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転職者必見!学歴・職歴フィルターの真実

知ってて絶対に損はしない情報です。 先ず初めに、就職氷河期は学歴フィルターの壁にぶち当たった最初の世代ではないでしょうか。 団塊世代の親からすすめられ「とりあえず大学」が、いざ社会に出てみるとバブル崩壊の影響で就職率が悪化、学歴フィルターで「ふるい」にかけれらた世代でもあります。

氷河期世代の親の中心世代である団塊世代は、中卒でも楽に就職出来て、高卒でもホワイトカラーになれて景気の上昇気流に乗れた世代なので、学歴フィルターって言われてもピンとこないでしょう。
この記事では募集する側から見た学歴・職歴フィルターについての説明と、対策方法について説明して行きたいと思います。

学歴・職歴フィルターはシステム

結論から言うと「学歴・職歴フィルター」は単なるシステムです。

流れを簡単に説明すると、人材を募集したい中小企業のA社が人材紹介会社B社に依頼します。するとB社は「人材検索システム」を月額○○万円で提供してくれます。そしてA社はそれを使って希望に添った人材を検索して、オファーを出します。

システムの主な項目として。
①性別 本当はあっちゃいけないと思います
②学歴 偏差値まで出るシステムもあるらしい。。
③職歴 中途入社・年齢が高い人の場合重要になります。
④資格 
⑤正社員・派遣社員・契約社員
⑥居住地etc

①から⑥までを設定し、応募側と募集側とのマッチングを行うわけです。以下は募集側にとって最も重要な「学歴」「正社員・派遣社員・契約社員」について説明します。

学歴フィルターについて

残念ながら最初の段階では、採用側は応募する人の努力とか人柄はこれっぽっちもわからないので、上司や、会社から決められた募集方針にそって検索システムを設定してマッチする人材を抽出します。
中小企業だとリストアップは事務員にやらせてたりするので、本当に機械的です。

今の時代「会ってもらえればわかってもらえる」なんて通用しません。

「高学歴=優秀」と言う思い込みがある企業が多いので、中小企業ですら、最初は「MARCHや関関同立以下は取らない」とフィルターを厳し目に設定する企業が多いのではないでしょうか。
「いやいや、あんたの会社の安い給料でそんな高学歴こないって(笑)」みたいな設定をして、「募集が来ない」とクレームを入れてくる会社も結構多い様です。 そのうち「自分の会社の立ち位置」に気づいて、どんどんフィルターを「ゆるく」していくのですが、会社側にとっては自分の会社が格下げされてる感じがしてショックみたいです。

本音を言うと、上場企業以外の中小企業は「安い給料で優秀な人材」を採用したいので、ここでミスマッチが起こります。 就職氷河期世代は人口が多かったので、企業側も安い給料で奴隷の様に働かせることが出来たのですが。これからはその様な会社は淘汰されるでしょう。 

補足ですが、残念ながら現在の所「高卒」はかなり厳しいです。 大学進学率が過去最高の約60%となった今、高卒はハンデを背負っていると言わざる得ない状況です。

学歴フィルター 某A社システム
①旧帝大
②早慶上理 
③MARCH 関関同立
④日東駒専 産近甲龍
⑤高専
⑥専門卒
⑦高卒

正社員・契約社員・派遣社員フィルターについて

募集側が最初に設定するのですが、圧倒的に「正社員」経験者を採用したがる傾向があります。 これは単純に「正社員=しっかりとした職歴」と言う世間的な見方に従ってるだけで、深く考えてないと思います。

応募側にとっては死活問題なのに、契約社員、派遣社員と言うだけで「下」にみられてしまいます。 これが「正社員への見えない壁」となっている訳です。

まとめと対策方法

「学歴なんて関係ない!」なんて言ってる人がいますが、いまだに学歴について不毛な論争が繰り返されるのか? が大きな答えではないでしょうか。

私も派遣社員、契約社員を経験しましたが、正社員になるのは血のにじむような苦労をしました。 ここで分かったのは、履歴書に、正社員になりやすいどんな職種でも良いので「正社員」の経歴を入れる事が必要だと言う事です。

私は”たまたま”正社員を募集していたブラック職種の代表「飲食業」で正社員になれたのが大きかったのです。 その前の履歴については、ろくな見られ方をしないので「消去」しています。

学歴の関係ない職種はガテン系(有資格)、ドライバー(有資格)、やフルコミッションの不動産屋などの営業が多いです。ただフルコミッションの仕事は人の事を「使い捨て」としか思ってないので絶対におすすめしません。

私が思うのは早めに「自分にあった」職種につく事だと思います。 

好きな仕事ではありません、「向いている仕事」です。

幸せな生き方をする為に。 





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