還暦ジジィの、ドラクエ10 その1
このゲーム、面白い?
今、やっているドラゴンクエスト10は、ネットワークで繋がった別のプレーヤーと協力しながら、物語を進めていくオンラインゲームだ。
だから、画面の向こうには人が居る。
もっとも、可愛いと思ったキャラは、実はオッサンが操作していたりする。
それを知らずに、ナンパしている奴もいる。
大剣を振り回す豪快なキャラが、実は小学生だったりする。
ある場所では、博打(ゲーム内通貨で)やっていたり、揉め事や喧嘩だってある。
プログラムされたAiじゃ考えられない動きも平気でやらかす。
思い出しながら書いていたらキリがない程だ、
剣と魔物の世界に人の実生活がシュールな雰囲気を醸し出している。オンラインゲームの面白さが、ここにある。
私流、楽しみ方。
ドラゴンクエストは、各地を巡りながら、強い武器を求め、魔物を倒して物語を進め行くゲームだ。
その他にも、オンラインゲームならではの、生活系コンテンツも楽しめる。
武器や防具を作る人、調理職人、作った物をバザーで売ったり、実生活の縮図みたいになっていたりする。
私の場合、派手なバトルとか不得意だし、ストーリーを進めるより、家を建てて、ハウジングを楽しむ事にした。
ゲームの世界と言えど、先立つものは、運とお金だ。
もちろんゲーム内通貨のお話だが、稼ぐ方法は色々あるけれど、職人作業で何かを作って売るのが堅実だ。
それに飽きたら、ストーリーを進めたり、クエストを受けてお小遣いと経験値を貰ったり、スローペース、マイペースの、ゆるゆるのドラクエ生活だ。
ソロプレイ
オンラインゲームは、他のプレーヤーと協力しながら、強敵を倒したり、ストーリーを進めたり、その共通体験をきっかけに仲良くなったりするものだ。
だけど私の場合は、人付き合いが下手なので、もっぱらソロで行動する事にしている。
ドラゴンクエスト10は、4人構成のパーティを組んで敵を倒して行く訳だが、ソロプレイの人は、自分以外の3名のキャラクターを借りる事になる。
借りて来たキャラクターは、他のプレーヤーのコピーで、AIが操作してくれる。
AI操作と言えども、上手く立ち回ってくれるし、何より他のプレーヤーが丹精込めて育て上げたキャラだ、下手な自分より余程強かったりする。
そんな訳で、仲間と一緒にワイワイやるも良し、ソロで気ままに好き放題やるも良し、プレイスタイルに合わせて、かなり自由度が高い。
Nintendo Switch 版のドラゴンクエスト10は、1つのアカウント契約で、4名のキャラクターを作る事が出来る。
だから、4キャラを同時に育ててパーティを組めば、他人のキャラを借りなくても済む。
ただ、4名分のレベル上げとなると、当たり前だが4倍、手間がかかる。クエストやストーリーのお話も、4名分だ。最近は、この4名分のストーリーを進めるのが億劫になって来た。やっぱり、1〜2名のキャラを厳選してストーリーを進めるか、思案中と言った所だ。
今、10カ月目だけど‥
ドラゴンクエスト10は、一つの世界に、いくつかのストーリーが織り込まれていて何年かごとに新しいストーリーが加わって行くから飽きない。
2012年の発売当初のバージョン1から始まって、2024年の今は、バージョン7の世界まで遊べる。
このゲームをやり始めたのが2023年11月。
この記事を書いている時点でまだ1年も経っていない。
現在の進行状況は、4名ともバージョン2のお話が終わった所で停滞している。先はまだまだ長い。
この4人、ストーリーは、停滞している代わりに、職人作業をやらせている。
調理職人、道具職人、木工職人、ランプ職人(武器や防具に様々な特殊効果を付加する職人)だ。
目的は、マイタウンを買って、街全体を自分好みにすること。
このマイタウン、数億ゴールドもする代物なので、せっせと職人作業で稼いでる訳だ。
職人作業は、ミニゲームになっていて、上手く大成功すれば、高値で売れる物が作れる。
材料調達、在庫管理、売れ筋商品を見極めて、苦労して商品を作っても、他のプレーヤーとの値引き競争になってしまい、収益が上がらない事もある。「ドラゴンクエスト」というより、「トルネコの冒険」みたいなプレイスタイルになってしまった。
街を眺めていると、可愛らしいキャラクターが通り抜けて行く。
一方、博打に負けてひっくり返っている奴も居る。
どれもみんな他のプレーヤーが操作している。
ゲーム機の電源を入れると、そこはもう一つの世界、昨日とは違った1日が始まる。