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社員インタビュー:本間 翔太|きら星株式会社 燕三条オフィス|入社満1年

ベンチャー企業は規模や性質上、スピード感や裁量権の範囲も大きい環境で働くことができ、成長ややりがいを一層感じやすいのが魅力の1つ。きら星株式会社(以下「きら星」)もそんな1社ではありますが、一方で、子育てや家庭、プライベートの時間とのバランスが取りやすい柔軟性のある職場環境も整えています。ゆえに、さまざまなバックグラウンドを持つメンバーが自分らしく働きやすい形で活躍しています。

本記事では、入社から一定期間が経過する中、さまざまな業務に挑戦し、取り組んだ結果、メンバーにどのような変化があったのかを振り返りながら、これからの1年間をどうしたいか、といった個々の成長・変化を軸にまとめています。仕事・プライベートの両面から聞くことができるのも、きら星で実現できる働き方ならでは。

本間 翔太 プロフィール

入社:2023年9月
所属:燕三条オフィスにてフルタイム勤務
業務:
・燕三条オフィスのマネジメント
・移住検討者のコーディネーター(相談対応、現地ツアー案内など)
・法人営業
・ロカキャリWeb記事制作
出身:新潟県新潟市、現在は燕市にお住まい
家族:妻、子ども1人、猫たくさん

▼入社インタビューはこちらから

-転職/Uターン移住者の誘致に注力へ

 前回インタビュー時は、移住した方が転職しやすいような受け皿を整えておくべく、仕事を紹介できる企業さんの新規開拓をメインで行っていました。その甲斐あって、紹介先は半年ちょっとで30社以上増えましたね。法人営業はある程度軌道に乗ったのでペースを落とし、現在は三条で転職移住する、三条に戻る人(Uターン)を増やす活動に力を入れています。移住後、定着してもらいやすいんですよね。

 その目的のために、きら星として外部の交流コミュニティとの接点をたくさん作り、つながりを持つことに取り組んでいます。
 例えば、「にいがた鮭プロジェクト」や「FlagsNiigata」などがあります。県外に出た新潟出身者同士が集まり、情報交換したりアクティビティを通じて交流したりとゆるくつながるコミュニティです。にいがた鮭プロジェクトについては9割の方が新潟出身の学生と社会人となっており、新潟日報社が主催しているため学生とのつながりが強いです。FlagsNiigataは20-30代の社会人がメインになっていますが、参加する方々の6〜7割は東京在住という特徴があります。

 実際にイベントや交流会に参加してみると、三条出身の人ともよく出会いますし、会話の中で意外に「いつか地元に戻りたい」との声も多いことに気づきました。とはいえ、移住の温度感はまだ低く、行政やきら星などに移住相談をしに行くハードルは高いので、まずはつながりを持ち、この気持ちをもっと高めてUターン移住につなげていきたいです。

FlagsNiigataのイベントでは、バリスタとカメラマンという2役で活躍!

-入社して1年:プレーヤーからマネージャーとして自覚と成長

 大きな変化はマネージャーの責務を全うできるような自覚と視野を得ることができたことです。
 きら星には当初からマネージャー候補として入社しましたが、半年以上はプレーヤーのような動き方しかできておらず、よく代表の伊藤(以下「綾さん」)からも「それは職務放棄だよ」と指摘を受けていました。燕三条オフィスの全体的な動きやメンバーの業務進捗などが見えておらず、自分の仕事をこなすだけで終わっていました。

 マネジメント業務は未経験で、何をすべきかもわからず四苦八苦していたのですが、顧問として関わってくれている三ツ目株式会社の澤さんから、マネジメントの”いろは”を学ぶようになりました。「マネージャーとは」「チームで数字を見るとは」「俯瞰的にプロジェクトを見るとは」など、マネジメントの考え方から動き方までを吸収し、少しずつですがわかってきました。それでもしばらくはしんどくて、仕事ができない自分に情けなさもあり、本気で退職しようと思い詰めていたのですよ。そこからのV字復活です(笑)!

 実は「もう辞めよう」と退職まであと一歩のタイミングで、綾さんからの「今少ししんどい」の発言で、「自分もつらいんだ」と発散してしまいました。周りからの勧めもあり、とりあえず1週間休むことに。休み中は寝たり、弥彦山に登ったり、友人知人に悩みを吐露したり、仕事と離れて過ごしていました。すると、なぜか吹っ切れたんです。
 肩の力を抜いてリラックスをしながら仕事に向き合おうというマインドになってみると、コツが掴めるようになって。自分でも不思議だったのですが、休みを挟んでリセットされたのかもしれません。周りからも「本間さん、圧倒的に成長している」とフィードバックをもらうことが増えました

