帰ってきたゴーストバスターズ アフターライフ
公 開:2022年
監 督: ジェイソン・ライト
上映時間:124分
ジャンル:ファンタジー/コメディ
見どころ:全員集合
「周りで異変があったら、君は誰に電話する? ゴーストバスターズ!」
つくづく、映画というのは、音楽が大事だと思い知らされます。
聞くだけで血沸き肉躍るテーマソング。
ゴーストバスターズが1984年に公開されてから早40年余り。
根強いファンがいたりする中であったとしても、年月が経つとみられなくなってしまうのも作品の定めといえましょう。
女性が活躍するゴーストバスターズなどもあったりしながら、歴史の闇に葬られたりしつつ、ゴーストバスターズが帰ってきました。
脚本も書いたハロルド・ライミスが、2014年に亡くなったことで、ゴーストバスターズの続編というのが難しくなってしまったりと、様々な事情がありながら、ゴーストバスターズの意思を継ぐものたちが描かれるのが「アフターライフ」となっています。
軽いネタバレですが、「GS美神 極楽大作戦」の最終話において、ゴーストスイーパーである主人公たちそのものが悪霊になってしまって、成仏させられそうになる、なんていうものがあります。
アフターライフも、ハロルド・ライミスが演じていたスペングラー博士が、まさかのゴーストになってしまっている、というところの驚きと複雑な想いが交錯するところです。
現代と同じように時間が進んでおりまして、良くも悪くも、ゴーストバスターズの存在が忘れ去られつつある世界において、子供たちがゴーストバスターズの意思を継ぐ、というところに胸が熱くなるところです。
続編もでるアフターライフですが、本作においては、テーマソングの使いどころが、実に微妙なので、盛り上がるタイミングで使われることを次回作に期待したいところです。