【動画制作会社が教える】動画制作会社の"本当に正しい"選び方
こんにちは!
動画制作サービス「ムービクル」を運営している、株式会社アナザーパスの高橋です!
今回の記事では、ズバリ「動画制作会社の選び方」について説明していきます!
「えっ?動画制作会社がそんなこと説明しちゃっていいの?」
「自分たちに依頼してほしいんじゃないの?」
とお思いの方も多いと思いますが、、、
「その通り!もちろん当社にご依頼いただきたいです!」
というのが本心です。笑
ただ、私たちは"動画を通じてお客様の商品の魅力を正しく伝える"ことが目的であって、あるお客様にとって私たち以上に最適な会社があるのであれば、そちらを選んでいただきたい、とも思っています。
ぴったり合う会社って、お客様によって全く異なってくるので!
なので、今回は皆さまが自分にとって最適な動画制作会社と出会えるよう、「動画制作会社の本当に正しい選び方」
について説明します!
動画制作会社の選び方
早速本題に入りますね。当社が考える「動画制作会社の"本当に正しい"選び方」は次の通りです。
※重要な順番に書いています。
1.ヒアリング・取材を重視しているかどうか
これ、めちゃくちゃ重要です。
皆さんには、必ず動画を作りたい理由・目的があり、伝えたい商品・会社・人の魅力があるはずです。
当然のことですが、動画を制作する側も、それらを皆さんと同じ、いやそれ以上に理解していないと、皆さんの魅力が伝わる動画が作れる訳がありません。
動画制作会社への依頼において、一番多い失敗が
「なんか思ったのと違う」
です。
これは、
「自分が本当に伝えたいことが伝わってこない動画」
になってしまっている、ということです。
なぜ、そのようなことが起こってしまうのか。
それは、ズバリ「事前のヒアリング・取材不足」です。
動画というのは、撮影方法・編集方法・原稿(セリフ)・BGM・演者の演技といった、様々な構成要素があり、それら一つひとつが動画のクオリティに影響します。
そして、これらの具体的な内容を決めるのに最も重要な要素が、「事前のヒアリング・取材」なのです。
事前にお客様に取材を行い、
なぜ動画を作りたいのか
動画を通じて実現したい目的
動画を通じて視聴者に伝えたいこと
アピールしたい商品の機能や特徴
代表者の想い
などを深掘りして聞くことがマストです。
ヒアリングシートを書いておいてください
どんな感じの動画がいいっすか?
言われた通りの構成で作りますよ
とか言ってくる会社は、まず選ばない方が良いです。
動画制作の目的や想いなどを真剣に聞き、その実現のために最適な企画案を出してくれる会社が良い動画制作会社です。
しつこいですが、最適な企画案を出すために必要なのが、「事前のヒアリング・取材」なのです!!!
じゃあ、
「事前にヒアリング・取材を行って、お客様の目的達成のために最適な提案をします」
って言っている会社ならOKなんですね!わかりました!
いいえ、そうではありません。
ヒアリング・取材というのは、インタビュアーによって"質"が大きく異なるんです。
ニュース番組で放映される映画監督へのインタビュー、記者会見でのインタビュー、スポーツでのヒーローインタビューなど、全部に共通することですが、
インタビュアーの質問によって回答の質が全然違いますよね。
もっと言うと、
「質問内容や雰囲気作りによって、相手を気持ち良くさせて、いい答えを引き出せるか」
はインタビュアーの力量次第な訳です。
たとえ同じ質問事項であっても、インタビュアーによって得られる回答の質・密度が全く異なってくる訳です。
なので、結論、
「事前にヒアリング・取材を行って、お客様の目的達成のために最適な提案をします」
と謳っていることは大前提で、
「取材に慣れていて上手な動画制作会社」に依頼すべき
というのが正解となります。
「動画制作力=取材力」であり、
「動画制作会社の価値=取材力があるかどうか」
と言っても過言ではありません。
2.担当者の人柄・姿勢
2番目に重視すべきは、制作会社側の担当者の人柄・姿勢です。
特に、
話し方
レスポンスの速さ
は重視してください。
話し方は、人によって感じ方は違うと思いますが、大切なのは「誠実さ」が感じられるかどうか、です。
また、レスポンスの速さも大切です。
