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さあ「共創」の時代へ。きら星BASEは、チャレンジ支援拠点へとリブランディングします

こんにちは。新潟県湯沢町・三条市で移住促進事業を中心としたまちづくり会社、きら星株式会社の代表をしております、伊藤綾です。

リブランディング前のコピー

この度、2019年10月より「町と人をつなぐ交流拠点」として、コワーキングスペース・シェアオフィスきら星BASEを運営しておりましたが、開業5年目にあたる2024年5月よりリブランディングをすることに決めました。

リブランディングの背景

では、どのように変えるかと言いますと・・・

▶︎Before:町と人をつなぐ交流拠点
▶︎After:チャレンジ支援拠点

チャレンジ支援拠点としてエッジを持たせることによって、ここにあつまる目的や、どのような人たちと、どのような世界観をつくっていきたいのかを明確にしていきたいという狙いがあります。

結果的に交流拠点は失敗した

最初のブランディングとして打ち出した「交流拠点」は、成功もしたけど、総じて言えば失敗したとも捉えています。

運営を始めてやっていく中で、地域の中の一部から「交流拠点」としての機能の必要性を求められてきました。
つまり、利用者の多くである移住者だけでなく、施設を有料で利用を想定していない地域の方も利用をする私設公民館的な機能のことなのですが・・・

この施設は、湯沢町から土地建物をマスターリースを受けて賃料を支払い、自己資金で改修をした上で転貸をしている、完全に民営の施設です。
おかげさまでテナント区画は8割が埋まり、自社オフィスとして利用しているために運営人件費を抜かして考えているために、人ひとり雇えるくらいの営業利益が出ています。(詳しくは、下記の記事にて解説しています。)

完全民営の施設ゆえに、誰でも来ていい、誰でもウェルカム!(=フリースペース)をしていると経営が悪化してしまいます。

ですが、そんなことは全く周囲からは関係がないこと。
・地域交流を目的にしてるのに、なぜ利用に金を取るのか?
・有料だから、入りにくい
・きら星の伊藤は拝金主義
などなど、色々と言われてきました。(笑)

これは、交流拠点という名前を打ち出しているが故に生まれる誤解やすれ違いなどがあるなというのが5年間積み重なってきました。

開業当初に考えていた、新しい働き方で働く人たちとの交流は、成功したといえます。コワーキング利用者がつながり、協働し、共創することで、さまざまなプロジェクトが生まれました。(当初の想いについては、上記READY FORの記事もご参照いただけますと嬉しいです)

しかし「交流拠点」が持つ、誰でもウェルカムというイメージは、我々がコミュニティマネジメントをする上では難しさの原因でもありました。

共創することで、チャレンジする人を支えたい

地域内外のいろんな人が集まり、働き、コラボレーションをすることができるコワーキングスペースとして蘇らせ、湯沢町が再び輝きを取り戻す拠点、【きら星BASE】にしたいと考えています!

READY FORでのクラウドファンディング紹介文より引用

設立当初からある想い。
「集まり、働き、コラボレーションをすることができるコワーキングスペース」=協働
そこから、
「地域での挑戦者があつまり、共に地域を創っていく」=共創
というために存在する場所として進化していきたいなと思うようになりました。

きら星BASEに集うのは、
誰でもいい▶︎地域での挑戦者(踏み出しているか否かは問いませんが、挑戦したい気持ちや、挑戦できていないことに対してのモヤモヤを持っている方)

きら星BASEの役割は、
交流拠点▶︎チャレンジ支援拠点

きら星BASEが提供する価値は、
協働▶︎共創

変更後のコピー

対象を絞ることで、どのように転ぶのかはわかりません。
(使い方は今までどおり、コワーキングもシェアオフィスもやっています)

だけど、自前で運営している施設だからこそ、誰にでもいい顔をするのではなく、明確にこういう方とつながりたい・こういう人を応援したい・こういう人と一緒にやっていきたいという姿勢を打ち出すことで、新たな価値がまた生み出される予感がしています。


住みたいまちをつくる 仲間を増やす
きら星株式会社のミッションを体現するリブランディングだなと今は思っています。今後とも、どうぞよろしくお願いいたします。

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ほぼ毎日、好き勝手つぶやいてます。仕事のことも、プライベートのことも、ごちゃごちゃだしオモテウラはありません。
それでは、きら星の伊藤綾でした!


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伊藤綾(もや)
「魅力的なまちで溢れかえっている世界を」作り「地方で暮らす人を増やし消滅可能性都市をなくす」ことをミッションに動くまちづくり会社社長。湯沢町で暮らす2児の母でもある。