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神を待ちのぞむ、を再読する頃合いに

高校生になって、書店で興味本位にS.ヴェイユを手に取って、憑かれるように読んでいたのは、ちょうど統合失調症を発症した時期と被る

待ちぼうけながら、とても良い。再読して、音楽に喩えて共振しているような言葉や、愛の方向づけについてのセンテンス。魂の状態ではない、そう、愛について語ったあの一文がずっと、20年間ものこってた。。

こんなに取り憑かれながら、強烈に神聖な庇護をしてくれる存在、言葉はホントに激烈熾烈である。
個我がなくなるように、融け込んでゆく。スンダルシングの事も聖者としておもいだした

そうして、業みたいなテーマは、ある種のトラウマめいた習慣を着けて、気が済んだら修了で、去ってゆく。。まるで、みんなカルマにゾッコンなのだ、とそう言わんばかりに

水汲み場で夜半感じる、あの四大素霊は、途端におそいかかるようで、そそくさと逃げるのだけど、あれは僕自身だった。おもいなおして道を遠回りして帰ると、まるで夢見心地でいる自分をそのまま持ち返るように家中が様変わりする

HAPPY AND...

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