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うまくいくようになった人の話を聞いても自分のものにならない理由

同じような境遇から悪循環を抜け出して、羨ましい地位を手にしている人を時々見かける。


何がきっかけで今に至るのかを聞くと結局人がいつ気づくのかはその人のタイミング次第なんだと思わされる事が多い。


なぜならそのきっかけを聞くと出来事はほんの些細なことであったり、自分も経験したことがあるようなことなのにそこからだからだ。


先日も生きづらさに悩む人のためにカウンセラーをしている方がどのようにして彼の信念に行き着いたのか、そのきっかけを尋ねたところ、同じ出来事に対して前向きに捉えられたのが彼、後ろ向きに捉え続けているのが私だった。


普段からむりやりポジティブに考えさせようとする人ではないが、この時に彼が確信した気づきは生きづらさを抱えていることに対するポジティブな面そのものだった。


物事は常々捉え方が9割、運が1割だと思う。



私も時々大きな気づきを記事にすることがあるが、やはりそこに対して「わかる!」と思う人は同じ気づきを得たことがある人に限られていて、気づきを披露しても同じように受け止めるとは限らないのは、仕事で質問をした時にどんな答えが返ってくるのかが人によって違うことからも実感する。


彼が伝え続けてくれている生きづらさに悩む人が気づくと変わるポイントに心から理解できる日がきたら、私も今とは違うところにいるのだろうか?


私の気づきがやってくるタイミングが待ち遠しい。



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