-チームでの動きを意識、対面でのコミュニケーションも重視するように

 V字復活を遂げ、現在は燕三条オフィスのチームとしてどう効果を最大化させるかなどをしっかり考えながら動くように意識しています。
 具体的には、私は拠点全体の数字を見ながら次の打ち手を考えるべく、拠点内で週1のアップデートミーティングを行っています。数字から読み取れる現状から課題を見つけ、次の打ち手を考えています。全体の動きを決めて、タスク割り振りや進捗管理を行っています。

チームとしての成長が見えるようになりました

 情報共有の方法も変更しました。これまではスプレッドシートや何かしらファイルに、情報や数値データを入力して、それをslack上で共有して終わりでした。しかし、画面上のデータだけでは定性的な情報を伝え合うことはできず、チーム内の目線合わせや意思疎通が円滑に進まず、思わぬミスコミュニケーションの恐れにもつながってしまいます。
 現在はできるだけ対面で会話する仕組みを作り、数字で語れない情報共有まで、ちゃんとお互いの顔を見て細かい粒度で伝え合うようにしています。実質的には、打合せの数は増えてはいますが、質の高いインプットの機会になっているので、パフォーマンスは上がっているように感じています。実際、顧問や綾さんからも「良いチームになったね」「歯車が回り始めているね」と評価してもらえるようになりました

-チーム体制が3人に、お互い補い合えるようになった

 特にマネジメントに関する悩みを多く抱えていたのですが、当時は気軽に壁打ちできる存在はおらず、自分一人で抱え込むことが多かったです。
 三浦さんとは仲が良くさまざまに話せる一方で、どうしても職務上は上司と部下の関係になってしまうため、マネジメントに関する相談はしづらかったですし、綾さんは湯沢にいてそもそも離れているため、気軽に1 on 1もしづらい環境。
 そんな中、社会人経験もマネジメント経験もある久田さんが入社し、ちょっとした相談の壁打ちができるようになったのは自分にとってとてもありがたいです。しかも、明確に答えや反応が返ってくるので、それを自分なりに咀嚼して週次の打合せで議論するという好循環が生まれています。PDCAがうまく回っていると強く実感できますし、何より仕事が楽しいと心から感じます。

新体制になってお互いの強みをより活かせるように

-プライベートではボードゲームカフェ運営を実現、外との関わりしろを創出

 趣味のコーヒー屋さんは、活動の幅が広がり、イベントやマルシェでの出店も増えました。過去には無印良品の店舗内でさせていただいたりもしました。また、やりたかったボードゲームカフェも月2回、入居しているシェアオフィスのMe.で開催するようになりました。きっかけはなんと、新卒で入社して私にボードゲームの面白さを教えてくれた先輩との偶然の再会です。5年ぶりくらいにたまたま三条市内で遭遇して、話の流れで一緒にボードゲームカフェをやろうとのことで、今一緒に運営しています!ボードゲームカフェは盛況で、いつも20人くらい集まってくれます。ほぼほぼ固定のメンバーも多いですが、いつも数人は新規の方が遊びにきてくれます。

 僕自身はこういう関わりしろの機会は持ち続けたい一方で、比重はセーブしていきたいと考えています。上述の通り、仕事が楽しいんです。自分が考える戦略を実行し、それがしっかり効果として目に見えてくるようになったので、きら星の仕事に注力したいというのが今の気持ちですね。

-これからの1年:きら星の活動範囲を広げることに挑戦したい

 マネジメントの動きが良い波に乗ってきているので、それはしっかりとプラスの意味で現状維持したいです。その上で、挑戦も続けたい。きら星の活動範囲を広げていきたいと考えています。
 きら星での活動は、チーム全員の頑張りがあって湯沢と三条でそれぞれ移住者を増やすという実績を積み重ねており、活動拠点外からも評価を得つつあるので、培ってきたノウハウや信頼を生かして、もっと活動の範囲を外に広げていきたいです。

 仕事面では積極的に挑戦を続けていく姿勢は持ちながらも、子供の成長をより一層感じられるタイミングでもあるため、息子や家族との時間をしっかり取ろうとも考えています。土日は県外に足を伸ばしてみるなど、いろんな経験を一緒にしたいです。プライベートと仕事、両方を全力でやり切りたいですね!


We're Hiring!!

きら星では一緒に地域社会を変えていく仲間を募集しています。
住みたい街をつくる 仲間を増やす】ことに共感いただきつつ、インパクトを出す=結果を出すことにこだわりたい方からのご応募、お待ちしています!

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愉快な仲間たち! 女性の視点も入れていきたいところ。

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 きら星株式会社について:

代表 伊藤綾のnote:https://note.com/moya_itoaya/ 
        X:https://twitter.com/KirahoshiYuzawa 

この記事が参加している募集

「魅力的なまちで溢れかえっている世界を」作り「地方で暮らす人を増やし消滅可能性都市をなくす」ことをミッションに動くまちづくり会社社長。湯沢町で暮らす2児の母でもある。