大心劇場映画祭!
現在、高知の中芸地域で開催されている『ゆずフェス』。地域内の様々な魅力を見たり味わったり体験したりという26のプログラムからなる、およそ3か月にわたるイベントです。
そのラストとして12月14・15日(土・日)「ありがとう70周年! 大心劇場映画祭」が開催されます。
70年とサラッと言っておりますが、とんでもないことです。70年前、すなわち1954年が映画的にどういう年かと見てみますと『七人の侍』やシリーズ第1作目の『ゴジラ』が公開され、映画俳優では司葉子さん、石橋蓮司さん、佐原健二さん、芦屋雁之介さんらがデビューされています。やがて来る銀幕黄金時代の入り口あたりといえましょうか。
テレビをはじめとする娯楽の多様化、地方の過疎化、映画のレンタル・配信化、そしてコロナ禍……。楽しい時代だけではない、幾多の苦境も乗り越えて、今も安田の山中でまばゆい夢を上映し続けています。これはもうお祝いするしかありません。
そんな『ありがとう70周年!大心劇場映画祭』は12/14(土)と15(日)の2日間、しかも14(土)はなんとオールナイトで開催!
我らが「追い風ヨーソロ!」もその中で2回(予定)上映されます。そして出演者うち揃っての舞台挨拶をさせていただきます(ほぼ確定)。
他にも映画愛、大心劇場愛の溢れる作品群が登場します。作品のラインナップとタイムテーブルについてはまた別途お知らせいたします。
情報については
『追い風ヨーソロ!』のX(旧Twitter)アカウント@OikazeYosoro
または「ゆずフェス」予約サイトのプログラム24番で詳細ご確認ください。
【会場】
大心劇場
〒781-6427 高知県安芸郡安田町内京坊992-1
【木戸銭】
一般・1500円
高校生・1300円
小中学生・1000円
未就学児・0円
◆◆◆
『追い風ヨーソロ!』
【出演者】
大野仁志 我妻美緒 山川竜也 八洲承子 愛海鏡馬 豆電球
【あらすじ】
1889年、安田村。唐浜では通りすがったお遍路の男に看取られながら、ひとりの女が息を引きとった。そして安田川のほとりでは安田村を離れていた兄弟が偶然の再会を果たしていた。その前に父の仇だと刀をかまえる女が現れた……。
時は流れて現在、安田町。かつての安田村にいた面々と同じ顔をした者たちが集ってくる。他人の空似か、あるいは前世か。交錯する過去との因縁。時を超えて、彼らを包むように風が吹く。
全編高知・安田ロケ、上映は大心劇場による地産地消映画がここに誕生!