを使わずに計測ができるから便利だけど、録音機能はないので寝言は聞けない。それだけが残念。



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『藻野菜/@Moroheiya0225』

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