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隠された温暖化の真犯人とは?世界の軍事費2400億ドル😭💵

今日から9月ですね🌕


この1週間は迷走する台風に振り回されました。
夏の台風は迷走すると言いますが、例年は南の太平洋上で迷走するのに今年は日本列島の上空で迷走したのです。
日本が温帯地域から亜熱帯地域に変化しているのが原因ではと言われています。

今年の夏も連日猛暑が続きました🥵
9月になっても秋の気配はどこへやらです💦

地球は沸騰しているようですね。
温暖化が進んでいるのだなと実感しています。ところが、この温暖化の最大の原因が実は隠されているのです。


その真犯人とは?!国際ジャーナリストの堤未果さんの本で見てみましょう。


「堤未果のショック・ドクトリンー政府のやりたい放題から身を守る法」より

「COP25の国際会議でも議論のテーブルからさりげなく外されている項目があります。
世界最大の化石燃料を消費している真犯人のことです。

2023年4月、スウェーデンのストックホルム国際平和研究所は、2022年の世界の軍事費が過去最高の2400億ドルに達したことを報告しました。
なかでも過去70年あまりで最高の伸び率を出したのがウクライナの640%増、アメリカやEUの納税者が負担した巨額の軍事支援を除いた額です。
ヨーロッパも冷戦以降最大の増額、今後もまだまだ上昇していくという予測でした。


世界で最も温室効果ガスを出しているのは各国の軍隊、ダントツの1位は、アメリカの国防総省です。
空軍の燃料費だけで年間50億ドルです。


アメリカは1997年の京都議定書でさんざんごねて、軍事関連の炭素排出量の報告義務から自分の国だけはずしたのです。
毎年報告しなければならないEU他45カ国も軍用機の分を一般飛行機枠に入れるなどして少なく見せる工夫はしていますが、さすがにアメリカだけ特別扱いはずるいということで2015年に免除を任意まで戻しましたが、任意なのでアメリカは報告しません。

さらに中国も軍事費世界2位なのにいまだに途上国枠なので報告義務無し。
イスラエルやサウジアラビアもインドも同様です。

炭素を世界一排出しながら、軍事産業はどの国にとっても機密情報扱いの分野ですから、今後も透明性はあまり期待できません。
多国籍企業がよく批判される、環境保護を謳いながら実際には環境破壊に加担している「グリーンウォッシュ」のまさにメガトン級と言えるでしょう。」


やはり真犯人は軍事費でした。
常に聖域扱いされる軍事関係。

SDGsでも軍縮は入っていません。
スウェーデンのグレタさんも沈黙です。スウェーデンが武器輸出大国だからでしょうか。

戦争で命を奪い街を破壊するだけでなく、平時でも環境を破壊し社会を貧困にする軍事費には反対です。



執筆者、ゆこりん

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