この業界にいるとよく分かるのですが、制作会社の中には「当たり前のようにレスが遅い」会社が結構あります。
特に商談〜受注決定まではレスが速くて、受注が決まってしまえばレスが遅くなる、というのは制作会社あるあるです。
そのような、"社会人としての常識"をしっかり持っていて、当たり前に実行できているか、は重要視しましょう。
ちなみに、人間同士なので「相性の合う合わない」があるのは当然です。
「悪い人ではないんだけど、なんか苦手なんだよな〜」
と言語化が難しい違和感を覚えたら、その会社には依頼しない方が無難です。
3.制作実績
ご自身が制作を希望している動画のイメージ近しい制作実績を持っている会社だと、より安心して発注できると思います。
とはいえ、これは最低限の実績があればOKです。
なぜかというと、一度でも動画制作会社を探したことのある方ならお分かりかと思いますが、どの会社も「大体どんな種類の実績もあります」って言いますよね。笑
テレビCMや映画、CGを使った映像などの場合は例外として、
採用向け動画
会社紹介動画
商品PR動画
であれば、実写・アニメーション問わず、満遍なく実績を持っている動画制作会社がほとんどです。
また、実際に制作実績の動画を再生してみても、大体似たようなものばかりだと思います。
そうです。
ほとんどの動画制作会社の純粋な制作力(撮影・編集技術)は、そこまで差がないのです。
差が出るのは、制作の前段階の企画(コンテ)を作成する場面です。
そして、またまたしつこいですが、良い企画を作るには「事前のヒアリング・取材」の質がとても大事です。
なので、ヒアリング・取材力が高い企業に任せようね、という結論になります。
4.料金
最後に料金です。
単純に提示された価格の数字だけを比較するのではなく、その金額で対応してくれる内容まで比較しましょう。
あと、動画制作を検討する際に多いお悩みの一つとして、
「相場が全くわからない」
というものがあります。
結論、相場はありません。
制作会社によって、全く同じ動画の制作でも、規模や担当者によって異なります。
なので、見積もりを取る際には、「MAX出してもいい金額」をあらかじめ制作会社に伝えるとスムーズです。
私たち制作会社は提示された「MAX出してもいい金額」をもとに、松・竹・梅のように数段階分けた見積もりを提示いたします。
ヒアリング・取材力が高い動画制作会社の探し方
私の熱量からの分かる通り、動画制作会社を選ぶ上で最も大切なのは
ヒアリング・取材力が高い制作会社を選ぶこと
であることはお分かりいただけたと思います。
じゃあ、そんな会社どうやって探せばいいの?
この質問に対する答えは、
「一度、担当者の話を聞いてみる」
となります。
動画制作会社もホームページやサービス紹介ページなどをいくら見たところで、「ヒアリング・取材力」が高いかどうかなんて分かりません。
でも、一度でも話してみれば、その際に生じる会話や質問の中で、
「あ!この人はちゃんとこちらのことを理解しようとしてくれているな」
「的を射た質問をしてくれるな」
などが分かるはずです!
動画制作サービス「ムービクル」について
これは完全に当社の宣伝になってしまい恐縮なのですが…
当社のように、「取材が求められる別事業を行っている」というのも、「ヒアリング・取材力」が高いことの証明になると思います。
当社はもともと動画制作ではなく、記事などの文章制作を行ってきた会社です。
当社が制作する文章には、取材記事も多く含まれており、長年、インタビュアーとして取材を実施しそれを記事化する、という業務を行ってきました。
事前にヒアリング・取材を行って成果物を制作する、という意味では、
成果物の形が違うだけで動画でも記事でも同じことです。
そのため、当社では記事制作で培った取材力をそのまま動画に活かし、
「ヒアリング・取材を徹底的に行い、お客様の魅力をお客様以上に理解する」
ということをモットーに動画を制作しています。
本当にぴったりな動画制作会社を選ぼう
今回は、動画制作会社の視点から「動画制作会社の本当に正しい選び方」について語りました。
少しでも参考にしていただき、皆さんにとって最適な動画制作会社が見つかることを祈っております。
もちろん、当社へのご相談も大歓迎ですので、ぜひお気軽にご連絡ください!