最近見た映画たち、アカデミー賞ノミネート作品もあるよ。
どうも24歳無職です。
最近「すばらしき世界」や「花束みたいな恋をした」と劇場ですばらしい作品を立て続けに見たので、映画欲が高まってます。洋画勢も負けてられんよ。アカデミー賞も近いですしね。
ていうか、学生じゃないと映画高いですね。大人1900円て。無職には厳しい。
時間がある人は金がなく、金がある人は時間がない。世の常ですな。
フランスに留学に行ってた友達に聞いたのですが、フランスはもっと安く映画を見れたらしい。なんでも芸術分野に政府が援助しているとか?で500円ぐらいで見れたとのこと。私もアメリカに留学してましたが、1000円もしなかった気が… こんなに高いとサブスクも充実してますし、映画館離れが進んじゃうんじゃないかなーとか思ったり。
それはさて置き、ここ3日間で4作品を見たので、紹介していきます。
①ミナリ
映画館にて鑑賞。今上映中です。アカデミー賞の作品賞にもノミネートされており、本命のノマドランドの対抗と予想されています。
農業での成功を夢見るアメリカに移住した韓国人の家族の物語。
風景がなによりキレイで、見てて和む。笑
クスッと笑えるシーンもあり、家族愛に笑顔になっちゃいます。ラストシーンの終わりの後の家族の生活をついつい想像したくなる余韻に浸れる映画です。
この余韻を作れる映画はなかなかないのかなと思います。
日本よりもやはり移民の国であるアメリカで大ウケだそう。アメリカの血がシンパシーを感じさせるんでしょうね。
②100日間のシンプルライフ
u-nextにて鑑賞。今は無料で見れるとこはないかな。
ドイツの映画。スマホと買い物の依存症の男と同僚が、家の物をすべて倉庫に預け、お金をかけ、ミニマリストに100日間だけなるというゲームをする話。
コメディ映画でテンポもよく非常に見やすい。でも、モノが溢れかえった社会に疑問を投げかけているメッセージはよく伝わる。モノじゃなくてもっと大切なものがあるよねって再定義してくれた。
私自身、服が好きで買い物をよくする。クローゼットはあまり着ない服で溢れかえっているので、心に響いてしまった。半年に一度は自分への戒めとして見たい映画。浪費はやめよう。
ミニマリズムのドキュメンタリーで「365日のシンプルライフ」という映画もある。こちらも面白そう。
③異端の鳥
u-nextにて鑑賞。こちらも今は無料で見れないと思う。amazonプライムでも見れるので、気になった方はぜひ。
第二次世界大戦中、東欧の国をさまようユダヤ人の少年の物語。孤児でありながら一人で差別などの不条理に抗っていく。
なんとこの映画、全編白黒でセリフもほとんどないです。しかし、なぜか引き込まれる。3時間もあるのだが、飽きなかった。少しでも気になった人は見てほしい。何かが残るはずです。タイトルの意味も劇中でハッと気づきます。
はっきりいって衝撃作です。グロいシーンもあるので注意。
④sound of metal
アマゾンプライムにて鑑賞。こちらもミナリと同じでアカデミー賞作品賞にノミネートされてます。そんな作品が無料で見れるなんて見ない手はないですよ。
ドラマーの男が耳が聞こえなくなってしまうという物語。
音楽をやる人間が音が聞こえなくなってしまうという残酷な設定。でも、病気と向き合い成長していく主人公に思わず感動しました。
この映画のすごいと思ったところは、主人公の病気の症状と一緒に映画自体無音になる時があるのですが、最初はあんなに音が聞こえない場面では、恐怖を私も感じたのに、最後はあんなにも心地よくなるなんて…
まさに恩人のおじいちゃんの言葉が正しかったんだなと思いました。
ぜひ見て確かめてください。
終わり方もめちゃめちゃタイプな映画でした。正直「ミナリ」よりも「sound of metal」のほうが好きですね。
おすすめ順は、
sound of metal
100日間のシンプルライフ
ミナリ
異端の鳥
それではよき映画ライフを。